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💜💙短編集

第19話 - 💜💙　カタルシスを囁いて①

702

2025年04月22日

#オーメンズ

#O_MENZ

#BL

#O-MENZ

柑橘

おかめ「きっつん、ちょっといい？」

練習終わりの午後6時。水を飲みながら、帰りの支度をしていると、おかめさんから急に引き止められた。

狐「どうされました？」

おかめ「あのね、これ見てー」

そう言っておかめさんは自身のスマホを見せてきた。スマホの画面にはおかめさんのSNSのコメント。

狐「『おかめさんのASMR見たい！』…ですか？」

おかめ「そうそう、最近共犯者のみんなから、こう言うコメント多くてさ。俺もちょっと気になってたから、今度やろうと思ってね。」

狐「いいですね！」

おかめ「それで、マイクも買ったし、お試しの動画を前撮ったから、それきっつんに一回確認してほしいの。」

おかめさんは、お願い！っと両手を前に合わせて軽くお辞儀をする。ふわふわの髪の毛が、だらりと垂れる。

狐「わかりました！大丈夫ですよ！」

おかめ「本当！？じゃあ、家帰ったら動画送るから、感想お願いしてもいい？」

狐「わかりました！」

おかめさんは僕の返事を聞くと、安心したように自分の荷物をまとめ始めた。

僕も帰るために、荷物をバッグに詰めて、おかめさんと共にスタジオを後にした。

____

時刻は夜の8時ぐらい。夜ご飯も食べて、一息ついたところで、おかめさんからしゅぽんと小気味のいい音をたてて、LINEが飛んでくる。

おかめ『言ってた動画ね！感想よろしくね〜』

そう言って送られたメッセージの下には、画面が真っ暗の5分ほどの短い動画が送られている。

僕は、イヤホンを取り出し、スマホに繋ぐ。イヤホンが接続されたのを確認してから、送られてきた真っ暗な動画をタップする。

おかめ『やっほ〜。balance of O_MENZ、おかめだよ〜！』

いつもの挨拶をするおかめさん。安定感を感じながら、僕はスマホの画面を伏せ、目を閉じる。

おかめ『今日はね〜、みんなからの要望がいっぱいあった、ASMR動画だよ〜。いっぱい癒していくから、覚悟しててね〜？』

狐「ふふ、」

おかめさんのセリフに少し笑ってしまう。笑いが収まると、僕はイヤホンから聞こえてくる音に耳をすませる。

おかめ『じゃあ、まずは耳のオイルマッサージからね。』

イヤホンからごそごそと音が聞こえる。

多分、この動画を撮るために用意たのだろう。しばらくすると、ぱちっという音ともにオイル独特の粘質性の音がしてきた。

そしてまた耳あたりにぐちゅりとした音がする。おかめさんの優しい手つきで、耳を解されていくのがわかる。

狐「んっ」

少しくすぐったくて声を出してしまうが、おかめさんは気にせずマッサージを続けてくれるので、僕はそのまま身を任せることにする。

おかめ『ふふ、ちょっと奥触るね？』

オイルが波立つ音がする。

耳の奥が、おかめさんの指で、ぐちゅぐちゅと触られてる。

狐「ん”っ…ﾂは、ん♡♡」

徐々に指が奥に入ってきたのがわかる。頭に響く音も相まって、肩がびくんとなる。おかめさんはそれを気にせず、マッサージを続けていく。

おかめ『いっぱいぐちゅぐちゅしてるね…♡』

狐「あっ♡あ”うッ！はぅ♡」

イヤホンから聞こえる声と自分の声が重なるように聞こえてきて、さらに変な気分になってくる。僕はスマホをぎゅっと握りしめる。

じゅわりと、下着が滲むのを感じる。

おかめ『ふふ、いっぱい奥解れてるね♡』

ちゅぽんっと引き抜かれる指の音。

少し物足りなさを感じた状態で。スマホをみると、再生バーが最後付近になっている。

おかめ『今回はここまで！じゃあね〜』

おかめさんの、最後の挨拶で、動画は終了する。

息が荒い。気持ちいい。

なんて、頭がふわふわした感覚がする。

不意に、スマホに反射する自身の顔が目に入る。

顔が真っ赤で、息を荒くした自身が。

____

おかめ「おはようきっつん！この前はありがとうね！」

数日後のスタジオで、思ったより早く着いてしまって、後から来たおかめさんと二人だけで、話をする。

