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狼コ💭
726
#イラスト
零♠
21,998
10
1,082
もう日帝イタ王大好き。
書くしかねぇ!!でも、イタ王女体化させたい……書くしかねぇ!!
ってことで日帝イタ王♀︎を書きたいと思います!!!
ごめんなさい!!今回は身長設定させて頂いてもいいですか?
日帝→182くらい?
イタ王→160くらい?
日帝さんが高身長なのめちゃくちゃ好きなんですよ、スラッとしててかっこいい🥺🥺
あと、サムネみすりました。
普段デジタルで描かないうえに絵を描かない女が描いたらこうなる。
本当にカンヒュファンの皆様に申し訳ない。
あと、初めてめちゃくちゃ長い物語書いたかもしれない。
めちゃくちゃ楽しかった。
だけど、私の癖を詰に詰込んだ話なので需要はガチで私にしかない。
ガチ甘いし、人によってはイタイと感じます(物理的じゃない方)多分。
だけど、主の自己満だから!!許して🥹🥹
長いけど絶対呼んで下さい!↓↓↓
※政治的意図はありません。
※R‐16くらい?直接的な表現はないですが、遠回しに言ってます。苦手な方は逃げましょう。
※旧国でます。
※始めも言った通りイタ王女性です。
※需要は私にしかありません。自己満!!!
※国の化身と国のトップは別として見ています!
※戦争表現があります。
※戦争賛美ではありません。
※国や人に対しての批判的表現が少しあります。
※歴史を1部改造しています。
※歴史の情報は、一部がネットです。鵜呑みにせず、一度自分で調べていただけたら幸いです。
※多くの著名人の名前が出てきますが、本人とは全く関係ありません。
※内容は、ほとんどが歴史です。
※めちゃくちゃ長いうえに文字が多いです。そのため誤字もあるかと思いますが暖かい目で見てください。
※もしかしたら主が恥ずかしくなって消します。
ほとんど日帝さん視点で、日帝さんの記憶を読んでます(語彙力)。
では!本編へ!
元々、綺麗な人だなとは思っていた。
<1920年>
国際連盟の常任理事国による、第一次世界大戦処理の会議が行われた。
ドイツ帝国は、膨大な賠償金を請求されていた。その賠償金の額を見て、同じく国際連盟会議に出席していたイギリスのケインズという経済学者が
「こんな思いやりのない条約を結めば、ドイツ帝国は20年以内に復讐戦争を必ず引き起こすぞ! 」
と激怒し、イギリスが苦い顔をしていたのを覚えている。
確かに、その通りである。
こんな額を請求されれば、どの国だって支払える訳がない。俺だったら戦争をするだろうな、なんて思いながら、どこか他人事にしていた。
次に騒いだのは、イタリア王国の首相、オルランドという男だ。
激怒しながら、涙に濡れた目で彼はこう言った
「イタリア王国は、これほど膨大な血を流して勝利に貢献したのだ!!
それなのに、我々の正当な要求が無視されるということならば、この会議に留まる意味はない!!」
「国際正義だの理想だのと言うが、それは結局、自分達の利益を既に確保した大国の綺麗事に過ぎないではないか!!!」
会議室が静まり返った。
イタリア王国は50〜100万人の軍人が犠牲になったと聞いた。
未回収のイタリアは確保出来たが、アメリカのウィルソン大統領が「スラブ系が住んでるからダメだ」と言う理由で断り、英仏も「アメリカが言うなら」と約束の植民地を貰えなかったのだと言う。
彼は席を立ち、出口に向かいながら
「帰るぞ、イタ王」
と言った。
イタ王。俺達と同じ国の化身で、珍しい女性である。
彼女は、
「わわっ、待ってよオルランド!」
と慌てて彼について行く。
そのまま、会議室を出てしまった。
ボイコットしたのだ。
静まり返る会議室。
静寂を破ったのは米国だった。
「ウィルソン、流石にやりすぎじゃね?」
少し気まずそうな顔でウィルソンを覗く米国。
ウィルソンは言った。
「私は間違っていない。領土を欲しがるイタリア王国は……強欲だ。間違っている。」
