バグって書き直しやんけ。見苦しいと思うけど多めに見てくれや。
BL苦手な人ワンク置くので戻ってね。
ワンク
ツーマンセル(R18ルートはまた次回)
shp side
目が覚めると見知らぬ部屋の地べたに座っていた。
さっきまで戦争で敵軍と戦っていたはずなのに。
手足は壁と鎖で繋がれている。
首輪にリード付きで。
捕虜として収容するには少々悪趣味な奴、と思う。
逃げようにも逃げられない。
この部屋には窓が無く、陽の光も一切入ってこない。
部屋にはベッドや机と椅子といった、最低限の家具が置いてあるだけだった。
とりあえず叫んでみようと思い、「誰かいませんか!?」と助けてくれるかもしれない誰かに向かって叫ぶ。
案の定、ドアの奥から「トン、トン」という足音が聞こえた。
金属製なのかよく響いている。
ドアノブがガチャッと回された。
ショッピは唾を飲み込み、身構える。
shp)…ゾムさん?
ショッピの元に来たのは共に戦っていた同志だった。
確かに彼ほどの実力者ならば敵の敷地内と言えど全滅させることは出来るだろう。
shp)ごめんなさいゾムさん、
shp)ちょっとヘマしてしまって…これ解いて貰えませんか?
zm)ん?アカンで?
shp)…へ?
予想外の返事に思わず馬鹿げた声が出る。
冗談も程々にしてほしい。
shp)じょ、冗談はよしてくださいよ…、w
zm)冗談なんかじゃないで?これは紛れもなく俺の意思や
突然意味が分からないことを言い出す。
shp)は、?な、なんで…
zm)…ショッピくんが俺の気持ちを分かってくれへんのが悪いんや。
zm)俺の気も知らずに他の奴らと楽しそうに喋るから…っ。、
shp)いや、ッそんなん、
zm)うるさい、っ
zm)ショッピくんチーノと話す時だけめっちゃ楽しそうに話すよね?
zm)俺とはそんなふうに喋らんくせに。
shp)っ、…
zm)やから俺は決めたんや。
zm)ショッピくんが俺だけを見てくれるように、
zm)どこにも行かへんように躾けて壊して犯して快楽に溺れさせて可愛がって狂おしいほどに愛してあげるからッ、!
zm)俺以外の誰にも見せないように触らせないように縛って閉じ込めて束縛して保管して、誰にも見せへん喋らせへん傷つけさせへん触らさへん視界に入れさせへん、!
zm)ショッピの視界に入る奴なんて許せへん
ショッピの事を想う奴なんて何千回何万回殺しても気が済まへん
zm)ショッピを好きなのは俺だけでいいんや。
zm)やから…ショッピも俺だけを好きになってや。
zm)ショッピくんが望むならなんでも手に入れるし誰でも何人でも殺しに行くしショッピの為なら世界を敵に回したっていい。
zm)もう二度とこの部屋から出させないし出しやしない。
zm)ショッピくんはずっとここで俺の傍にいてくれるだけでいいんや。
zm)やから…俺の事好きじゃなくてもいいから俺の隣にいて…。俺だけを見ててや…。、
shp)ゾムさん…
一気に重い愛を投げつけられる。
けどどこか悲しいような、彼にも我慢させてしまっていたのか。と思ってしまう。
正直俺はずっとみんなと楽しい時間を過ごしていたいと思っているし、みんなと夢を追いかけたい。
もちろん彼とも。
だからここはやさしく断っておこう。
shp)ごめんなさい。それは出来ないです。
shp)ゾムさんの気持ちも嬉しいですけど、俺はみんなと楽しく過ごしたいんです。
zm)…そっか。ならしゃあないな。、
どうやらわかってもらえたみたいだ。
よかった、と安堵していると、彼はどこからか水と薬の入った瓶を取り出し、中から2錠の錠剤を取り出した。
不穏な空気が漂う。
zm)分かってくれへんなら分からすまでや。
zm)ほら、飲んで?
