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第一話 モテ女子の日常と悩み
「うわ~上靴入らない~最悪~」
「うわ~また華怜、ラブレター入ってんじゃん~相変わらずモテモテだね♪」
「私はモテたくてやってる訳じゃないから、そんなこと言うのやめて」
「はいはい笑さあ行っくよ~!!」
「ちょっと待ってよ~!!」
私の名前は、竹澤華怜。高校1年生。
私には、みんなと違うところがある。それは…モテ度だ。
毎日、ラブレターでパンパンになってる下駄箱。毎休み時間に告白して断る毎日。こんなの普通ではあり得ない。別に顔も普通だし、性格も普通だし。とにかく高校生になるまでは、普通の学生だった。まあ中学校でも少しはモテてたけど。
でも、明らかにおかしかった。こんなにモテる世界なんて漫画かドラマしかないのに。なんで私がこんな目に遭ってんの??っていっつも思うし、悩む。でも、私の友達・真田姫花はいっつも私に言う。
「それは、華怜が男子にとって、優良物件なだ・け♪華怜はいい子なんだから、もっと自己肯定感あげた方がいいよ!!」
と単純に褒めてくる。まあ嬉しいっちゃ嬉しいけど、別にいい子じゃないし、優良物件でもない。でも、そんな私が送ってる日々は異常だった。毎日、男子には告白ばっかされるし、ってか最近、悩んでることがある。
「えー!!華怜、ストーカー被害に悩んでるの?!」
そう。私は今、ストーカー被害に遭っている。
例えば、毎日、数十枚のラブレターとお弁当が入ってたり、後は、何か後ろに気配を感じるとかなど、すんごいヤバい被害に遭っている。
そんなことがあり、相談したが、少しだけやっかいになってしまった。笑
「ちょっと!!あんまり大きい声出さないでよ!」
「ごめんごめん!ってかそれマジ??姫花が知ってるやつ?!」
「いや、まだ犯人は見つかってないけど、ちょっと、怖くてさ。」
そりゃそうだ。そんなストーカー間際なこと…いや、そんなストーカーされたら、誰だって怖い。でも、犯人はまだ見つかってない。ってかまだ、手がかりもない。
なんやかんやで私の学校生活はこれで終わり。ただ告白されて、振っての繰り返し。ただそれだけの日常。でも、みんなは私のこと、チヤホヤされていいなって思うでしょ??実際、そうでもない。モテ女子ってね、いろんな被害に遭うから、大変だし、みんなから嫉妬の嵐がふってくるし。でもそれだけじゃない。これは私限定なんだろうけど…
ちゃんとした恋ができないの。私だけ。
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