国の化身である俺達は、基本トップには逆らわない。
俺は……ウィルソンと米国が嫌いだ。
初めは嫌いではなかった。ウィルソンの華々しい演説が素晴らしかった。
だが、過去、人種差別撤廃条約を無理やり否決された。勝手なルールを作った挙句、多数決で可決されるはずだったのに。
しかも、俺が強くなる度に虐めてくる。
今のイタリア王国の気持ちは、俺はよく分かる。
静まり返る会議室。
気まずい空間で、会議は終わった。
<同年1920年>
“ローマ・東京大飛行”
これは、日本の大のイタリア王国好き男と、イタリア王国の有名な詩人が始めたプロジェクトだ。
イタリア王国政府が、この案を引用し、国からお金を出すほどの大きなプロジェクトだった。
これは、我が国大日本帝国でもお祭り騒ぎとなった。
政府も軍隊も、国民も……そして化身である俺も含む。
<1920年5月31日>
3ヶ月をかけ、イタリア王国のパイロット2人が無事東京に着いた。
国民20万人が、「ビバ!イタリア!」と大歓声があがった。
俺は当時の大日本帝国首相、原敬首相と共に彼らの到着を見に行った。
町中がお祭り騒ぎだった。
俺は、騒がしいのが苦手だが不思議と不快ではなかった。
原敬首相は、パイロット2人に勲章を授与し、その後大正天皇から日本刀が送られた。
イタリア王国。
悪い国ではない様だ。
<1921年7月12日>
俺は、まだ若い昭和天皇と共に、イタリア王国を訪ねた。
イタリア王国には約1週間留まる予定だ。
駅に着いた時、驚いた。
イタリア王国の国王が自ら駅まで着て、昭和天皇を待っていた。
そして、昭和天皇が来るなり、満面の笑みで昭和天皇の手を握った。
普通、国王は宮殿で待つ。
この予想以上の豪華な対応に、俺を含む大日本帝国の外交官も度肝を抜かれた。
すると、国王の横にいた、国の化身であるイタ王が、俺の方に寄ってきて、国王と同じく手を握って、
「Ciao!よろしくなんね!」
とニコニコ笑いながら言ってきた。
会議以来だった。イタ王と会うのは。
「……ああ、よろしく」
と俺も、彼女の自分より何周りも小さな手を握り返した。
その後の、イタリア王国による我々日本国民へのおもてなしには驚いた。
町中の大通りが日の丸ばかりだった。
イタリア王国、ではなく大日本帝国にいる気分になるほど。
昭和天皇のために、コロッセオなどの遺産がライトアップされていたり、堅苦しい料理だけではなく、マカロニなど、昭和天皇がリラックス出来るようにと沢山のおもてなしをしてくれた。
オープンカーに昭和天皇を乗せ、国王が直にハンドルを握りローマをドライブしたのには1番驚いた。
が、1つ不思議に思うことがあった。
「日帝!」
ぎゅっ
こいつだ。イタ王。
こいつ、イタ王は、なぜかすぐにくっついてくる。
初めは西洋の文化なのか?と、思っていたが、イタリア王国の国民や国王を見る限り、まだ親しくない人にはしない様だ。
「…イタ王、貴様は何故すぐに抱きつく」
「え?」
「……親しい……から?」
「なんでお前が疑問系なんだ」
「イタリア王国では、親しい人にはハグしたり、エアーキスしたりするの!」
「……それは知っている」
「なぜ俺に抱きつくのかと聞いているんだ」
「だから!親しいからなんね!」
するとこいつは、もっと強く抱きついてきた。
……人懐っこいにも程がある。
「ほら!日帝も抱き返すんね!」
「……日本ではしない」
「ここはイタリアなんね!!!」
…………柔らかい。
彼女の太陽の様な優しい香りが鼻腔をくすぐる。
「……」
「はやくー!」
と、イタ王が騒ぐ。
…仕方ない。
ぎゅっ
…イタ王がうるさいから、本当に少しだけ抱きしめ返した。
イタリア王国での1週間はあっという間だった。
昭和天皇も、良い経験になったと仰っていた。
日本へ出発する数時間前。
俺は、イタ王に感謝を伝えようと、イタ王の元へ行った。
一応、世話になったからな。
イタ王は俺を見るなりにっこりと笑いながら寄ってきて
「そっか、もう帰っちゃうんだ」