狐「いえいえ！おかめさんこそ、お疲れ様です！」

おかめ「おかげさまで、すごい好評なの！」

おかめさんは嬉しそうにしながら、スマホを取り出す。

おかめ「でね！あの動画なんだけどさ……」

そのセリフにドキリとしてしまう。

あるわけがないのに、あの動画に、興奮したのが、バレてしまったかもなんて考えが脳をよぎる。

おかめ「第二弾作ろうかなって、思ってて、第二弾も確認と感想お願いしてもいい？」

狐「へ、あ！第二弾ですか……」

安心したような、残念な気持ちに襲われる。しかしそれも束の間。

おかめ「でね、コメントで結構あったのが、もっと過激にしてほしい、って言われてて、第二弾は耳舐めにしようと思っててさ」

おかめさんはスマホを触りながら、僕に言う。

前の動画のせいで、おかめさんとの会話が、なんだかざわざわするのだ。

おかめ「で、きっつんが良ければだけど……また協力してくれない？」

おかめさんは俯いた僕の顔を見て、申し訳なさそうに話を続ける。

おかめ「だめ、かな？」

狐「……いや、大丈夫ですけど」

僕の言葉にぱあっと犬のように、明るくなるおかめさん。

おかめ「本当！？ありがとう！きっつん！」

そう言って、僕の手を握るおかめさん。少し嬉しそうにしているところが見れて僕も嬉しくなる。

_______

翌日の夜、ご飯前におかめさんからLINEが飛んできて、以前より少し長めの黒い動画が送られてくる。

感想と確認よろしくね、と添えられた文章で、前に言っていたASMR動画だと言うのが分かる。

狐「…ふー、さて…。」

以前のようなことはしない、と心に決めて、イヤホンをつける。少し覚悟をきめて、再生ボタンを押す。

おかめ『こんにちはー、balance of O_MENZ、おかめだよ！今回は、ASMRの第二弾だよー！』

おかめさんのいつもの挨拶が始まる。

僕は深呼吸して動画に神経を向けることにする。

おかめ『第二弾は、最初よりちょっと過激だから、気をつけてね。ふふ、みんなえっちだよねぇ』

にやにや、と聞こえそうなほど笑いながら、話し始めるおかめさん。僕は唾をのみこむ。

おかめ『じゃあ、最初からオイルマッサージしていくね！』

イヤホンから音が聞こえると同時に、ごそごそと物音もする。

狐「ん……ふ」

あの音が耳の近くを触る音だとわかると、少し変な気分になってしまう。しかしそんな僕の気持ちにおかまいなく動画は進んでいく。

おかめ『まずは、耳たぶからね』

そう言って、耳をぐちゅりと触られる。感覚がする。

狐「んあッ！っはぁ、んっ♡」

自分の口から変な声が漏れるが気にせず動画に集中する。耳の外側をぐちゅくちゅと指が出入りするのがわかる。前回と違って水音があるのもあって余計にいやらしい気分になってしまう。僕はイヤホンを握る力を少し強くして、刺激に耐えることにする。

おかめ『じゃあ次は……お耳の奥ね』

耳を奥深くまで弄られる感覚。頭がぼーっとする中、ぐちゅりとした音が、脳に響く。

狐「ぅあッ♡お”っ♡」

僕の気持ちにおかまいなく動画は進んでいく。耳たぶをくちゅりくちゅりと弄られたあと、今度は耳の穴に指が入ってきたのがわかる。

狐「ん”あ！やだっ……うぁ」

耳を触られるのとは違った刺激に僕は思わず声を出してしまう。

おかめ『…ふふ、えっち』

耳元から、おかめさんの声が聞こえる。僕は恥ずかしくなってしまう。しかしおかめさんはお構いなく、僕の耳を弄り続ける。

狐「あッ♡やだっ……んあ”っ♡♡」

ぐちゅぐちゅという音に加えて、くぷっという音も聞こえてくる。まるで、耳の中で音が反響してるかのようだ。

狐「はあっ！もっ♡やらぁ♡♡あ”うッ！」

おかめ『じゃあ、耳舐めるよ？』

音声と共に、ぬるりとした感覚が耳を襲う。ざらりと音が耳に響いてくるのが分かる。僕は耐えられず声を上げてしまう。

狐「ッ〜〜〜！？♡♡♡」

耳のなかで、ぴちゃっぴちゃという音が鳴り続ける。おかめさんの舌が耳の奥まで届いているのが感覚でわかるとさらに興奮してしまう。そして、その舌は僕の耳をなぶり始めた。ぐちゅくちゅとした水音と共に、じゅるりという唾液の音が聞こえてくるのがわかると、もうだめだった。

