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翌日




カフェで1人で勉強をしていると   。

目の前に2人の客が来た  。





目の前にはいるはずの無い葛葉先輩。そして葛葉先輩の隣には





私ではなく、見知らぬ端麗な女性が居た





.





葛葉  『  なぁ、違うって   』





絵名  『  いや、 気にしてないですって  。』





絵名  『  すいません私が先輩救ってしまって  』





葛葉  『  …  違ぇって  … 』




勢いのあまり  、  

見たままの姿を本気にしてしまった  。




隣にいるはずの葛葉先輩が

他の女性と歩いてるなんて許せない 。





私はあんなに好きなのに   、?





葛葉  『  だから、 たまたまだって、

             話し合いしてたんだって  』





絵名  『  話し合い  ??  』





話し合いの内容は  、 婚約に関する事だった  。





婚約者が決まっていたらしく、 その方から血を

分け与えられるはずだった  。





その契約を破棄するための会談だったと言う。





.





もともと婚約者が居たんなら  、





最初から私に話しかけてこないでよ     、





.





絵名  『  ごめんなさい、』






絵名  『  距離、  置いて欲しいです    、』





葛葉  『  ねえ、なんで、

             やだって、  本当  、  辞めて、 』





.





葛葉さいど。





思い出す度に胸が締め付けられる   。





どうしてあの時連絡ではなく実際に会って

2人だけで話してしまったんだろう    。





でも、  しゃあねぇ、 よなぁ、  あれは    、





だってあの女が直接話したいっつーから、…





胸がまた、ぎゅっと苦しくなる    。





もう俺は絵名と関われ、  ねぇの    、かな





葛葉  『  …  っはぁ、 ..  っ、 ..  ぁ、  』





苦しい 。





辛い   。





また手首から血が伝う   。





葛葉  『  痛ぇ  …  っ、  』





また  、 再び傷をつける   。





葛葉  『  っ ..  は、 ..  ぅぅ   、 っ  』





ねぇ、  また前みたいに   、

おれの傷を見て心配してくれないの  ??  





.





絵名さいど





絵名  『  言い過ぎ、ちゃったかな、  』





わざわざ婚約を破棄してくれようとしていたのに

単なる会っていたという事柄だけで決めつけて

しまったのは、





だめだった    。





謝ったら、  許してくれるかな    、





.





LINE





絵名  『  強く言いすぎてごめんなさい、 』





.





葛葉さいど





俺が1番願っていた   、  絵名からの通知  。





もう、 関わらないで、とか言われたら、

俺今後、  どうやって生きていけばいいのか、

そんなことを考えると  、 携帯を見れない 。





またふと、  苦しくなる   。





関われないという可能性が、

ぎゅっと、胸をまた、 締め付ける   。





でも今返信しないと、

また距離が空いてしまう    。





“   強く言いすぎてごめんなさい   ”





少し安堵した   。





また再び  、  前みたいに話せる   、?





LINEの文面を眺めながら    。





“   また、前みたいに俺と関わってくれる  ??  ”





返信は直ぐだった。





“  勿論です   ”





.





手にもっていたカッターは投げ捨て   、

また絆創膏で傷を隠す   。





やっぱ、  心配されたくねぇな   。

迷惑かかるだけだし   。





許してくれた絵名に感謝が溢れた  。





全身の力がすーっ、と抜けていく  。





気づいたら俺は、





床に倒れ込んで居た    。





.






最後まで読んでくださりありがとうござい

ました!





今後葛葉くんメンヘラっぽくなります  。

気になる方いらっしゃいましたらこの辺で

閉じてくださると助かります  。





それではまた  〜   !










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