「1週間ってあっという間なんね」
この1週間で、イタ王との距離は一気に縮まった。
2人きりになることが多かったことと、イタ王がよく話かけてくれたからである。
「イタリア、どうだった?」
「素晴らしい国だな。国民も、国王も……」
「えへへ、でしょ〜」
この1週間でイタ王の人柄がよく分かった。
優しい、国民想いの聖母のような女性だった。
……少しドジだが。
俺はそう思った。
「日本も素敵な国なんよ」
「去年の飛行機プロジェクトや昭和天皇見てたら分かるんよ」
自然と他人や他国を褒めることが出来るところが、彼女の素敵な所だと思う。
「…日帝」
「……?」
イタ王は俺の名を呼ぶと、背伸びをしながら腕をのばしてきた。
俺の首筋に腕を回すと、ぐいっと引っ張り、
ちゅっ
接吻をしてきたのだ。
柔らかく暖かい唇が重なる。
驚きのあまり固まってしまった。
「io、1週間で日帝のこと好きになったんね」
と、言ってきた。
顔が赤くなるのが分かる。
「……日帝?」
「……ごめん、嫌だった?」
俺が全く喋らないからか、心配そうに聞いてくる。
「……嫌ではない」
「!!良かった〜! 」
彼女はその言葉を聞くなり、安堵の表情を浮かべ、胸を撫で下ろした。
俺は基本、異性に興味がない。
普通、1週間で仲良くなったからと接吻をしてきたら、性別関係なく突き飛ばす。
だが、突き飛ばす気にもならなかったし、不思議と不快ではなかった。
「ふふ、日帝、顔赤いんね」
「誰のせいだと思ってる…」
「えへへ」
「……日帝」
「なんだ」
「また会おうね」
「……」
「ああ、必ず、な」
彼女は嬉しそうに笑った。
<1940年>
あれからイタ王と会う回数はとても増えた。
俺とイタ王、そしてナチスを含んだ日独伊三国同盟を結んだからだ。
イタ王とナチスは、ナチスの首相であるヒトラーが崇拝並に、イタ王の首相であるムッソリーニを尊敬していたためよく会っていたらしい。
そのため、気まずくなることはあまりなかった。
「イタ王」
「貴様の首相に、私達の軍隊をこれ以上使わせるなと言ってくれないか、」
「…なち、ごめんね」
「…貴様が悪くないのは知っている、謝る必要はない」
だが、1つだけあった。
イタリア王国は、よくナチスの軍隊に助けられていたのである。
そのため、軍隊の話になると少し気まずくなることはあった。
そして、
イタ王はよく、俺の前で泣くようになった。
泣く理由は、
“国民からの視線が痛い”
“ナチに申し訳ない”
大体これだった。
俺は、泣いている人を放置する程の鬼ではない。
他人を慰めたことがあまりなかったが、俺なりに彼女に優しく接した。
頭を撫でると、よく泣き止み、いつもの笑顔になる。
元々表情筋が豊かな奴だなとは思っていたが、笑うことの方が多く、泣くことはあまり無かった。
イタ王は涙ではなく、笑顔の方が良く似合う。
俺はそう思った。
俺はイタ王を抱いた。
誘ってきたのは彼女からだ。
「国の化身でいるのも楽しいけど、」
「来世は、ヒトになりたいんね」
来世の話が発端だった。
俺は当時、なぜイタ王がヒトになりたいのか分からなかった。
ヒトは脆く弱い。心も、体も。
殴れば怪我をし、蹴れば叫び、斬れば気絶し、撃てば死ぬ。
殺されなくても、寿命で必ず死ぬ生き物だ。
俺達国の化身は、不老不死である。
歳はとらず、撃たれても斬られても死なない。
…国が滅亡しない限りは。
「ioはね、ヒトになったら」
「日帝みたいなヒトと結婚したいな」
ほぼプロポーズである。
俺とイタ王は恋人ですらない。
思考回路が停止した。頭が真っ白になった。
「国の化身だと、結婚できないし、」
結婚。
結婚と聞いたら、花嫁、という言葉が一番にでた。
「…花嫁になりたいからヒトになりたいのか」
「そう!そうなんね!」
彼女が “国の化身”ではなく”1人の女性”であることを再認識した。
不老不死という人間離れした体質を持っていても中身は、ヒトの女性と同じ”女性”である。
「……ねぇ、日帝」
「ioを…今夜抱いてみない?」
……抱く?
