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わたしは今、修学旅行で京都に来ている。ホテルについて、先生のお話がはじまった。なんか、他の階は一般のお客さんがいるから行くなとか、騒ぐなとか、そんな話。

あんま面白くないから、わたしはこっそりスマホをいじりはじめたの。なーんかおもしろいことないかなぁ。あ、そうだ! いいことを思いついた。泊まるホテルの名前をツイッターで検索。誰か知ってる子が見つかるかも。

って、思ったけど、それっぽいのは見つからなかった。代りに、知らないおっさんが同じホテルに泊まっているのを見つけた。いや、おっさん見つけても何もおもしろくないけど。部屋の扉や、中、窓から見える景色なんかの写真を載せてる。へー、このホテルの部屋、こういう感じなんだ。ちょっとだけ興味がわいて、そのツイートを見てみたら……

うわっ!?

「これから部屋に女の子を呼んで、えっちなことしまーす」

だって。うそでしょ? こんな大人が堂々とえっちする宣言していいのかよ。ていうか、これほんとなのかな。もしかして、偽物なんじゃないの? どうせガセネタだろうし、適当に写真でも載せてそれっぽくしとけばいいもんね。そう思っていたら、先生の説明が終って、部屋に荷物を運ぶことになった。

あれ? この部屋って、さっき見たような気が……。自分のスマホで見てみる。やっぱり同じ部屋だった。マジで本物じゃん。少なくとも、あのおじさんがこのホテルに泊まっているのは本当なんだ。

それから二時間くらい経った頃。夕飯を食べ終わって、自由時間になった。わたしはあのおじさんのことが気になって、ときどきツイートを見ていた。

「もう少しで女の子が到着しまーす」

って書いてある……。もう来るんだ。それにしても、どういうつもりなんだろう。こんな時間に女の子を呼ぶなんて。まさか本当にヤッちゃうわけ?

「ねえ」

わたしは友達に話しかけた。

「何?」

「このツイート見て」

「えっ、なにこれ?」

「よく分かんないんだけど、女の子が来るみたい」

「ふーん……」

「ね、この部屋、行ってみない?ちょっと覗いてみたいなあって思ってさ」

「やめなってば。怒られるかもしれないよ」

「大丈夫だよ。バレなければ平気だから」

わたしたちはこっそり部屋を出て、おじさんの写真に写っていた部屋番号のある階に行ってみた。見つかったら先生に怒られるけど、非常階段を使ったらばれなかった。そして、ドアの前に来た。

「ここだね」

「女の人、もう来たのかな?」

「わかんない」

なんて話をしていたら、チンッ、という音がして、この階にエレベーターが着いたみたい。やばい、見つかっちゃう! 急いで近くのトイレに隠れなきゃ。

トイレから鏡越しに外の様子を見ていると、女の人がやってきて、おじさんのあの部屋をノックした。

「こんばんはー」

声が聞こえてきた。若い女の声だ。

「こんばんはー」

今度は男の人の声がした。そして女の人はその部屋に入っていった。

「やば!」

わたしたち二人は顔を見合わせた。

「あのツイート、ほんとだったんだ……!!」

わたしは興奮してきた。もしこの二人がホントにしてたら、絶対見たい!

「行こう」

わたしたちはその部屋に向かった。(続く)

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