桜魔の国のお姫様 第三話

D「おっけーです！これで収録終わりです！お疲れ様でした！」

加賀美「お疲れ様です」

不破「よし、杏奈ちゃんとこいくか！」

剣持「そうですね。」

甲斐田「それじゃ、行きましょ！」

ｺﾝｺﾝｯ

杏奈「はい？」

甲斐田「あ、お嬢！甲斐田です！」

杏奈「入っていいわよ」

ｶﾞﾁｬｯ

杏奈「もう終わったの？」

加賀美「えぇ、今日はこれで終わりです。」

不破「てことで、買い物！行こー！」

甲斐田「まずは服見に行きましょうか！」

剣持「たしかに今の和服は目立ちますしね。」

杏奈「こっちの世界の人たちはこういう服は着ないの？」

加賀美「祭り事や、式典などでは着ますけど、普段着る人はあまりいないですね。」

甲斐田「桜魔は基本和服ですから、これが普段着なんですよ！式典のときはもっと豪華だったり、昔から引き継がれているものを着ますね！」

杏奈「見せられないのが残念ね…」

不破「いつか見てみたいわ！」

杏奈「桜魔に来られる機会があれば、その時実際に見せてあげるわ！」

加賀美「楽しみにしてますね！」

剣持「そろそろいかないと遅くなりますよ！」

杏奈「わぁ…！すごいきれい…！」

甲斐田「好きなもの選んでいいですよ！」

不破「杏奈ちゃんはかわいいから、こんなん似合うんちゃう？」

剣持「いや、こっちのほうがいいんじゃない？」

加賀美「こっちも似合うと思いますよ！」

杏奈「え、えっと…」

甲斐田「もー！なんで本人より盛り上がってるんですか？！」

ﾁｮｲﾁｮｲｯ

甲斐田「ん？どうしました？」

杏奈「えっと…皆さんに選んでもらいたい…！」

甲斐田「え、いいんですか？好きなの選んでもいいんですよ？」

杏奈「私じゃ、何を選んだらいいかわからないもの。そのほうがありがたい！」

甲斐田「というわけで始まりました、お洋服選び選手権ー！」

杏奈「わたしが気に入りそうなものを持ってきてください！その中の一つを買います！」

不破「おっしゃー！」

加賀美「んーどんなのがよろしいでしょうか…」

剣持「ロリの服…がんばろ…」

甲斐田「…なんかもちさんには選ばせちゃいけない気がする。」