テラーノベル
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⚠️この話はポケモン×カンヒュのクロスオーバーです。
今回は韓国とにゃぽん中心です。
※バトル表現あり
日本家襲撃から、一ヶ月が経過した。
駆け付けてくれた中国や台湾はえげつない惨状に目を丸くしていたし、
世界一危機管理能力が欠如し、平和ボケしている国民と呼ばれていた日本国民達も、ポケモンを使わせれば兵隊レベルの強さを秘めていたことに世界が驚いた。
それはもう、一時は在日米軍基地の新設を考えていた大統領も、国民達のバトル強さに断念したと声明が出されるレベルで。
しかし国の化身が狙われたとのことで当然世界中の国々で動きがあった。
果たして、次はどんなイレギュラーが発生するのだろうか?
「おーいにゃぽん!今日は僕が勝つから早く来いよ〜!!」
「待ってよ韓国、早いってぇ〜!」
「ちょっと二人共っ走らないでってば!!」
場所は台湾首都、台北駅前。
韓国、にゃぽん、台湾は新しく出来たバトルスタジアムに向かう途中であった。
「あのね二人共!!来てくれたのは嬉しいけど一応現地民の言うこと聞いてよ〜!」
「ごめんごめん、だって韓国が〜…」
「もうスタジアム見えてんだから良いだろー?
台北そこまで治安悪くないし大丈夫だって!」
「君ら足速いから追いつくの大変なんだよ!」
「まぁポケモントレーナーに必要なのは足腰だもんね…台湾もいっぱい走れば速くなれるよ。
あっ、もう目の前だよ!!」
にゃぽんの指差す先には、目前に広がる台北ポケモンスタジアムが構えていた。
日本に比べると少し小規模だが、どうやら著名の大工や設計士に造らせたものらしく綺麗でオシャレだ。
「おぉ、此処が…!」
「めっちゃ綺麗じゃん。此処でバトル出来んのか〜」
「うちの上司が張り切っちゃってさ。
当初はここまで凄いスタジアム作る予定無かったんだけど、せっかく駅近いしどうだって…」
「すげぇ…早く中入ろうぜ!」
「れっつごー!!」
スタジアム内:
「ほぁあぁぁ…!!✨️すっご〜い!」
「観客席にはギルガルドの特性を生かした特殊バリア…
あなをほるに適応した土使ってあるし、開閉式で高さもある天井だからひこうタイプのポケモンも動きやすいな」
「韓国、それ全部僕が説明しようとしてたんだけど……」
「あとあと〜、
でんきタイプの技の軌道が磁力でズレないように、会場の天井とか壁は電気を通さない特殊な金属も使ってあるんだよねっ!」
「………..。」
怖い、説明しようと思ってたこと全部言われた。
ポケモン先進国の力はここまでのものか、と台湾は頭を抱える。
だが台湾も日本文化の影響が強いので少なくとも世界的に見れば十分先進国の部類には入る。
そのはずなのに何故か韓国とにゃぽんの勢いに押されまくりなのだ。
「….あ、そうだ。
この後イギリスさんとドイツさんと香港、あとシンガポール君が来てくれるらしいからそっちの案内もしなきゃいけなくて」
「機械強い組だな」
「あんまり私達と居られないの?」
「そうなんだよね。だから悪いけど僕が席外してる時は二人で自由に会場見ててくれる?」
OK!と声を揃えて二人が返事をした時、後ろから台湾を呼ぶ声が聞こえた。
振り返って見てみると…
「こんにちは、台湾さん」
「你好、イギリスさん。ようこそ台北スタジアムへ!」
「やっほー台湾。久しぶり的な」
「おぉ…!これは大きなスタジアムだね。思いきりバトルできそうだ」
「見学国一同、本日は宜しく頼む」
「はい、宜しくお願いします!」
ハキハキと挨拶を返していく台湾を横目に、韓国がふと呟いた。
「……..忙しそうだな。僕らは先にフィールドの方行ってみる?」
「うん!そうしよ」
スタジアムの構造や技術への質問に対して答えていた台湾に手を振って、階段を一段飛ばしで降りて行く韓国。
追いかけようとにゃぽんが足を踏み出しかけた、その時だった。
「……?空が、曇ってきた…?」
先ほどまでさんさんと照り輝いていた太陽が、急激にやってきたどんよりした分厚い雲によって人々から遮られる。
青い空も一瞬で見えなくなってしまった。
何かを思わせるような天気の変わりように、にゃぽんのモンスターボールが少し震える。
「ん?急に暗くなった」
「……ねぇ、韓国。これって──────、」
悪い予感は、的中する。
『ぎゅりりしゅいーーーーーーー!!!!!』
曇天に轟く異形の鳴き声。
空を絡め取るかのように舞っている “伝説” は天地を揺らす雄叫びを上げた。
「ッ….!!にゃぽん、あれって!」
「間違いない…
でも、何であの子が此処に……!?」
『『” レックウザ!! “』』
一方、台湾達の方でも…
「なっ….何だあれは!!」
「ポケモン…物凄く強そうですよ!?
