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エース
「げっ!あんたは今朝の!」
グリム
「オレ様達を騙して、バラに色を
塗らせたヤツなんだゾ!」
ケイト
「騙したなんて人聞き悪いなぁ。俺も
やりたくてやってるわけじゃないん
だよ?寮の決まりだから仕方なく
やってるだけで」
デュース
「めちゃくちゃ笑顔でしたけど、」
ケイト
「まあまあデュースちゃん!寮の外
なら例のルールに従わなくていいし、
今のけーくんは後輩思いの優しい
先輩だから」
デュース
「ちゃ、ちゃん付けは
やめてください先輩!」
?「はは。それはケイトの
愛情表現だからな」
エース
「つか、隣のあんたは誰?」
トレイ
「おっと悪い。俺はトレイ。トレイ・
クローバー。ケイトと同じくハーツ
ラビュル寮の3年だ
君はオンボロ…ゴホンッ使われて
いなかった寮の監督生に着任した
新入生のレイだろう?
ケイトに聞いている。昨日はうちの
寮の奴らが迷惑かけて悪かったな」
エース
「って、ちゃっかり隣に座ってるし」
ケイト
「まーまー。せっかく同じ寮に
入ったんだから仲良くしようよ〜
とりま、アドレス交換で〜!」
スマホ。確か色々できる機械、
だったかしら?だいたいの常識は
昨日のうちに理解したわ
『ごめんなさい
スマホは持っていないの』
ケイト
「えっ、スマホ持ってないの!?
マジヤバ!天然記念物並みにレア
じゃん。最新期安くしてくれるお店
紹介したげるよ〜。今度スマホ選び
デートとかどお?」
『えっと、』
トレイ
「ケイト。新入生が引いてるから
ほどほどにな」
ケイト
「あはは、ごめんごめん!で、寮の
話だっけ?いいねぇ〜、会話が
フレッシュ!何でもお兄さん達が
教えてあげよう」
私は知っているから今は授業の勉強を
してもいいかしら?本を持って来ていて
よかったわ
〜〜〜
『!』
私は突然の気配に本を閉じマジカル
ペンを右手に持って後ろに退いた
リリア
「リリアじゃ。リリア・ヴァンルージュ」
「「!!??」」
『?』
グリム
「コ、コイツ、瞬間移動したんだゾ!」
リリア
「お主ら、わしの年齢が気になるとな?
クフフ。こんなにピチピチで愛らしい
美少年のわしじゃが、確かにそこの
眼鏡が言うように子供とは呼べない
歳かもしれんな」
確かに結構歳をとっているわね
鬼はだいたいそうだったもの
リリア
「にしても、そんなに警戒せんでも」
『申し訳ありませんわ。急に
別の気配を感じられたもので』
リリア
「よいよい。当たり前の事じゃ
ん?お主、そのペンの色は」ボソッ
私はマジカルペンを胸元の
ポケットに戻し、席に戻った
リリア
「見間違いか? ボソッ
遠くから見るだけでなく、気軽に
話しかけにくればよかろう。同じ
学園に通う学友ではないか。我が
ディアソムニア寮はいつでも
お前達を歓迎するぞ」
デュース
「あっちのメンツは全然気軽に
話しかけて欲しいって感じじゃ
ないけどな」
リリア
「クフフ 食事中上から失礼
したな。ではまた、いずれ」
そう言うとリリアは自分の
席に戻っていった
エース
「あっちの席と俺達の席、軽く20
メートル以上離れてんのに、俺らの
話が聞こえてたってこと?こっわ!」
トレイ
「ま、まぁ そんな訳でディアソムニア
寮は少し特殊な奴が多いイメージだな
魔法全般に長けた優秀な生徒が多い
寮長のマレウス・ドラコニアは世界
でも五本の指に入る魔道士と言われる
くらい」
ケイト
「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバ
だよね。つかそれを言うならうちの
寮長も、激ヤバなんだけど〜」
エース
「ほんっとにな!タルトを一切れ
食ったくらいでこんな首輪つけ
やがって。心の狭さが激ヤバだよ」
『お二人とも、後ろに』
リドル
「ふうん?僕って激ヤバなの?」
エース
「そーだよ。厳格を通り越して
ただの横暴だろ。こんなん」
デュース
「エース!後ろ!」
エース
「でぇっ!?寮長!」
ケイト
「おっと、リドルくん。今日も
