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こんにちは♪
あるいはこんばんは♪
テラーが旧バージョンに出来なくなってからぷり小説ばっか書いていた者です。
テラーの推し様が再びご執筆なさっている為、またこちらに戻ってきました(((
今回、というかこちらの作品の多くは先にぷり小説で公開している為、ぷり小説も嗜んでいる方々には見覚えがたるかもしれません。
しかし本人ですのでパクリとお間違えないようお願いいたします。
ぶっちゃけほぼ書き専なんで似たような物あっても知りません!
私は特定の方々の作品しか見れない体なんだ!!(?)
前置きが長くなってしまい申し訳ありません。
次回から前置きはほぼ無いのでご安心ください。
《attention》
・nmmn
・桃×青
・微水赤要素有
神社の鳥居の上に1人。
彼の手には夜空の月が映る盃。
彼の姿を見た者は皆、
心を奪われただろう…。
丑三つ時の今、
人の子は皆寝静まり、我ら妖の時間。
夜道に一人。
刀を携えた妖の頭の下駄が鳴り響く。
今日は烏天狗の彼に頼まれた文を神社のお稲荷様とやらに届けに行く。
犬っころの俺ではなく、羽のあるあやつが行けば良いものを。
何しろ弟(幻想)の想い人宛の手紙だと言うのが尚更不服でしょうがない。
しかし愛しの弟(幻覚)にお願いされたのだから断れるわけもなく、今現在に至る。
何度中身をすり替えて渡そうと思ったことか。
まぁ、当然そんなことをしたらまた100年出禁になってしまうだろう。
そんなことをされたら俺の心が持たないので勿論しないが。
文を書いている時のあの顔を赤らめながら熟考している姿が目に浮かぶ。
桃)お嫁に行っちゃうじゃん!りうらが!!
募りに募った不満を真っ暗な虚空に不満を叫ぶ。
淀んだ空のせいで月明かりすら無い真っ暗な空間をずっと一人で歩いているのだからこのくらいは許してほしい。
せめて文を盗み見てやろうかと邪推していると、
羽織が後ろに突っかかった感覚がした。
近くに引っかかるような枝葉はあっただろうかと振り返って見ると、
そこには薄汚れた少年が、か弱く裾のはしを握っていた。
見た所、服の仕立てはとても上質な物で、孤児…平民…いや、それ以上の地位に見える。
桃)これこれ、お坊ちゃん。
私がみえるかい?
人ならざる気配を感じたのか、彼の体が少し強張りつつも頷く。
大の大人でも恐れ慄くのに対した者だ。
少年)ぁ…✨
神の使いである身として人と直接関わる事は一切しない。
しかし、腕を軽く動かしただけで振り解けそうなこんな手を振りほどくことはできなかった。
月に照らされた君の顔が見えたから。
青)なぁーぃこたんっ♪
愛しの彼に抱きつく。
彼の犬の耳が顔の近くに来てかなりくすぐったい。
桃)うわッ!?びっくりしたぁ…
彼が驚きの声を上げると同時に驚いた衝撃で彼の持っていたお酒が腕まで垂れる。
桃)大丈夫?お酒かかってない??
自分がかかってしまったのに嫌な顔一つせず一番に俺を心配する。
彼のそういう所が大好きだ。
青)ぺろっ…♡らぁ〜ひょ〜う…♡
桃)ちょっ…まろッ?//
青)お酒勿体なかったんだもん♡
桃)も〜笑
そう笑いながら俺の頭を撫でる。
この手が自分に触れていることがなんとも心地が良い。
桃)実はであった時もこんな空だったよなーって思っててさ
桃)まろに出会うまでは街頭もなくって真っ暗だったのに、笑
青) まろのこと考えてくれてたんだぁ…//
桃)逆に考えてないときが無いよ、笑
すーぐかっこいいこと言っちゃって…//
どれだけ惚れさせれば気が済むのか…。
桃)まろと俺はこの先もずーっと一緒だもんね…♪
青)うんっ!
拾ってくれたあの日から貴方に近づく為に人を辞めるほど恋焦がれてしまったのだから。
其方側に行くと決意したあの日にくれた真っ赤な貴方が入った盃以上に美味なものは無い。
貴方が与えてくれた貴方の一部。
今も俺の中に貴方が感じられる。
本当に貴方に会えて幸せだ。
神社の鳥居の上に二人。
彼の手には二人の妖が映る盃。
彼の姿を見た俺は
もう彼に身を委ねてしまった…。
𝐸𝑁𝐷𓂃𓈒𓏸◌
閲覧ありがとう御座いました♪
需要あればこれの続きやら×××やらなんやら書くかも((
いや、無くても気分で書くかも(多分ない)