手を、下着の中に忍ばせる。自身のモノを、上下に擦る。

狐「ん、♡ふく”っ！おかめさっ♡♡きもちいッ♡♡」

僕は、おかめさんの舌の感覚や音に合わせて手を動かす。ぐちゅぐちゅと水音が響く。

狐「ん”ッ♡イくっ……イッちゃ、ん”ぅ〜〜〜〜♡♡♡」

びくびくっと、身体が震える。イヤホンから音が伝わってくると共に、耳の中で舌がじゅるりと音を立てる。僕はそのままくたっとベットに横になる。

狐「はぁ……はっ……♡」

おかめさんのASMR動画をおかずにしてイッてしまったことに少し興奮しつつも、恥ずかしくなってしまう。そんな気持ちを鎮めるように深呼吸をする。すると、おかめさんからのメッセージが来ていることに気づく。

『どうだった？』とだけ書かれた文字を見るだけでまたドキドキしてくるのが分かる。そのメッセージを既読にした後、『すごく良かったです。』と返信する。

するとすぐにまた、メッセージが飛んでくる。ありがとうね！と楽しげなメッセージをみて、少しいたたまれない気持ちになってしまう。

狐「…はぁ…。下着、洗いますか…。」

____

般若「お、おかめ！おはよう」

おかめ「あ、般若〜！おはよ、」

あれから数日後の練習の日。阿形は体調不良で、隈ちゃんは遅刻でくるので、最初はおかめさんと般若さんと僕のみの練習だった。

般若「そう言えば、ASMR動画見たよ、めっちゃ好評じゃん。俺もよく寝れたわ。」

おかめ「あ、ほんとー？よかった！きっつんに手伝ってもらった甲斐があったわ！」

おかめさんはにこにこと笑いながら、般若さんに返す。僕はそんな様子を少し見ながら、練習の準備を進める。

おかめ「ね！きっつん！」

おかめさんがそう言って、僕の肩に寄りかかってくる。

あれ以来、少しだけ意識してしまって、心臓がはねる。

狐「えと、あ、そ、そうですね！」

僕は声がうわずってしまう。それでもおかめさんは構わず、「ありがとね〜！」なんて言ってくるのがまた僕の心臓をどきどきさせる。

般若さんは一瞬、ぽかんとした顔をしたが、ニヤリとした顔をする。

般若「第三弾、楽しみにしてるって。」

狐「は、般若さん！！？！」

慌てて般若さんの方を見ると、ニヤニヤとおかめさんと僕を見つめてくる。一方おかめさんは、きょとんとした顔でこちらを見てくる。

隈取「わりー、遅れたわ。」

ばんっ、と扉が開いて、隈ちゃんが入ってくる。

隈ちゃんは、部屋の雰囲気を見て、頭にハテナを浮かべたまま、練習を始め出す。

二人も、それに続けて、練習を始めました。

助かった、そう思いながら、じわりと滲んだ汗を拭き取った。

おかめ「…ふふ、」

_____

あれから数日後の土曜日。久々に練習もライブも撮影もない休日。

ゆったりとした午前をすごし、お昼ご飯を食べ、一息つく。

午後は少し早めにジムでも行こうか、そう思っていると、おかめさんからLINEが届く。

おかめ『今から家来ない？』

狐『え？今からですか』

おかめ『そう、ちょっと手伝ってほしいことがあって。』

狐『わかりました！行きます！』

おかめさんからのLINEを見て、僕はすぐに身支度をする。

少し家まで歩いていく。インターホンを鳴らすと、玄関でおかめさんが待っていた。

狐「すみません、遅くなりました！」

おかめ「全然いいよー」

笑いながら言うおかめさん。そのままリビングに通される。ソファに座って待っていると、コーヒーを持ってきてくれたのでそれを受け取る。一口飲んで一息つくと、おかめさんは話し始める。

おかめ「実はね、ちょっと手伝って欲しいことがあって」

狐「はい！どうしたんですか？」

僕が聞き返すと、少し恥ずかしそうにしながら話し始めた。

おかめ「ASMR動画の第三弾が、作りたいんだけど、シチュエーション系のリクエストが多くてね？でもさ、シチュエーション系わからないからさ、とりあえず、きっつんにお試しでやってみて、どういうシチュエーションASMRがいいのか判断してほしいんだよね。」