しかも何か今まで見てきたポケモンとはレベルが違うというか…」
「何あれ!?台湾何か知ってる!?」
「知ってる訳無いだろ!!何だよあの強そうな奴….!!」
パニックになる英独台香に、シンガポールが何かを思い出したかのように声を上げる。
「ッ….!!もしかしてアレじゃないですか、伝説のポケモン!!」
「伝説って….国連が会議で話してた化け物の事か!?」
「ちょっと待って下さい、それって日本さんが捕まえようとか言ってたやつですよね??
あれ捕まえるんですか!?絶対無理ですよ!?」
「…….いや…あの二人なら、もしかしたら」
ばっとフィールドの方へと振り向いた台湾。
そこにあるのは可愛らしい猫耳と、トレードマークのヘッドホンが目の前の大空を見上げている姿。
彼らなら恐らく、きっと….!!
「にゃぽん!!韓国!!」
「あーあ、呼ばれちゃったね?私達」
「レックウザ…しかも色違いとか最高じゃん。
主人公の基本は伝説ゲットだよな」
「……どっちが主人公か、此処で決めちゃう?」
「望む所だっつの!」
自分の最高の仲間達が入ったボールを掲げ、野心と闘争本能をみなぎらせ、
力いっぱい天に向けてボールを放つ。
「行っておいで!!ニンフィア、チルタリス!!」
「思いっきり暴れるぞ!!ブラッキー、トゲキッス!!」
戦いの火蓋は、切って落とされた。
「いやぁ〜始まっちゃいましたねぇ」
アーマーガアに乗った1人の男が、台北スタジアムの惨状を上空から悠々と見下ろしていた。
男の手にあるは漆黒のカバーに包まれたスマホロトム、そしてそこから聞こえてくるのは “あの少女” の無機質な声。
『首尾ハ、ドウデスカ?』
「上々ですよ。お宅の財団員さんのお陰で随分と動きやすくなった」
『ナラ良イデス。
シカシ、勇者様二近シイ実力者二人デス、警戒ヲ怠ラナイデ下サイ。』
「ハイハイ分かりましたよっと。
──────いやしかし、意外でしたよ。
まさかポケモンの保護を謳う慈善団体が、俺達マフィアに協力して下さるなんて(笑)」
資金不足、人手不足はどの業界でも一緒ですかぁ?と軽口を叩く男……マフィアの中堅幹部が笑い飛ばすと、
少女・エーテル財団は動じること無く淡々と答える。
『……………私ハ、コノ世界ノ平和ヲ願ウマデデス。ソノ為ナラ誰デアロウト利用スルダケ。
ソレガ例エ、貴方達マフィアダトシテモ。』
ふーん。と、少女の答えに興味無さげな返事をすると、マフィアの男はアーマーガアに指示を出し旋回を始める。
ここに居てはバトルに巻き込まれてしまう。
“目的”は果たした。
後はイレギュラーの発生が無いか見守るまでだ。
「ふぅ….やれやれ」
“何考えてんだか、イマイチ分かんねぇ顧客だぜ。”
そんな怪しい彼らの思惑などいざ知らず、
韓国とにゃぽんは強敵・レックウザとの戦闘に身を投じていた。
「ブラッキー、トゲキッスに乗れ!!
まずはどくどくだ!」
「ブッラァア!!!」
“あの” レックウザ相手では、正面からマトモにぶつかっていくだけのゴリ押し戦法はリスクが高すぎる。
幸いはがねタイプでは無いので、HPを少しずつ削れるどくどくはかなり重宝できる技だ。
ただし問題は、それが当たるかどうかだ。
『キュリシィイイイ!!!!!』
とぐろを巻くかのように、トゲキッスの背中からブラッキーが放った初手のどくどくを躱すレックウザ。
流石、伝説は技を当てるのすら難易度が桁違いに上がってしまう…
なら、と様子を見ていたにゃぽんは、先程の韓国と同じように、チルタリスの背中にニンフィアを乗せるよう指示を出す。
「近付きすぎないで!!
