テラーノベル
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深空が、指からナイフを生み出して、持った。「すぐには食べさせてくれないのかぁ。」そうして、深空がわたしに特攻してきた。
「無修乱、挽の調、無想情!」わたしは修乱を繰り出したが、無意味に等しかった。「魔術、煌朗殺。禦朧。」深空の姿が消え、わたしの技は更に跳ね飛ばされ、わたしは木に打ち付けられた。可愛い声と裏腹に、とてつもない威力だ。ついでに、物凄い威力で蹴られた。わたしは血を吐き出し、目の前が朦朧とした。このえが修乱を、深空が魔術を同時に繰り出した。「魅修乱…地の調!整然桜華!」「魔術、煌朗殺。轟睨。」その場所は情報量がえげつないことになった。刃桜が舞い、空に飛んで、つるで互いが拘束され、周りは大きく歪んだ。わたしはそこに無修乱をつぎ込んだ。「無修乱、報の調、無万集露!」技が一気に深空に振り返り、深空は地面に叩きつけられた。
「…なっ!つ、強すぎる…!?」深空は、わたし達を睨んで、蹴りを入れようとしてきた。でも、わたしは跳ね返し、ついでに特攻もかました。「無修乱、震の調、羽射界斬!」深空の攻撃は跳ね返され、わたしの特攻でクロボナイトブレイドが勢いよく腹に刺さった。
その後、深空はクロボナイトブレイドを抜き、わたし達と距離を取った。息が荒くなっていて、腹からは大量の出血をしている。鬼〇の刃のように、再生する力はないようだ。とても苦しそうな顔をしている。わたしは、クロボナイトブレイドを構え、攻撃を待った。
深空は体勢を戻し、強そうな技を叫び混じりで言った。「げ…源魔術…!こ…煌朗殺。望髏…!!」空間が裂けて、その裂け目からは棘が出てきた。わたしは、このえと力を合わせた。すると、このえがよく分からない事を滑舌よく唱えた。「…フェローエイド。魅無の技。然魂の理!」周りが緑色に光り、棘を全て跳ね返すだけでなく、このえ特有の毒を持つものに変化し、全て深空に降り注いだ。自分で放ったもので、深空はトドメを刺された。