激ヤバなくらい可愛〜いね♪」
『あらあら』
リドル
「ふん ケイト。あまりお喋りが
すぎるとそのよく回る口ごと首を
はねてしまうよ」
『…』
そんな軽々しく首をはねるだなんて
言わないで欲しいわ。首輪をつけ
られると言う意味なのは理解して
いるのだけれど、
鬼殺隊にとって、首をはねると言う
言葉は軽々しく言ってはいけないものよ
グリム
「ふな”っ!?コイツ、入学式で
オレ様に変な首輪をつけたヤツだゾ!」
リドル
「君達は、昨日退学騒ぎになった
新入生か。人のユニーク魔法を、
変な首輪呼ばわりするの、やめて
くれないかな。まったく
学園長も甘い。規律違反を許しては
いずれ全体が緩んで崩れるルールをに
逆らったやつは、みんな人思いに首を
はねてやればいいのに」
エース
「顔に似合わず、言う
ことこっわ」 ボソッ
言っていることは分かるわ
でも、でもね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『この人が規律違反をしたのね』
しのぶ
「ええ、そうみたいです」
お館様
「みんな、異論はないかな?」
「「はい」」
お館様
「では、首を」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本当に首をはねられる所を、
見ていないのに
リドル
「さあ、昼食を食べたらダラダラ
喋ってないで、早く次の授業の支度を
ハートの女王の法律・第271条
昼食後は15分以内に席を立たねばなら
ない
ルール違反は…おわかりだね?」
エース
「はぁ また変なルール」
リドル
「返事は、はい寮長!」
「「はい、寮長!」」
リドル
「よろしい」
トレイ
「まぁまぁ。俺がちゃんと
見張っておきますから」
リドル
「フン。君は福寮長なんだから
ヘラヘラしてないでしっかりしてよね
僕はハートの女王の法律・第339条
食後の紅茶は必ず、角砂糖を2つ
入れたレモンティーでなければならない
を、守るために購買に角砂糖を買いに
行かなきゃならないから、これで失礼
全く、シュガーポットに角砂糖を
切らすなんて重罪だよ」 ボソッ
それのどこが、重罪なのかしら
ケイト
「ひえ〜、焦った」
グリム
「超カンジが悪いんだゾ、アイツ!」
デュース
「コラ!失礼だぞ!」
エース
「そういや、俺タルト買って帰らないと
またケイト先輩に追い出されるわけ?」
ケイト
「そうだね〜。ハートの女王の法律
第53条でそう決まってるからさ
あと、リドルくんは特にホール
ケーキの最初の1ピースを食べるのを
楽しみにしてるから、きっとホール
じゃないと許してくれないよ」
エース
「仲良くしようとか言っといて、
そこは見逃してくんねーのかよ!」
『仲良くするのと法律は違うと思うわ』
ケイト
「そゆこと。それはそれ、これはこれ」
デュース
「しかし、タルトをホールで
ってだいぶ高くないか?」
エース
「げー、俺そんな金持
ってないんですけど」
ケイト
「じゃあ作っちゃえば?あのタルトも
全部トレイくんが作ったやつだし」
『確かにいいわね』
エース
「あのタルト、トレイ先輩が作ったの?
すげー!売り物みたいでしたよ」
トレイ
「はは、ありがとうな。確かに器具や
調味料なんかは一通り揃えてあるが
ただで提供するわけにはいかないな」
エース
「えぇ〜!?金取るのかよ!」
トレイ
「はは、後輩から金を巻き上げるわけ
ないだろ。次にリドルが食べたが
ってたタルトを作るのに、栗が沢山
いるんだ。集めてかてくれないか?」
エース
「どっちにそよ、めんどっ。で、
どれくらい栗が必要なんすか?」
トレイ
「なんでもない日のパーティーで出すと
すると、2〜300個くらいかな」
「「そんなに!?」」
トレイ
「栗に熱を透して皮をむいて裏ごし
するところまで手伝ってもらおうか」
それを聞いてグリム、デュースは
辞退しようとしたが、トレイ先輩が
作りたてが1番美味しいと言う発言で
釣られてしまった
栗の木は植物園の裏の森にあるので、
放課後植物園の前に集まることなった