ラ「好きです、大好きです、愛してます、」
深「うん、俺も好きよ?」
ラ「う”ぅっ、いえないよぉぉぉ‼︎⁉︎」
深「あー、よちよち、大丈夫ですよぉ?笑」
岩「え、どういう状況?」
こんにちは村上まいとラウールです。
絶賛告白の練習の相手をふっかさんに頼んで
頑張ってるんだけどこれが全く進展しない。
行きと帰りの送迎の車の中、楽屋でもやってるし、あとはmvの撮影の合間とか…
かれこれ練習し続けてもう1ヶ月が経ってる
深「もうそろそろ本人に言ってみたら?」
ラ「振られたら僕立ち直れないよ」
深「だぁいじょうぶだって!自信持てよ‼︎笑」
ラ「説得力ないよぉ、」
深「んだと⁉︎」
岩「まぁ、当たって砕けてみるのもアリかもな」
ラ「僕砕けたくないんだけど…?」
どーやったら康二くんに振り向いてもらえるのかなぁ、…
何度か試す様な行動を取ったんだけど全く効果ないんだよねぇ、それどころかぜぇぇったい
年下だからそんな目で見てもらえてなくて……
向「ラウール!これこないだ言ってた写真‼︎どお?結構上手く撮れてへん?」
ラ「康二くん!わぁ、すっごい綺麗…‼︎」
向「せやろ⁇ほら、これラウールの写真もあるねんで!」
ラ「あれ、?僕これ撮られた記憶ないよ?」
向「え、そうやっけ、?」
ラ「うーん?僕が忘れちゃっただけかなぁ、…まぁありがとう撮ってくれて!」
向「おっ、おん!」
普通に話すことは出来るんだけどなぁ…
どうやったら意識してもらえるのかこれは
仕方がない、めめに相談だ善は急げというのですぐにめめに連絡して話を聞いてもらうことにした。
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康二side
向「めめっ、どないしよ、好きやぁぁっ、」
目「そのまま言ったら?」
向「無理に決まっとるやんか‼︎相手は未成年やぞ‼︎⁉︎」
目「えー、めんどくさいなぁ、」
どうも、向井康二です絶賛片思い拗らせ中です
そんで持って今大大大大親友の目黒蓮くんに
話聞いてもろてるねんけど目の前の彼は興味なさそうにビールと枝豆を摘んでやがる。
まぁ、呼び出したの俺やけどさ、もうちょい
興味持ってや笑
目「で、康二はラウールの事が好きなんだよね?」
向「せやねん、大好きやねん、むっちゃ好き」
目「その気持ちを伝える予定は?」
向「今んとこわからへん」
目「一回当たって砕けてみたら?」
向「砕けたらあかんのよ‼︎」
ブーブーッ
向「ん、携帯なっとる、俺か?」
目「おっ、ごめん俺だわ」
向「めめかい!笑」
目「ラウールからだ、今から話せない?だって、えー、…どうしよ、」
向「ラウールが?めめ行ってあげて」
目「え、でも康二…」
向「大丈夫や、俺はしょっぴー呼ぶから!笑」
目「了解、じゃ、ちょっと行ってくるわ」
向「おん!俺の事言ってたらなんか教えてな‼︎」
目「多分ないと思うけどわかったよ」
向「一言多いねん!」
さてと、多分今頃だてとイチャコラしているであろうしょっぴーでも呼び出しますか笑
ほんま、俺がこんなに悲しんでるのにしょっぴーだけイチャコラは許されへんで⁉︎⁇
でもな、どんだけ電話かけても全く出てくれ
へんのよ
これはしょっぴーの家に行くしかないねんな⁉︎
というわけでしょっぴーの家兼だての家に突撃しに行くことにした。
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渡「お前それ食ったら帰れよ?」
宮「ふふっ、美味しい?おかわりあるからね」
向「めっちゃうまいわ‼︎これレシピ教えてーや」
宮「勿論、紙に書くねニコッ」
渡「で?なに、ラウールの事?」
向「せやねん、なんか最近めっちゃ意識してしまうんよ、でもラウールは絶対そんな気ないから余計にしんどいねん…」
渡「あー、…そういう事」
宮「そんなにあれなら当たって砕けてみたら?」
向「それめめにも言われたわ笑」
渡「でも、なんだ…康二らしくないよな」
宮「うん、それだけ真剣なんだよねラウールの事が」
向「…おん、大切やねん、大事にしたいねんよ…」
でも、俺のせいでラウールの未来を狭めたくもないねんな…
今からもっともっと俺じゃ手の届かないところに羽ばたいていくであろうラウールの道を狭めたくない
向「やっぱ諦める…?」
渡「それはやめとけ絶対後悔するから」
宮「翔太の言うとおりだよ、一回本当に当たってみたら良いと思う」
向「だて、しょっぴーっ、‼︎」
