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私
には何もないわ! 私には希望がない! 私には何も残されていない! 私は何も持てなかった!! 私の愛は、すべて失われた!!! 私は私の人生を取り戻すために戦うんだわ! 私の夢が叶うまで戦い続けるわ! 私は勝つんだわ! 私は負けない! 私が間違っていたなんて絶対に認めない! 私の願いは一つだけよ。この世界のみんなに、幸せになって欲しいの。それだけが私の望み。だからね、神様。お願いがあるの。どうか、私以外のすべての人たちに、幸せな未来を与えてあげてください。お願いします。
どんな時だって、あなたのことを想っていた。ずっとずっと、会いたかったんだよ?また一緒に遊びたいなぁって思ってたけど、あなたはきっと嫌がるよね。それでも、やっぱりもう一度だけでいいから会えたらいいなと思うのです。あなたにとってわたしなんかもう忘れてしまいたいと思える存在かもしれないけれど、せめて最期くらいはお別れを言いたくて。ごめんなさい。本当にありがとう。さようなら。わたしの大好きな人へ。
彼女はいつも泣いていた。彼女の涙を見たとき、僕は初めて自分の過ちに気付いたんだ。僕がもっと早く気付いていれば君を救うことができたはずなのに。だからこれは僕の罪滅ぼしでもある。必ず彼女を救い出してみせるよ。
彼女が再び笑顔を取り戻すために――。
その瞬間、彼女は笑っていたのだ。
この世に生を受けたその時から、彼女はひとりだった。
両親には疎まれていた。生まれて間もない頃から、彼女は常に暴力を受けていた。物心ついた頃には既に両親は彼女に対して愛情を持つことはなくなっていた。虐待が始まったのは何時からだろうか? それは彼女にもよく分からない。少なくとも幼い頃の記憶は曖昧で断片的なものだ。両親が自分を愛していないことだけは理解できた。何故なら両親にとっては彼女と居ることが苦痛以外の何ものでもないからである。両親の言葉の端々からはそういった思いが滲んでいた。
それから数年が経ち、少女にも少しずつ変化が訪れた。幼かった容姿は次第に大人びていき、身長も伸びて女性らしい体つきになる。髪の長さも同じぐらいまで伸びた。彼女の表情も次第に明るくなっていき、笑顔を見せる機会も多くなった。
彼女はもう一人ではないのだ。
そんなある日のこと、彼女がいつものように本を読んでいた時のことだった。ふとあることに気づいた彼女だったが、その時にはすでに遅く、事態はすでに取り返しのつかないところまで進んでいたようだ。
突然の出来事だった。
気がついた時にはすでに遅かった。
彼女の身体はみるみると若返っていった。まるで何かに取り憑かれたかのように