テラーノベル
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iris彡 殻 桃碧
グロ注意
俺だって君が好きだった。
君しか見てなかったのに
”今君は誰の横で笑いながら眠っているの?”
「俺、好きな人できた!」
そう俺に嬉しそうに報告してきた親友。
その目はとても輝いていて、俺には眩しかった。
「良かったね!好きな人と幸せになるんだよっ!」
なんて嘘。「良かったね」なんて
思ってる訳ないじゃん。
君と過ごした時間返せよ。
俺は君しか考えられないのに。
「好きな人できて嬉し〜!!」
君にあげた言葉返せ。
全部、全部全部゛!
「まろは、俺と好きな人、どっちが大事?」
「え〜、悩むなぁ…」
悩むなよ、即答しろ。
「まろ!久しぶりに家寄って行かない?」
「え!いいん?!お邪魔するで〜!」
一時の気の迷いなら、俺も許してあげられたのかな
なんて後悔して君を自室へ誘導する。
ねぇ、今君の後ろにいる俺の手元に何が見える?
「ふぅ、疲れた…」
「まろ、さっきの答え出た?」
「あぁ、やっぱ恋人かな」
「へぇ、そうなんだ。俺は大事じゃない?」
「もちろん大事やけど、
意味が違うんよな…!?っ゛」
「はぁ、はぁ、」
今君のお腹の中、赤い液体が温かいね。
「全部、俺を見てくれなかったお前が悪い」
「痛い゛…!?ぁ゛ぃ、!?ないこっ…゛」
鈍い音が部屋に二回響いた。
否、三回か。
傷だけ、鎖で繋がれたね。
痛みが消えるまで、泣き叫んで。
「お前を愛していたのは俺だけなんだよ」
君と俺のお腹の中、赤い液体が温かいね。
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愛瑠()
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コメント
1件
「赤い液体」読了……。うわ、これ、重い……でも好きだわ。 最初の「良かったね!」って台詞の裏で、全部返せって思ってるギャップがゾッとした。親友が笑顔で話すたびに、主人公の心が壊れてく音が聞こえた。最後の「俺だけなんだよ」って台詞、愛と執着の境界線が曖昧で、胸がぎゅってなった。続きがすごく気になる。無。さんの世界観、もっと見たいです。