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2日目はフライギでやろうと思います。
注意
文が下手すぎる
語彙力無いが故変な小説
展開早い
地雷様、純粋様逃げてちょ
BL ちゃん
これでも良いならお進みくだされ。
今日は随分とお天気です。ふふ、折角ですし散歩でも行きましょうかね。
お気に入りのシルクハットとスティックを握り、私はウキウキと外に出た。今日は快晴。雲一
つなく晴れやかに澄んでいる青空はなんて綺麗だろう。コツコツと足音を立てながら、庭園へ
久しぶりに行くことに決めた。上を見れば小鳥が歌いながら空を飛び、下を見ればはらはらと
落ちていった花びらの数々が目に飛び込んだ。
なんて良い気分でしょうか。庭園まであと少し。でもお腹も減ったので寄り道をしてしま
おう。 フラカスに教わったパン屋が近いのです。ちょうどいい。そこに行きます!
るんるんでパン屋へと方向変換。軽い足取りで向かった。店が近づけばほのかに香る小麦粉の
匂い。うん、良い匂い。匂いまで存分に堪能しながら扉を開けた。
カランカラーン。扉を開けた時の鈴の音がしたと共に「いらっしゃいませー」と声がした。
ショーウィンドウを覗けば沢山のパン。メロンパンにクリームパン、ドーナツとサンドイッ
チ。どれもこんがり焼かれていて、みるみる食欲を掻き立てられた。
わぁ…美味しそうですね。迷います…!
悩みに悩んで厳選したのはちぎりパン。とろとろ溶けてるチーズがたっぷりかけられていてと
ても美味しそうである。会計を済ませて店内のイートインスペースに腰掛けた。ふわふわとし
ている椅子に身を任す。まだ朝ご飯を食べていないんだ。空腹な私にちぎりパンを目前に置け
ば私を止められる者は居ない。丁寧に手を拭いて、いざ実食。その時だった。
「あれイギリス?」
途端に悪寒が背筋を走る。小刻みに手を震わせながら後ろを振り向いた。
ああああやっぱりそうだった。嫌な予感は大的中。赤、青、白の3色が並べられた 国旗にやけ
におしゃれなタートルネック。手に持っているのはフランスパン。そう彼はフランスだ。
「俺が勧めた所来てくれてんじゃーん、どうせなら一緒食べようぜ」
「誰が貴様と朝食を取りたいと言うんですか、はっ倒しますよ」
「おお怖い怖い(笑)」
はぁ。折角優雅な1日を始めれると思ったらこんな有様かよ。内心舌打ちが止まらない。無理
矢理隣席に座った彼を睨みながらパンを頬張る。美味しい、最高ですね。気持ちを切り替えて
パンを楽しむ。そうして一人で黙々と食べていたらふとフランスが声をかけてきた。
「フランスパン食い切れねぇな…あまりもん食べてくんない?」
ほら、食品ロスがどうこう言うでしょ、と言ってパンを差し出してきた。私の胃袋は暴走中。
遠慮なく貰うことにした。
「じゃあ貰ってあげます」
「OK、じゃあはい、あーん♡(笑)」
此奴、頭がおかしくなったのか…?一瞬フリーズした私に強引に口にパンを突っ込む。あがが
がが…ふざけんじゃない、怒りと恨みでいっぱいだった。でも食べさせて貰ったのか…どこか
で内心悪くない、と思ってしまった私がいた。
30分後。退店して改めて庭園へと向かった。オマケ野郎オマケ野郎を引き連れ
て、な。
到着した庭園はいつも通り美しくて、目が奪われてしまった。凛と咲くひまわり、華やかに咲
き乱れたユリ、そして何より、大きく根付いた薔薇。その薔薇は一際目立った花であった。私
のお気に入りの花。じっと見つめていれば隣でフランスがこうほざく。
「そうやって見てるのも絵になっちゃうなんて、ずるい奴め。」
私にはあいにく聞き取れなかったが、目があってニヤッとされたのはわかった。
「この庭園は私のお気に入りなんです(ドヤ)良いとこでしょ!」
「それは良かった、此処は私が作ったんだよ。満足して頂いてホント良かった」
「え?!…はぁ…?」
びっくり仰天、心は大騒ぎ。なんであんな奴がこんな良い庭園を作れるんだ。驚きと感心で
変な声が出そうになる。
「そういえば薔薇、気に入ってるんでしょ」
「え、ええ。」
相槌しか打てなくなった私を無視して薔薇を摘む。美しい彼に薔薇なんて相性が良すぎたみた
いだ。それよりあれって摘んで良いやつなのか…(汗)
「ん、あげる」
「へ?」
「気に入ったんでしょ、イギリスのためならあげるよ」
爽やかに微笑んで手渡しをしてくれた。一瞬両手が重なる。ドキンドキンと心臓が弾む。
この拍動、聞こえてませんように。照れくさそうに受け取った私の顔はきっと赤いだろう…
しっかり薔薇を握り、礼を返した。
「あ、ありがとうございます…」
「はっ照れちゃってる〜(笑)」
「黙りなさいしばきますよ」
今日は晴れ渡る美しい日。そんな日に、パンと友人と、それから摘んだ薔薇を添えた___。
いかがでしたか?リクエストはいつでも受け付けております!明日もお楽しみに〜