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幸か不幸か、さゆりたちの他にはお客さんはいなかったようで、その光景を見ているのはお店の店員さんだけだった。
(おむつですか?)
(おもらししちゃった?)
後半はさゆりの方へ視線を向けて聞いている。
(交換できるところありますか?)
保育士が聞くと
(あちらです)
と店員の後をついて行く2人。
案内されたそこは、いかにもオムツを交換してくださいとゆうようなスペースて、中にはぬいぐるみやボールが置いてあって子供も飽きないようになっていた。
(おむつ取るから仰向けになって)
仰向けになるのだが、店員がいてさゆりたちを見ている。
何かを感じたのか
(私はこれで)
とキッズスペースを出ていってくれた。
買ったばかりの新しいパッケージを開けて1枚を取り出す。
さゆりの体の横にそれを広げ交換の準備をしていた。
それは完全におもらしでオムツが濡れていることを確信したような作業だった。
あてられているおむつカバーを外す。
(あれ?オムツ濡れなかった?おしっこまだだったの?)
濡れてるわけないじゃない!オムツなんて必要ないんだから!
心でいくら叫んでも目の前の保育士に聞こえるわけもなく…
布おむつを全部取られてしまうと、1番肌に当たっていたオムツには数センチのシミができていて、
(ちょっとチビっちゃったね)
(オムツ買いに来てよかったわ)
うそでしょ💦このタイミングでチビっちゃうなんて💦
保育士は手を止めることはなく、さゆりの両足を掴んでお尻を浮かせると、買ったばかりの紙おむつをスルっとお尻のしたに滑り込ませた。
前あてをお腹辺りまで持ってくるとサイドもギュッと締めながらテープを止めて行った。
(おむつカバーどれにする?)
どれにする?と聞かれてもどれでもよくて、怒られないために素早く1つを手に取ると
(可愛いの選んだのね、こうゆうのが好きなんだ)
ニコとしながらそれを眺める。
そのオムツカパーは、ピンク地で花柄が沢山ちりばめられていて小さな子供がただをコネないように可愛くデザインしてあるものだった。
おむつカバーをあてるために今度は自分でお尻をうかせようとゆう体制をとると、
(私がちゃんとするから)
そう言われると、その体制を崩していった。