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アゲハ「それは、神秘の宇宙を進む旅人。
酸の雨を掻い潜り、果てしなきラビリンスを抜け、
秘密の門を開いて出会う琥珀の宝石」
アゲハは紙に書いてある文章を読み上げた
マタロウ「ポエム?」
コマ「綺麗な詩だね」
ジンペイ「なんか良い事あるんじゃないのか!」
アゲハ「うんうん!」
フブキ「出会う琥珀の宝石…?
これってもしかして、素敵な人が現れるってことじゃあ……」
うっとりとした表情でクルクルと踊るフブキの頭に、琥珀の宝石(ウンチ)が
べしゃりと落ちた←
「「「「素敵なウンチが現れた」」」」
何故かここでハモる4人←←
すると、上空から声が聞こえてくる
モモ「ごめんなさいですねぃ!なんか急にお腹を揉まれた感じがして、
我慢できずにウンチってしまったですねぃ!」←←
フブキ「そんな事ある!?!?」
フブキはブチ切れてモモに向かって怒鳴った
マタロウ「そうか、分かったよ!琥珀の宝石ってウンチの事だったんだ!」
コマ「なるほど!」
2人はそんな会話をしながらトングでフブキの頭にあるウンチを挟み、
塵取りにポトリと落とした
コマ「神秘の宇宙は体内の事。酸の雨は胃酸、ラビリンスは大腸、そして秘密の門は…」
ジンペイ「肛門だな!」
フブキ「ムカつくけどそんな気がする……!!」
貴方「ジンペイ…恥ずかし気もなくそういう言葉使うのやめて…///」
すると、どこからともなく占いの紙が飛んでくると、フブキの鼻の穴にサクッと入った
フブキ「ンガッ!?」
マタロウ「おお!また鼻にサクッと行った!」
フブキは鼻の穴に入った占いの紙を力ずくで引っ張り抜こうとしたが、
またしてもサクッと鼻の穴に戻った
ジンペイ「すっげえ面白い!俺達も早く食べようぜ!」
アゲハ「え、ええ……;」
ジンペイにそう言われ、少しばかり嫌そうな顔をするアゲハ
コマ「まあ確かに、フブキさんがあそこまで酷い目に遭うとね……;」
コマ「よし!アゲハちゃんの分のチョコは、僕が食べるよ!」
コマにそう言われ、遠慮するアゲハ
アゲハ「え?いいよ!自分の分はちゃん食べなきゃだし、
コマ君に迷惑はかけたくないし……」
コマ「僕なら大丈夫!」
そういってコマは、アゲハの手からチョコを取ると、一口齧った
アゲハ「ちょっ、コマ君!;」
ジンペイ「おっ、コマ君も食べたのか!早く見てみようぜ!」
ジンペイにそう言われ、コマは中に入っていた紙を取り出し、広げた
マタロウ「汝、己の身に柔らかな紅が落ちたり?」
ジンペイ「なんだそりゃ?」
フブキ「柔らかな紅…?」
ジンペイ「紅ってバケーラの事か?」
コマ「えッ、僕にバケーラが落ちてくるの?;」
マタロウ「コマ君、絶対潰されるじゃん!;」
それを聞いてアゲハは怒る
アゲハ「もぉ~、コマ君!だから私が食べるって言ったのに!」
コマ「ご、ごめん…;」
その時、アゲハは誰かに背中を押された
アゲハ「きゃあッ!?」
思いきり前につんのめったアゲハは前にいるコマを押し倒し、覆いかぶさってしまった
コマ「!?////!?!?////////」
その転んだ衝撃で、アゲハはの唇とコマの唇が重なってしまった
ジンペイ/マタロウ「「あ…あ―――――――ッ!!!!!」」
フブキ「キャーッ!////」
それを見たジンペイとマタロウは白目を剥いてショックを受け、
フブキは頬を染め、黄色い声を上げた
キスしたことに気付き、アゲハは光の速さでコマから離れた
アゲハ「ご、ごごごごごごごめッ……/////////」
勢いよく後ろに下がり、アゲハは尻餅をついた
コマは顔の熱でお湯が沸かせるんじゃないかと思うほどに顔を赤くさせ、口元を手で覆った
コマ「だっ、っだだだだ大丈夫……////////
(これってアゲハちゃんファーストキスかな…?
どうしよう、だとしたらめちゃくちゃ嬉しい…/////)」
ジンペイ「うぅぅぅう……アゲハのファーストは俺が奪いたかったのにぃ…!!」
マタロウ「(コマ君…初めて君を恨むよ…そのポジション変われや…)」←←
ジンペイはそんなにも悔しかったのか、ダバダバと涙を流している
マタロウに関しては背後にものすごく邪悪なオーラが…←←←
フブキ「もしかして…柔らかな紅って………アゲハの唇…!?」