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そして裏の森に来るも、栗を入れる
カゴやバケツを広い植物園内から
手分けして探すことに
グリム
「なあなあ、こっち来てみろよ
なんかフルーツが沢山なってる!
良い匂いなんだゾ〜!」
『取っちゃダメよ。あら?
これは、獣人の尻尾かしら?』
?「おい、何見てる」
グリム
「アンタここの管理人さん?
それにしては柄が悪いような」
?「こちとら気分よく昼寝してた
ところだってのに、凄い量の血と
毒の匂いをただよわせやがって、
最悪だ」
そう言えば、獣人は耳と鼻が人より
よかったわね。血と毒の匂い…
『ごめんなさい。そんなに匂うのね』
?「気持ちよく寝てたところを起こ
されて機嫌が悪いんだ。歯の
1本も置いてけよ
それとも、そんだけ血が匂い染み
つくほどのことをしておいて、歯の
1本を無理なんて腰抜けだったか?」
『あら?それでいいなら全然置いて
いくわよ?大切な睡眠を邪魔して
しまったんだもの。歯を一本で
いいのね?』
?「は?」
私達鬼殺隊は夜に活動して、昼は
鍛錬をして過ごしたりするから、
あまり睡眠時間はなかったわ
でも、寝不足で任務に支障がでたり
したらけないから、寝れるときに寝るの
だから睡眠時間が大切なのはわかるわ
それを私は邪魔してしまったもの
歯の一本くらいなんてことないわ!
グリム
「と、とりあえず、
早くずらかるんだゾ!」
?「レオナさーん!もー、やっぱり
ここにいた。レオナさん、今日は
補習の日っスよ」
レオナ
「はあ、うるせぇのが来た」
?「レオナさん、タダでさえダブって
んスから。これ以上留年したら、
来年は俺と同級生っスよ?」
レオナ
「あー、うるせえな。キャンキャン
言うんじゃねぇよ、ラギー」
ラギー
「俺だって言いたかないっス!もー、
やればできるのに何でやんないん
スかぁ。ほら、行くっスよ!
と言うか何で例の新入生が
いるんスか!匂いで鼻がもげそう
っスよ!」 ボソッ
グリム
「緊張したんだゾ!なんなんだ
あの凄みのある管理人さんは!?」
『管理人さんではないと思うわ
ほら、補習とか留年とか言ってた
じゃない?同じ生徒さんじゃない
かしら?』
その直後、エース達が見つけて戻って
来た為、裏の森にて栗広いを始めた
エース
「ちょいちょいちょい!なんで
そのまま拾ってるの?!」
デュース
「栗の棘に刺さって血が
出てるじゃないか!」
『これくらい全然平気よ?』
グリム
「平気じゃないから言ってるんだゾ!」
〜〜〜
トレイ
「お帰り。随分と沢山拾えたな
って、その手はどうした?」
エース
「こいつ、素手で栗を拾ったんだよ」
トレイ
「とりあえず手当をしよう」
『大丈夫よ!このくらいの怪我』
トレイ
「いいから。手を出して」
どうしてこれぐらいの怪我で手当を
するのかしら?鬼殺隊はこれくらい
日常茶飯よ。でも、
『ありがとう』
少し嬉しいのは何故かしら
トレイ
「ああ///」
〜〜〜
トレイ
「栗の皮を綺麗にむくのは、かなり
コツがいる。魔法で効率よくやって
しまおう」
デュース
「エースは魔法が使えないから地味に
手でむくしかないな。レイは手を
怪我しているからやめておこう」
『それなら気にしないで、はい!』
私はマジカルペンを持って
栗の半分ほどを空中に投げた
次の瞬間、マジカルペンは刀に
変わり、栗は綺麗に皮がむけていた
「「はぁ〜!!」」
エース
「いやいや、凄いの度合いを
もう越してるでしょ!」
デュース
「体育で運動神経がいい
のは知ってたけど」
グリム
「レイがちゃんと人間なのか
疑わしくなってきたんだゾ」
トレイ
「これを、刀で!どういうことだ」
エース
「トレイ先輩落ち着いて!」
ちょっと一悶着あったが
無事に裏ごしらえまで終わった
トレイ
「このマロンペーストにバターと
砂糖を加えて、最後に隠し味の
オイスターソースを適量加える」
「「オイスターソース!?」」
トレイ
「そうそう。カキからたっぷり出た
うまみがクリームに深いコクを与える
この、セイウチ印のヤングオイスター
ソース。有名パティシエならタルトに
これを使わないやつはいないぞ」
オイスター、ソース?
