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《エッセイ》
随分前に就職活動で面接を受けに行った会社がある。
アルバイトで、簡単な電話の発信業務だった。私は直ぐに辞めた。
理由は同僚でも上司でもない。個人面接をする人がおり、「あなたはいつも何処でお買い物をするの?化粧品のメーカーは?」から始まって、「お家は借家?持ち家?」と仕事には無関係な個人的な事を聞いてくる。
個人的には買い物は決めないで安いところで買っており、ノーメイクに近い。家の事は(借家と言えば、会社が家でもくれるのか?)と思ったほどだ。
この質問攻め面談は同僚からも、かなりひんしゅくを買っていた。
そして最近思ったのは、一部で「面接はどこそこのリクルートスーツで無いと不利だ。」という意見についてで有る。もし本当であれば、そのブランド以外のスーツ着用者は全員落ちる。明らかにアパレルの他社妨害で有る。化粧品も同じだ。最近は面接の間中、個室のカメラで細部に渡って服飾や化粧品のブランド迄解析出来るらしい。
企業の採用は弱者救済を兼ねて居ると思うが、これは本末転倒だと思った。