テラーノベル
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「…大学か…」
学校からもらった、大学申し込みの冊子を
手に持って、見ながら言う。
「……いいや。…」(将来の夢かぁ…)
と冊子を机に置く。
夕日の光が窓から差しかかり、机に当たる。
「……。………(ドンッ…)」
鈍い、大きい音がして
目の前が真っ暗になって…いく…。
30分後―
救急車が1台、
赤いランプをつけてサイレンを流しながら
一軒家の前に止まる。
担架に運ばれ、救急車の中に乗る。
目が覚めると、自分は今、病院の中にいるのだと
天井を見て思った。
「……っ…」
体を起こすと、頭が少し痛む。
痛みで咄嗟に頭に触れると、
包帯が 巻かれていた。
「…死にきれなかったか…。」
(…2階から飛び降りての自殺は、
まだ生きてしまう よな…。)
と、まるで自分に言い聞かせるように心の中で
そう呟く。
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