狐「僕で、ですか？」

僕が驚いてそう聞くと、おかめさんはさらに恥ずかしそうな顔をしながら続けた。

おかめ「だめかな…？きっつんが、嫌なら断ってくれてもいいけど……」

狐「そ！そんなわけないです！」

僕は少し声を荒らげてしまった。おかめさんは驚いて僕の顔を見たあとまた笑った。

おかめ「よかった！じゃあよろしくね！」

狐「……は、はい」

そうして、僕はASMR動画の第三弾を撮影することになったのだった。

_____

おかめ「さて、きっつん、膝に座って！」

狐「ひ、膝にですか…？？」

おかめ「うん、マイクと同じようにしたいからさ、この位置がちょうどいいんだよね。」

おかめさんが、ぽんぽんと膝を叩く。

僕は少し照れながら、失礼しますと言っておかめさんの膝にゆっくりと座った。そしてそのまま座る。

狐「うう……」

なんだかいつもより恥ずかしくなってしまう。それでもおかめさんはお構いなしに話し始める。

おかめ「じゃあ、初めていくね…♡」

そういうと、おかめさんは手を僕の腰あたりに回し、逃げられないようにしてくる。さすがに覚悟を決めるか、と思い、ぎゅっと目を瞑る。

おかめ「…ふー、緊張しなくていいよ？」

狐「ｯひぅ！」

耳に風が当たる。そして、息が吹きかかると僕はびっくりして声が出てしまう。

おかめ「ふふ、かわいい♡」

そのまま何度も息を吹きかけられる。その度ビクッと身体が反応してしまうのを恥ずかしくて止められないでいると、耳元になにか違和感を感じた。

狐「……ッんひゃ！？」

僕の耳を何かが這う感覚に襲われる。

どうやら舌を入れられているようだった。おかめさんはそのまま耳の奥に舌を伸ばしていく。ちゅぷ、ぬちという音が頭に直接響いてくるようで頭がぼーっとしてくる。

狐「ほ、ほんとぉにｯ♡♡耳舐めるんですかｯｯ♡♡」

僕は必死にそう訴えかける。おかめさんは、舐めるのをやめずに続けた。

おかめ「そうだよ、ん、ほら、実際はマイク舐めるわけだし？」

ぬちぬちという音が直接脳に響いてくるような感覚に頭がくらくらしてくる。

狐「んあ”ッ♡♡はあっ♡やだっ♡♡」

僕はもう声を抑えきれなくなっていて、そんな僕の様子を見ておかめさんは嬉しそうにする。

おかめ「…きっつん耳弱いの？♡♡」

狐「よわくない、ですッ♡♡はうっ♡♡」

おかめ「……ふーん？♡」

もう恥ずかしいのか気持ちいいのかわからなくなってきてしまっている。おかめさんは舌の動きを止めずに僕に話しかけてくる。

おかめ「じゃあ……これなに？」

そう言いながら僕のズボンに手を伸ばし、僕のモノをズボン越しに掴む。

狐「ッ〜〜〜！！♡♡」

ビクっと身体が反応する。それでもおかめさんは離してくれず、そのまま話を続ける。

おかめ「……ふふ♡興奮してるんでしょ？♡ほら、ここもうこんなにおっきくなってるよ？♡」

狐「ん”あ”っ♡♡ち、ちがうッ♡♡」

おかめ「……違わないよね？」

そう言ってまた僕の耳に息を吹きかける。僕はそれにも反応してしまい声が出てしまう。そんな様子を見ておかめさんはさらに強く手を動かす。

狐「お”ッ♡♡だめですっ……それぇ♡♡♡」

おかめ「……ふふ♡きっつんかわいいね♡」

