ーーー夜の23時ーーー
紫「そろそろ寝よう」
橙「そうやな」
黄「青ちゃんはどうします?」
青「桃くんの様子みてから寝る」
赤「俺も行きたい」
青「一緒に行こう」
橙「よろしく頼むわー」
赤「はーい!」
ーーー桃の部屋ーーー
赤「桃ちゃーん!入るよー?」
桃「…………」カキカキ
青「勉強してる」
赤「桃ちゃん、もう遅いよ。寝よ?」
桃「………………」カキカキ
青「桃くん、やめよ?」
桃「………」カキカキ
赤「そんなに何勉強してるの?」
青「…確かに」
赤「わっ!大学問題!?しかもここの大学ちょー頭いい所じゃん!」
青「大学問題って…僕らまだ高校1年生だよ?」
桃「…………」カキカキ
赤「すごっ……」
青「……そこの大学…桃くんが行きたい所なの?」
桃「ピクッ………」
青「お母さんが決めたんじゃないの?」
桃「…………」カキカキ
赤「……ねぇ、桃ちゃん。桃ちゃんはその大学行きたいの?」
桃「…………の……」
青「ん?なに?」
桃「……いかないと……だめなの……」
赤「え?」
桃「…………」カキカキ
青「桃くん、今はお母さんいないんだからもう終わりにして寝よ?紫くんも言ってた通りさ、休憩しないと」
桃「…………」カキカキ
赤「桃ちゃんが寝るまでここにいるからね!」(布団に座る)
青「僕も起きてよ……」
桃「………」カキカキ
ーーー夜中の2時ーーー
桃「…………」カキカキ
青「ふぁ……もう2時だよ?」
赤「スピー……スピー……」
青「赤くん寝てるし……」
桃「………」カキカキ
青「………桃くん寝ようよ」
桃「………」カキカキ
青「……ふぁ……」
青「ビクッ!え!?」
桃「…………」(机に突っ伏してる)
青「桃くん!!!」
桃「……スゥ-……スゥ-……」
青「……寝てる……限界だったんじゃん……」
(ベットに寝させる)
桃「スゥ-……スゥ-……」
青「なんでそこまでしてお母さんの言うこと聞くの?そこに桃くんの気持ちは入ってるの?」
桃「スゥ-……スゥ-……」
桃「………」
母「桃、もっと頑張りなさい」
桃「……かあ……さん」
母「なんで普通になれないの?」
桃「ごめなさい……」
母「普通になれないならいらないわ」
桃「……え?」
母「普通じゃない子はいらない」
桃「まって……母さん……おれ頑張るからっ!」
母「いつまで経っても普通になれない。」
桃「なる……なるからっ」
母「だったら早くなりなさいよっ!!桃が普通になれないから!私も普通の生活が送れないの!!!桃が普通だったら養父だって桃に酷いことしないわっ!!」
桃「ごめなさいっ……」
母「早く勉強しなさい。普通になりなさい。」
桃「はいっ……」
母「でないと……………するわよ……」
ーーー朝の5時ーーー
桃「はっ……はぁっ……はぁっ……」(起きる)
勉強……しないと……
その前に……リスカ…したい……
ザシュッシューッ…シューッ…
桃「………んへへ……気持ちいい……」
ザシュッシューッ…シューッ…シューッ…
桃「包帯…これでいいいや……勉強しなきゃ」
桃「…………」カキカキ
ーーー朝の7時ーーー
桃「………」カキカキ
青「ん……ふぁ……いまなんじ……」
桃「……」カキカキ
青「まだ……7時………」
桃「………」カキカキ
青「7時……って……え!?」
桃「………」カキカキ
青「桃くん起きてたの?」
また勉強してる
桃「………」カキカキ
青「桃くんリビング行こ」
桃「………」カキカキ
青「ほら、行くよ!」(連れて行く)
桃「……あっ」
ーーーリビングーーー
桃「…………」
青「桃くん、はい。ホットココア。」
桃「………」
青「熱いから気をつけてね」
桃「…………ココア」
青「飲んだ事ない?甘くて美味しいよ!あと安心する味」
桃「…………」
青「……コクコク、んー!美味しい!」
桃「…………コク…」(飲む)
青「どう?」
桃「…………コクコク」(飲んでる)
青「クスッ、美味しかったのかな?」
桃「………フゥ」
青「…………」
桃「…………」ウトウト
青「……寝ていいよ、桃くん」
桃「………スゥ-……スゥ-……」
青「勉強道具……隠そうかな……」
(膝枕してあげる)
桃「スゥ-……スゥ-……」
青「………」ナデナデ
紫「あ、青ちゃんおはよう」
青「紫くん!おはよう」
紫「あれ?桃くん?」
青「あー……桃くんね、僕が起きた時には勉強してて……いつ起きたんだろう」
紫「そっか……ココア飲んだの?」
青「うん、ココア飲んで落ち着いたのか眠くなったみたいで」
紫「寝ちゃったんだ、可愛いね」
青「早く起きて勉強もしてたし、昨日は寝るの遅かったし」
紫「そうなの?」
青「夜中の2時までやってたよ」
紫「んー、それは駄目だね。ちょっと厳しくしてみる?」
青「え?」
紫「あ、そんなに酷くないよ?ルール決めてさ、勉強は何時までとか。そうゆうやつ」
青「あー!いいかも」
紫「よし、決まり。」
青「勉強は、22時まで!」
紫「お話する時間も作ろっか」
青「それはいっぱい取りたいな」
紫「でも無理させちゃうと思うから、2時間ぐらいにしとこうか、取り敢えずはこの二つ、なにか思いついたら増やしていこう」
青「うん!みんなにも伝えよう」
紫「そうだね」
赤「青ちゃーん」
紫「おはよう」
赤「置いてかないでよォ……」
青「あ、忘れてた」
赤「酷いっ!」
紫「赤くん、しーっだよ!」
赤「んぇ?……あっ……ここで寝てるの?」
青「ココア飲んで落ち着いて寝ちゃった」
赤「そうなんだ、可愛い」
黄「おはようございます」
紫「おはよう」
黄「桃くんは寝てるんですね?」
橙「おはようさん」
黄「おはようございます」
橙「なんで桃、ここで寝とるん?」
青「なんで全員同じ質問するの?」
赤「桃ちゃんの事だもん、気になるし心配するよね」
橙「せや、気になるねん」
紫「ココア飲んで落ち着いて寝ちゃったんだって」
橙「可愛ええな……」
青「きもっ……」
橙「なんでやっ!!」
桃「ん……」
青「橙くんが大声出すから起きちゃったじゃん!」
橙「えぇ……」
桃「…………」
目覚め……いい……
青「桃くん、おはよ」
桃「…………?」
青「…………?」
桃「…………はっ」ガバッ
青「桃くん!?」
桃「…………ごめ……さい」
青「え?なんの事?」
桃「……………」
紫「膝枕じゃない?」
青「あー、別にいいよ、大丈夫」ナデナデ
桃「…………」
また……あたたかい……
青「あ!桃くん。朝のお散歩いかない?」
桃「………」
青「結構気持ちいいんだよ?」
紫「行ってきな。ご飯準備してるから」
青「ありがとう!」
黄「僕も行っていいですか?」
青「3人で行こう!」
桃「…………」
コメント
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( ᐛ )アアアアキュイイイインッキェェェッヒャッオオオイ(今回も最高!!桃くんの青くんが近くに居ると暖かいって!!!可愛すぎだろーーーー!!!続き楽しみにしています!!!)←という意味ですw
勉強ばっかりだと疲れちゃうよ〜💦 桃く〜ん、、!!