渡「とりあえず明日一回腹括って話せ」
向「きゅっ、急すぎひん⁇」
宮「明日撮影の後照が皆んなで集まって話すって言ってたからその時間使ったらいいよニコッ」
向「おっ、おん!ありがとぉなだて、しょっぴー‼︎」
渡「おし、元気出たなら帰れよ?」
宮「はい、これレシピね?」
向「ありがとうな!明日頑張るわ‼︎」
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ラウールside
ラ「どうしたらいいと思うめめ、?」
目「んー、当たって砕ける」
ラ「砕けたくはないんだってばぁぁ」
目「じゃあ、とりあえず当たるか」
ラ「とりあえず当たるね…」
目「ラウールはなんでそんなに康二の事好きなわけ?」
ラ「…わかんない、気づいたら好きになってたから…キャラメル色の瞳で僕の事を視界に捉える仕草も、あの甘い声で僕の名前を呼んでくれる時も、…全部全部大好きなの…」
目「うん、その気持ちを伝えないの?」
ラ「言っていいのかなぁ、…僕、嫌われないかな」
目「嫌われたら慰めてやるから一回当たってきな?ニコッ」
ラ「めめっ、うん、ありがと‼︎明日話してみる‼︎」
目「ん、がんばれニコッ」
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次の日
向「あっかん、めっちゃ緊張してきたわ…」
渡「頑張れ、漢見せるんだろ?」
向「おっ、おん!頑張るわ…‼︎」
ラ「めめっ、どうしよう、緊張する!」
目「大丈夫だから、ほら行ってこい」
ラ「うっ、うん!」
照兄が前で喋ってる内容も全く入ってこない
頭の中はこの後ラウールに告白することで
一杯一杯でずっと隣に座っとるふっかさんの手を握らせてもらってる笑
岩「これで伝えることは終わりかな…あとは皆んななんかある?」
向「はっ、はい!向井康二あります‼︎」
ラ「ぼっ、僕ラウールあります‼︎」
勢いよく立ち上がったらほぼ同時にラウールも立ち上がった。
え?ラウールもなんか言うことあるん?
向「えっ、ラウールもなんかあるん?先にゆずろか?」
ラ「っ、大丈夫‼︎でも、康二くんに用事があるの…」
向「俺に⁉︎えっ、俺なんかしてしもうたっけ…」
ラ「あのね、康二くん僕、康二くんの事が好き、大好きなの」
向「えっ、あっ、ありがとう、」
ラ「でもね僕の好きは普通の好きじゃなくて、恋人としての好き、…恋愛対象としての好きなんだ」
向「…ぇっ、」
ラ「困らせてしまうのはわかってる、でもね毎朝顔を見合わせて挨拶するだけで凄く嬉しくて、その日1日すっごい幸せな気持ちになって、…やっぱり好きだなぁって、」
向「らっ、ラウール、あのなっ、あの、」
向「俺も、俺も好きや…ラウールの事が‼︎俺もラウールと同じ好き、ずっとラウールの事で頭の中がいっぱいになってしまうくらい大好きで、かけがえの無い存在なんや、‼︎」
ラ「康二くんっ、」
お互いボロボロと大粒の涙を流しながら
抱き合って泣いちゃってほんまはもうちょい
かっこつけたかったけどそんな余裕なくて
でも心は幸せで満たされてて何より大好きな人とおんなじ気持ちだったて事実だけで嬉しい
阿「おめでと‼︎やっとくっついたねニコニコ」
佐「2人とも泣きすぎて顔酷いことなってるから笑」
岩「うん、良かったよニコッ」
渡「これで呼び出される事なくなった…‼︎」
宮「んー、まだ来そうな予感はするけどね」
深「うぅっ、ラウールがっ、グスッ」
岩「ほら、そんな泣くなよ息子の晴れの日だぞ?」
ラ「ママ泣きすぎだよ笑」
向「ほんまに皆んなありがとぉな!グスッ」
ラ「もぉー、康二くんまで」
無事に4組のカップルが出来上がって楽屋の中はいつも以上にピンク色のオーラーが溢れかえっているとかなんとか…
佐「お前ら少しは俺に遠慮しろよ‼︎‼︎笑」
深「あ、ごめんね笑」
岩「忘れてたわ」
ラ「佐久間くんも早く良い人見つけなよね」
向「ラウール‼︎これ可愛いない?」
ラ「えー、康二くんの方が可愛いよニコッ」
向「ラウール‼︎‼︎///」
渡「涼太、上着貸して」
宮「ん、膝使う?」
渡「うん、…眠たい…」
目「阿部ちゃん、阿部ちゃん、大好き」
阿「わかったから、指食べるのやめれる?」
目「無理かもニコッ」
佐「うぅっ、誰か!俺にも出会いをくれぇ‼︎」
らうこじ編end
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