そう言うと、おかめさんの手が、自身のズボンを経由して、下着の中へと伸びてくる。

狐「お”っ！？だめですッ、おかめさッ♡」

おかめ「……ふふ♡きっつんてばえっちなんだね♡もうここ濡れてきてるよ？ほら見て？ぐちゅぐちゅ言ってるの。」

耳元でそう言われてしまい、顔が熱くなる。そんな僕を見ておかめさんはまた笑う。そしてそのまま耳を舐め続ける。僕は耐えられずに声がでてしまう。

狐「あ”ッッ♡♡だめだめだめぇ♡♡」

僕のモノからは先走り汁が出ているのか、くちゅくちゅという音がさらに聞こえてくる。おかめさんの手の動きもどんどん早くなっていく。

狐「ん”っ♡♡ごべ、ごめんなさいｯｯｯ♡♡♡あ”ッッ♡♡♡」

おかめ「ん♡いいよ、きっつん……♡♡いっぱい気持ちよくなってね♡」

僕はおかめさんにされるがままだった。しかしそれが逆に僕の興奮材料にとなっていたのは言うまでもないだろう。

狐「もッ、イッちゃいますぅ♡♡」

おかめ「うん♡イっていいよ♡♡♡俺の手の中で果ててごらん？ほら♡♡ぐちゅぐちゅいっぱいしてあげるからさ♡♡♡♡」

狐「お”ッッ♡♡♡イグッッッ〜〜〜〜〜！！！♡♡♡♡♡」

びゅく、と僕のモノから白い液体が放たれる。するとおかめさんは一旦手を離した。僕ははぁ、はぁと息を整える。

おかめ「ふふ……きっつんたくさん出たね？気持ちよかった？」

狐「あ、ご、ごめんなさい…ッ、動画のお試しなのに…ッ！」

僕は泣きそうになりながら謝る。するとおかめさんは笑って、「いいよ、気にしないで？」と言ってくれた。僕はその優しさにホッとすると同時に、申し訳なさでいっぱいになってしまった。

おかめ「…っふふ、ここまでやってるのに気付かないのさすが天然だね。」

狐「…？」

おかめさんはそう呟くと、僕のズボンに手をかける。そのまま下ろすと、先ほど射精したものが、いやらしく糸を引いているのが見えた。その状況に頭が追いつかない僕はただ呆然としているしかなかった。そんな僕におかめさんはまた耳元で囁くように言うのだ。

おかめ「“動画のお試し”の続き、しよっか♡♡」

狐「へ……？ッあ”っ♡まっ、てくださぃいッッ♡」

おかめさんはそのまま僕の後ろの穴に指を入れていく。最初は異物感しかなかったが次第に快感へと変わっていくのがわかった。

狐「お”、おかめさっ♡♡これも、動画にｯｯｯ♡♡するんですか…ｯｯｯ♡♡♡あ”ッッ！？♡」

おかめ「んー？しないよ？俺がしたくてしてるだけ♡♡ほら、きっつんの中締め付けてくるよ？そんなに欲しいの？♡♡」

狐「ちがッッ♡♡ん”おッ♡そごッッッ♡♡♡らめですっっ♡♡♡♡♡」

おかめ「ふふ……ほんとかわいいね♡♡♡」

そう言ってさらに激しく指を動かす。僕の頭は快楽に染め上げられていき何も考えられなくなる。

ごりゅ、と音を立てておかめさんの指が僕の前立腺を押し上げた。

狐「ッあ”〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡♡♡♡♡」

ビクビクっと身体が痙攣し僕はまた果てた。それでもおかめさんの指の動きは止まらないまま、さらに激しく動かされる。頭が真っ白になり何も考えることができない状態のままただ快楽に身を任せるしかなかった。