デュース
「マジか、かなり
しょっぱいソースだよな」
エース
「でも確かにカレーにチョコ
いれたりするし、アリなのかも」
トレイ
「プッ、アッハッハ!嘘だよ
犯しにオイスターソースなんか
入れるわけないだろ」
『???』
エース
「なんだよ!本気に
しちゃったじゃん」
トレイ
「ははっ!ちょっと考えればありえ
ないってわかるだろ。なんでも
うのみにせず、疑ってかかれって
ことだな。教訓、教訓」
グリム
「コイツ、優しそうに見えて
さらっと嘘つくやつなんだゾ」
トレイ
「次に生クリームを、あっ!お前達が
たくさん栗を取ってきてくれたから、
調子に乗ってマロンペーストを作り
すぎた。混ぜる生クリームが少し
足りないな」
デュース
「僕、買ってきますよ
学園内の購買部に売ってますか?」
トレイ
「あの店、だいたい何でも揃ってる
から売ってると思うぞ。ついでに
他にも買い出し頼んでいいか?」
トレイ
「牛乳2パック、卵2パック
アルミカップと果物の缶詰5つと」
デュース
「1人じゃ持ちきれそうにないな
レイ、一緒に来てくれるか?」
『ええ、もちろん』
グリム
「オレ様も行くんだゾ!もう
粉をマゼマゼするの疲れた〜!」
〜〜〜
❨購買部−Mr.Sのミステリーショップ❩
店主
「Hey!迷える小鬼ちゃんたち、
ご機嫌はいかが?」
ピクッ
鬼、
店主→サム
「ようこそMr.Sのミステリー
ショップへ。今日は何をお求めかな」
デュース
「あの、このメモに書いて
あるものが欲しいんですが」
グリム
「あと、ツナ缶が欲しいんだゾ!」
デュース
「コラ!ツナ缶はいりません!」
サム
「なになに?生クリームと卵と…
これまたSweetなラインナップだ
OK!今出してくるよ」
デュース
「おぉ、本当にあるのか」
サム
「はい、お待ちどうさま
思いけど持てるかい?」
〜〜〜
デュース
「レイ、そっちの缶詰の袋、重たい
だろう、僕が持つ。重たい袋を持つ
コツがあるんだ」
『そんなコツがあるのね
買い出しとか慣れているのかしら?』
デュース
「ああ。タイムセールの時に母さんが
とにかく買い込むから、毎回袋が
メチャクチャ重くて
うちは男手が僕だけだったから
そういう力仕事は僕が全部、っと
悪い。僕ばかり喋ってた」
『お母さん、大事にしてるのね』
私は、出来なかったわ
デュース
「いや、全然そんなことはない
俺は、母さんを…っいって!」
グリム
「あ”〜!卵が!」
デュース
「くそ、6個パックが1つ全滅だ!
ビニール袋ん中が卵だらけに!」
不良
「ってぇな!どこに目ぇつけて、って
お前ら昼に学食で俺のカルボナーラの
卵割った奴らじゃねぇか」
「レ、レイちゃんもいるじゃねぇか!」
『お昼ぶりですね。先輩方』
デュース
「角から飛び出してきたのは先輩たち
じゃないですか
昼休みだって、レイのおかげで卵が
食べれなくなったわけでもねぇのに
イチャモンつけてきて
こっちは今、卵1パック全然したん
ですけど?」
グリム
「そうだそうだ!」
不良
「んだと?俺のせいだって
言いてぇのか?」
デュース
「はい。卵、弁償してください
あとにわとりに謝ってください」
不良
「はぁ〜?卵ごときで大げさな」
「まだ地面についてないから
食えんだろ?細かいことごちゃ
ごちゃ言うなよ」
「割る手間がはぶけて、
よかったじゃん!」
「「あっはっはっはっは!」」
デュース
「…てんじゃねぇ」
不良
「あ?」
デュース
「笑ってんじゃねぇっつってんだよ!!
ごときかどうからお前らが決めること
じゃねぇ!
この卵はなァ、ヒヨコになれない
変わりに美味いタルトになる夜で
だったんだぞ!!分かってんのか
えぇ!?」
不良
「ヒッ、き、急になんだコイツ!?」
デュース
「卵6個分。弁償しねぇっつーなら
6発てめーらをぶっ飛ばす」
不良
「えっ、ハァ!?」
デュース
「歯ァ食いしばれゴルァ!!」
『あらあら』