今日はよく思考回路が停止するなと思った。
俺は、この頼みを承諾した。
国の化身同士である。バレたらどうなるか分からない。
普段の俺なら嫌がり、国のことを考え断っていただろう。
だが、接吻の時と同じく、不思議と不快ではなかった。
イタ王ならいい。
そう思ったのだ。
その日の夜、イタ王を抱いた。
柔らかい小さな体。甘い声。俺の名を必死に呼ぶ声。
何故か全てが愛しく感じた。
抱いて気づいた。
俺はきっと、イタ王が好きなのだろう。
恋愛経験が無いからか、気づかなかった。
全てが愛しく、可愛いらしく感じた。
抱いた日から、イタ王とはまともに会えなくなった。
見かける事はあったが、2人きりでは喋れなかった。
お互い戦争や軍隊の指示などに忙しかったからだ。
そのため、イタリア王国の現状をあまり知らずにいた。
<1943年>
“イタリア王国、連合国に無条件降伏”
ラジオからその言葉を聞いた時は、驚いた。
イタリア王国が、連合国に降伏した。
頭の中がその言葉でいっぱいいっぱいになっていた。
日本では、イタリアは国民からも、政府からも”裏切り者”と呼ばれた。
俺は、何も言わなかった。
言えないのだ。喉に突っかかり、言葉が出ない。
20年前のあの関係はなんだったのだろうか。
絆とはすぐに崩れるものだなと思った。
そして、イタリア王国降伏数時間後。
ドイツ軍がイタリア王国を攻めた。
ナチスの心情を思うと胸が痛くなる。
ナチスも、俺と同じ想いのはずだろう。
その後、イタリア北部が、ナチスの傀儡国家となり、”サロ共和国”という国家が誕生したらしい。
<1945年5月>
ナチスが連合国に無条件降伏をした。
そのため、イタリア北部にあったサロ共和国、という傀儡国家も消滅したようだった。
ナチスは、5月8日に、消滅した。
消えたのだ。ナチスという国が。
国の化身、ナチスも消えた。
現実味は、まだない。
この前まで一緒に戦っていた仲間が消えたのだからな。
ついに、枢軸国が俺一人になってしまった。
米英仏ソを相手に一人で戦うのだ。
そして、
<1945年8月>
ヒロシマとナガサキに、原子爆弾が投下された。
米国を恨んだ。
何十万人が犠牲となった。
そして、気づいた。
もうダメだと。
俺と政府はポツダム宣言を受諾した。
そして、俺は意識が途絶えた。
<1947年5月2日>
眩しい光と共に目が覚めた。
ベッドの上に横たわっていた。
すると、俺が大っ嫌いなあいつの声が頭上から聞こえる。
「お?起きたか?」
「2年ぶりだな、日帝」
米国だ。
「米国……」
「Oh…睨むな睨むな」
「何もしねーって」
上半身を起こし、周りを見渡す。
訳が分からない。
俺は意識が途絶えたから死んだはずだ。
なのに、なぜ…。
ふと、近くのカレンダーに目が行った。
……1947年?
「お、なんで生き返ったのかって顔してるな」
「貴様…どういうことだ」
「説明しろ」
「分かってるって!」
「……俺は死んだはずだが」
「……いや、お前は死んでない」
「は?」
「植物状態だっただけだ」
米国に詳しく聞くと、大日本帝国憲法は有効だったため、大日本帝国の化身であった俺は、生きていたらしい。
ただ、米国の管理下であったため意識がなかったんだそうだ。
では…なぜ目が覚めた?
「……明日、新しい憲法、日本国憲法が施行されるんだ」
「今日まで、大日本帝国憲法だがな」
米国は、何かを伝えようとするような顔で言った。
すぐに理解した。
面白い、つい鼻で笑ってしまった。
「………廃国になれと言っているのか?」
「……」
米国は何も言わない。
ただ、俺の目を見るだけ。
きっと正解なのだろう。
“廃国”
ほぼ、自分で死を選ぶのと同じである。
「ちなみに」
「ナチスは亡国だぞ」
「その位知っている」
「その時はまだ俺はいた」
「……そうだったな」
「……ナチスをどうするんだ」
「今、俺と父さんとフランスとソ連で占領してる」
「…………」
「……日帝」
「なんだ」
「俺はもう貴様と話したくない」
俺は、米国が嫌いだ。
顔すら見たくない。
「…………」
「……イタ王は」
「廃国になったぞ」
“廃国”
ほぼ自分から死を選ぶことと一緒。
「去年の6月までは生きてたぞ」
「……国民投票によって、廃国となったな」
少し、後悔した。
もう少し早く目が覚めていれば、また会えたかもしれない。
そう思った。
「さ、早く廃国になる手続きをしてもらわないとな」
「……嫌味か?」
「ちげーよ」
「……廃国になるの、嫌じゃねーの?」
「別に、嫌じゃない」
「それ位罪深いことをしたと理解しているからな」
「……そっか」
イタ王も、ナチスもきっと同じ気持ちだったはずだ。
彼らも馬鹿じゃない。
自分達の罪深さなど分かっている。
イタ王は、地獄に行ったのだろうか。
それとも、天国だろうか。
死者とは話せない。
拝啓
親愛なる貴方へ.
貴方は今何処にいますか。
コメント
5件
拝啓 親愛なる貴方へ、読み終えました。 国の化身という設定がまず面白くて、日帝とイタ王の距離感の変化がじんわりと伝わってきました。最初は「西洋の文化か」と戸惑っていた日帝が、イタ王のまっすぐな愛情に少しずつ心を開いていく流れが自然で。抱きつかれて「仕方ない」と抱き返すシーン、柔らかい香りと書かれたところが特に好きです。 戦争と別れの流れも重くて、最後の「貴方は今何処にいますか」という一文が胸に刺さりました。とても丁寧に紡がれた物語だと思います。続き、楽しみにしています🌷