おかめ「ふふ、またイキそうだね？♡いいよ、何回でもイカせてあげるからさ♡♡♡」

狐「あ”ッ♡♡♡おかめしゃッッ♡♡♡♡」

おかめ「……ん？なぁに？」

そう言って僕の耳をぺろりと舐める。それだけでもイってしまいそうになるほど敏感になっていた。僕は必死に声を振り絞って言う。

狐「きすッッッ♡♡キスしてくださぃ♡♡♡」

もう完全に理性が飛んでしまっていて、ただひたすらに気持ちよくなりたいという欲求で頭がいっぱいだった。

そんな僕の言葉を聞いておかめさんはにこっと微笑んだ後、僕にキスをした。

その優しいキスだけで達してしまいそうになるほど頭がおかしくなっていた。

そのまま舌を入れられ口の中を犯されていく。歯列や上顎まで丁寧に舐められていき全身が性感帯になっているような感覚に陥る。

くちゅりという音が脳に直接響いてくるような錯覚に陥りながらも僕は必死におかめさんの舌の動きに合わせて自分の舌を動かしていた。

しばらくして口が離れると唾液が糸を引くようにして離れていくのが見えた。それがとてもいやらしく見えてさらに興奮してしまう。

おかめ「ふふ、きっつんキス好き？♡」

狐「……ッあ♡すき、です……ッッ♡♡♡」

おかめさんは僕の答えに満足そうな笑みを浮かべるとまた深い口づけをしてくるのだった。

そのまましばらくキスをしていたがやがて口を離される。銀色の糸が伸びていき、ぷつりと切れるのが見えると同時に物寂しさを感じてしまった。

そんな僕を見ておかめさんは頭を撫でてくれる。それが心地よくて、つい手に擦り寄ってしまう。おかめさんはそんな僕を見てくすりと笑うとそのまま行為を続けた。

狐「ん”ぉ♡♡♡あ”♡♡♡おがめしゃッッ♡♡♡」

おかめ「きっつんだけ気持ちよくなるのずるいなぁ…俺も気持ちよくなりたいんだけど、いいよね？♡」

そう言ってズボンから自身のモノを取り出す。それは既に大きくなっていて、僕のよりも大きくて、これが今から僕の中に挿入ってくると考えるだけでお腹の中がキュンと切なくなってしまった。

そのままずちゅんっ♡♡♡っと奥まで突かれる。それだけでまたイッてしまいそうになるほど気持ちよかったがおかめさんは容赦なく動き始めたため僕はただ喘ぐことしかできなかった。

狐「ん”おッ♡♡♡あ”〜〜〜ッッ♡♡♡♡♡♡」

おかめ「ふふ……きっつんの中あったかくて気持ちいいね……♡♡もっと声出していいよ♡♡」

そう言いながらさらに動きを早めてくるので僕は何も考えられなくなるほどだった。おかめさんのモノが僕の中を擦る度に目の前がチカチカして意識を失いそうになるくらい気持ちよかったのだ。

狐「ん”お”ッッ♡♡♡あたまおかしくなりゅ……♡♡♡♡♡」

おかめ「……ッ♡きっつん、すっかり女の子になっちゃったね？♡♡俺ので気持ちよくなってくれてるの嬉しいよ♡♡」

そう言ってさらに激しく動かされる。それだけでまた達してしまいそうになり必死に我慢しているとそれを察したのか動きをゆっくりにしてくれたが、おかめさんは、耳元に顔を近づけてくる。

おかめ「きっつん……かわいいね♡」

狐「ッッ〜〜〜〜♡♡♡♡♡」

囁かれただけで軽く達してしまうほど気持ち良かった。おかめさんはそのまま耳を舐めてくるのでそれすら気持ちよく感じてしまっていた。そして、またゆっくりと動き始めると、今度は焦らすような動きで攻めてきたのだ。僕はそれがもどかしく、もっと激しくして欲しいという気持ちでいっぱいになり、自ら腰を動かしていた。そんな様子を見ておかめさんはまた耳元で囁いてくるのだ。

おかめ「……ふふ♡自分で腰振っちゃって、きっつんは本当に淫乱だね♡♡男なのに、女の子みたいに喘いで、犯されて気持ちよくなってさ、ほんと変態だね？」

狐「あ”ッッ♡♡♡ごめなさ……ッ♡♡♡」

おかめ「付き合ってもない男に犯されて気持ちよくなっちゃって…」

おかめさんの吐息混じりの低い声が耳の中に響いてくる。それだけで軽く達してしまいそうになるほど興奮してしまう。

狐「お”ッッ♡♡♡あ”〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡」

おかめ「……っふふ、きっつんまたイッちゃったの？ほんと可愛いね……♡♡俺もう我慢できないや……」

そう言うと僕の腰を掴み激しく動かされる。その刺激だけで頭が真っ白になり何も考えられなくなってしまうほどだったがおかめさんはさらに追い討ちをかけるように耳元で囁いてくるのだ。

おかめ「ねぇ、きっつん、俺のこと好き？♡」

そう聞かれると僕は必死に首を縦に振った。おかめさんはそれを聞くと嬉しそうに笑い、また動き始めるのだった。

狐「……あ”ッ♡♡♡すきですッッ♡♡♡♡おがめしゃッッ♡♡♡」

おかめ「ふふ……俺も大好きだよ、きっつん♡」

そう言ってさらに激しく動かされるので僕はもう限界だった。おかめさんの背中に腕を回しぎゅっと抱きしめるようにして絶頂を迎えた。