ニンフィア、ミストフィールド!」
「ふぃあっ!!」
チルタリスに乗ったニンフィアが会場全体を滑空し、触覚を弧を描くようにうねらせると、ピンクがかった霧がスタジアム全体に立ち篭める。
にゃぽんの初手は『ミストフィールド』。
ドラゴンタイプの技の威力を半分まで下げ、まひやどくなどの状態異常を打ち消す技だ。
レックウザの技の威力は計り知れない。建物や人々への被害を抑えるためにも技の威力は下げる必要がある。
「(ミストフィールドは成功したものの…あの子の場合ひこうタイプの技が1番怖いからなぁ。
台湾の人達を守る為にも、ここは頑張らないとっ!)」
「ナイスにゃぽん!!トゲキッス、下から突っ込め!!」
韓国のトゲキッスが低空飛行から上昇する。
りゅうのはどうで迎え撃とうとするも、ミストフィールド効果で威力が落ちているのでブラッキーのあくのはどうに打ち消される。
一発当てんとばかりに、トゲキッスにも指示を出す。
「げんしのちから!」
化石のような不思議な力がトゲキッスの周りを漂い、レックウザに向けて発射される。
げんしのちからはいわタイプ。
ひこうタイプのレックウザには効果抜群、しかしこの技を選んだのにはもう一つ理由があった。
それは…
「きっす!」
技が当たった直後、トゲキッスのこうげき・ぼうぎょ・すばやさなどの強さが1段階上がった。
げんしのちからは時々、体力以外の種族値全てが1段階上がるという追加効果を持っている。
そして韓国のトゲキッスの特性は「てんのめぐみ」。
技の追加効果を引き出しやすくする特性と強力な追加効果の技は、まさに相性バツグンと言っていいのだ。
だが、まだ終わらない。
「韓国!!」
前方で指示を出す韓国に向かって、にゃぽんは声を張り上げた。
一瞬だけ2人の視線がかち合う。
そんな2人は、それぞれ右腕を掲げ───!
「妖精パワーを魅せてあげてっ….
ニンフィア!!」
「白い悪魔の名の元に… トゲキッス!!」
『『テラスタル!!/ダイマックス!!』』
カッッッ!!!!と、台北スタジアムが震えた。
その頃、台湾達は….
台北某所:
「慌てず走らないで!!
落ち着いて避難誘導に従って!!」
レックウザの出現でパニックとなった台北市内では、台湾が自ら避難誘導を行なっており、
一緒に逃げてきたイギリス、ドイツ、シンガポール、香港にも協力してもらいながら市民の安全を確保しようと奔走していた。
「台湾さん!!あのレックウザとやらはどうするんです!?」
「韓国とにゃぽんに任せるしかない!
あの二人ならきっと大丈夫だよ、負ける訳ない!!」
「そうですよイギリスさん!
2人共すごく強いじゃないか、此方の被害が無いのはあの二人が抑えていてくれているからだしね!」
台湾とシンガポールは避難誘導も進み、韓国とにゃぽんのお陰で特に被害が無いので楽観視しているようだった。
だが、イギリスだけは暗い表情のままだった。
「イギリスさん、どうかしたんすか?」
「……香港。貴方は他の皆さんと一緒に避難しなさい。
私はお二人の元へ行きます」
「………………ハァ!?!?」
突然の爆弾発言に、他三人が驚愕する。
戻るというのか?あの超絶バトル空間に!?!?
「いやいやいやいや!!!!此処でイギリスさん怪我したら僕が怒られますし絶対危ないですよ!!
幾らイギリスさんでも援護は無理ですよ!!」
「イギリスさん、それはちょっと考え直した方が良い的な…」
「僕は反対です!残るべきではありません」
アワアワとイギリスを止めてくるアジア組に、
イギリスは横に首を振ってスタジアムの方へと向き直る。
「………日帝さんから聞いたんです。」
「「「….!!」」」
前触れも無く出てきた名前に、3人が凍りつく。
「最初に起きた大事件の時、
日帝さんを含む旧国の方々は、ウルトラビーストという存在によって一網打尽にやられました。」
「それは、国連総会で聞いたけど…」
「えぇ、そうでしょう。
彼のお見舞いに行った時、当時の状況を聞いたんです。そしたら何て返ってきたと思いますか?」
一呼吸置いて、語り出す。
「彼は言いました。
『…アレは化け物だった。
人智の及ばぬ異形、日本とその相棒に対して本気で攻撃してきた。
下手すれば死んでしまう威力の技を何度も、何度も躊躇なく放った。
どんなに強い猛獣使いでも、絶対勝てる保証は無い。
ヤツより強い化け物が居るなら尚更──』」
そこまで続けたイギリスは、腰に付けていたホルダーポーチからモンスターボールを1つ手に取った。
ポン!と軽い音がした後、中から色違いのサーナイトが出てきた。
「……イギリスさん、もうポケモンそこまで進化させたんすか」
「ふふっ、私何かを育てるのは得意なんですよ。
貴方達もそうやって育てたでしょう?香港、シンガポール。」
手袋をはめ直し、色違いの女王を連れてスタジアムの方へと闊歩する。
その様子はさながら、高貴な王室のパレードのようだった。
「伝説だからと、舐めないで下さいよ。」
この時、日本家と韓国以外で初めて脅威に立ち向かった国が現れた。
その国の名はイギリス。
嘗て世界中を恐怖に陥れた彼は、
今度は世界の闇を打ち払うための立役者として、活躍することになるのだ。
そして、レックウザとの激闘が続くスタジアムでは……。
「韓国!!