口を強引にあけられ薬を喉奥に押し込まれる。
なんとか抵抗しようと指を噛むが、貧弱な力では到底叶わない。
shp)ぁ”が、ッ
水を流し込まれ無理やり飲まされる。
zm)ん、よく出来ました、
shp)ぉ”え、ッ、ゲホゲホッ
抵抗したせいで水が器官に入って激しくむせる。
そんな俺を彼は優しく背中をさすってくれる。
そろそろ落ち着いてきた。
その間彼はずっと背中をさすってくれていた。
彼の優しさが身に染みて感じる。
落ち着いてきたと同時に今度は眠気が襲う。
それを察したように彼は枷を外しベッドへと運んでくれた。
逃げようにも眠気で体が思うように動かせない。
今はもう眠って全てを忘れたい。
欲望に負け俺は瞼を閉じた。
最後に鍵の施錠音を聞いたところで俺の意識は途絶えた。
暗い部屋の中で目を覚ます。
ちょうど枷も無いから今なら逃げられる。
早くここから出てみんなのところに行こう。
shp)─あれ?みんなって誰や…?
俺は元々ここにいて、帰る場所なんて他に無いはずだ。
みんななんて言ったが俺の知っている人物は一人しかいない。
きっと夢の内容だったのだろう。
大丈夫。そのうち忘れる。
自己解決したところで、彼がやってきた。
おはよう、と笑いかけてくれる。
俺は違和感を感じながらもいつものようにおはようございます、と返す。
パッと部屋の明かりがついた。
zm)ご飯持ってきたけど食べる?
ちょうどお腹が空いていたので、ありがたく貰う。
ふと彼の方を見ると、服に血が染み込んでいるのを発見した。
shp)ゾ、ゾムさん、っ服に血が…
俺の心配を解消するかのように、ケガでは無いことを説明してくれた。
その返事に俺は安堵する。
ご飯も食べ終わり彼と話していたとき、彼は突然よくわからない質問をしてきた。
zm)ショッピくん。W軍って覚えてる?
shp)…?
shp)ごめんなさい、ちょっと…。
そう返事をすると、彼の表情から少しの喜びが感じられた。
何に対して喜んでいるのかが分からない。
でも、忘れてはいけないような気がする。
W軍は俺にとって大事なものだった、そんな気がする。
記憶にモヤがかかっているようで思い出せない。
刹那、唐突に眠気が襲ってくる。
うつらうつらとしていると、彼は優しく俺の頭を撫でて「おやすみ」とベッドに寝かせてくれる。
彼の大きな手は俺を安心させる。
唇に柔らかい感触と少しの温もりが伝わってくる。
それを自覚するまもなく俺は再び眠りについた。
おつかれさまです。
zmさんの溺愛っぷりが伝わってきましたね。
伝わってますよね^^?
薬の効果だったり、服についていた血だったりと、ぜひ考察してほしいですね。
希望があればzmさん視点も出そうかなと思ってます。書く気力があればね。
ところで、ちょうど中盤あたりの薬を飲ます前ですかね?
何十行もzmさんのセリフが並んでると思うんですけど、個人的にあそこのセリフは結構凝ったつもりです。
もはやあれを書くためだけにこれを作ったと言っても過言では無い。
自分でいうのもなんですけど「俺のこと好きじゃなくてもいいからそばにいて」みたいなセリフあったと思います。
書いてて楽しかったですね。
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さて、自画自賛タイムも終わりにしまして、次回は薬を飲ます前のシーンから始まります。
いわゆる別ルートみたいな感じですね。
性的な描写が入りますので苦手な方はここで閉じて、興味のある方はぜひ続きを。
もう既に書き終わっているので2日後くらいに出します。
ではさよならー。
コメント
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/エ?チョ、エ?神デスカ??好きすぎます()