ダイマックスは確かまだやったことないって聞いてたけど、大丈夫なの!!」
「何言ってんだ、この韓国様にかかれば初回から完璧に使いこなせるに決まってんだろ!!」
フェアリータイプにテラスタルしたニンフィアと、
ダイマックスしてレックウザと同じくらいの大きさになったトゲキッス。
切り札を切って二人の攻撃は最終段階に入っている。
『きゅりりりしいいぃぃぃ!?!?!?』
みなぎるパワーを感じ取ったのか、レックウザが武者震いして雄叫びを上げる。
それが合図だった。
「ニンフィアっ、テラバースト!!!!」
「トゲキッス、ダイフェアリー!!!!」
2つの強烈な技がレックウザに向けて放たれる。
しかし、効果抜群なはずのその技は。
『────────────!!!!!!』
轟音が走り、にゃぽんと韓国の体が吹っ飛ばされる。
霞んでいく視界の中、微かに見えたのは。
「(─────あぁ、あの技を使ったんだね。)」
ガリョウテンセイ。
凄まじいパワーと光を纏い、天空から地上へと突撃する。レックウザにしか使えない専用技。
ひこうタイプの技なので、フェアリータイプのニンフィアとトゲキッスにも効果はある。
物理技に弱い2匹を瀕死に至らせるには、十分だっただろう。
そこまで考えて、にゃぽんと韓国は目の前が真っ暗になった。
一方、少し前のスタジアムの入口付近では。
「サーナイト!サイコキネシスです!」
「さーなっ!」
いち早く到着したイギリスは、スタジアム入口の壊れかけた所に気を付けながら、
サイコキネシスで瓦礫を除けながら進んでいた。
「まだ戦闘音が聞こえる…にゃぽんさん、韓国さん、どうか無事で…..」
「おーーい!!イギリスーーーーッッ!!!!」
見知った男の声が聞こえた。この堅物そうな声は、もしや。
「ドイツ!?」
「イギリス、やっと見つけたぞ!!」
「貴方、何故ここに…」
「シンガポール達から聞いたぞ。お前がスタジアムに戻ったと。
あいつらを助ける為だよな。」
はぁ、と息を整えながら問いかけるドイツ。
イギリスはため息をついてこう返した。
「まぁそのつもりですけど。
まさか追いかけてくるとは思いませんでしたよ。」
「お前みたいな腹黒がこんな事をするなんて、何か裏があるのかと思った迄だ。
にゃぽんちゃん達はまだこの中か。」
「戦闘音が聞こえるので恐らくそうでしょうね。あと今腹黒って言いました???」
「事実だろう。大体お前はいつも──────」
ドオォォオォォォォン!!!!
大地を揺るがすような轟音が響き渡り、思わずドイツとイギリスがふらつく。
「うわっ!?」
「なっ、何です!?!?」
「まさか…あの二人……」
「っ!勝ったのでしょうか。行ってみましょう!!サーナイト!」
「さなっ!」
スタジアム内:
「にゃぽんさん!韓国、さ………」
「どうだ!?イギリス!….イギリス?」
スタジアムに広がっていた光景。
所々に穴が開き、崩れ落ちた客席。
ピクリとも動かずに倒れている彼らのポケモン達。
強く頭を打ったのか、血を流して横たわっている韓国とにゃぽん。
そして、勝利の雄叫びを上げる黒いレックウザ。
さっきの轟音で何が起こったかを、無理やり理解させられる景色が広がっていた。
「嘘、だろ……っおい韓国、にゃぽんちゃん、しっかりしろ!!
おい!!目を覚ませ!!!!」
「さーな…さなさな、さなーな…..」
1番頼れる二人が倒されたことに、
ドイツとイギリスは現実を受け止めることが出来なかった。
さっきまで、あんなに勇ましく安心させてくれたのに。
これが伝説。人智の及ばない圧倒的な存在。
……だが。
「……………..行きましょう、ドイツ。」
「…..イギリス?」
「国は死なない。国民達が生き続ける限り、私達は完全には倒れない。
だから、二人には少し休憩が必要です。」
「….!そうだな。ここまで来たんだ。
いつまでもこいつらにおんぶに抱っこじゃ、EUのリーダーとしての名が廃る。」
「サーナイト、準備はいいですか。」
「ジバコイル、出てきてくれ。」
” Let’s start a wonderful battle. “
to be continued?
コメント
4件
ありがとうございますぅぅぅ!!!めっちゃ続き待ってました!!迫力満点、、やばいです、、
最高すぎる!黒いレックウザ、、、、アニポケに出てきたやつか?