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あれ3

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ヒミコたちの珍道中、その1

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2024年03月08日

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語り手「バウロとヒミコは、

砂浜に居る。」

バウロ「ここは、一体どこじゃ?」・

きょろきょろした

ヒミコ「ユウキが言うには、別の

惑星だそうよ。」・バウロを見ながら、

空を指した

バウロ「確かに…。」・見上げた

語り手「空には、もうひとつ惑星が

浮かんでいる。」

ワルサ「そろそろ、どいてくれんか?

」・砂に顔を押しつけたまま言った

バウロ「おっと、すまん。」・ワルサの

頭から、おりた

ワルサ「オホン!話からするに、

お前たちも飛ばされてきたのだな? 」・

立ち上がって、ヒミコたちに言った

ヒミコ「えぇ、そうよ。まぁ、私は、

自ら来たんだけど。」・ワルサに答えた

ワルサ「オレは、ぷー太郎とかいう犬に

飛ばされたのだ。あいつの頭脳があれば

、野望が達成できたのだが…。」・海の

方を見た

ヒミコ「その子(ぷー太郎)なら、

さっき会ったわよ。」

ワルサ「なに!本当か!?」・ヒミコに

詰め寄った

ヒミコ「ちょっと!砂まみれに

なるじゃない…(困)。」・ワルサを

拒絶した


『しばらくして…』


ワルサ「ふむ。ヤツ(ぷー太郎) に

兄が居たのか…。」・腕を組んだ

ヒミコ「なんだったら連絡先もあるわよ

。」・ワルサに紙を見せた

バウロ「ところで、おぬし。野望が、

どうとか言っておったようじゃが…。

」・ワルサの方を向いた

ワルサ「オレは海賊でな。30人ほどの

配下が居るのだ。」・バウロに答えた

ヒミコ「あんた、海賊だったの?」・

紙をしまった

ワルサ「あぁ。そいつらと共に、

空飛ぶ船で旅をする。壮快だとは

思わんか。」・空を見たあと、ヒミコを

見た

ヒミコ「わからなくはないけど、

賊である必要はないわよね?」

ワルサ「ふん!なんとでも言え!」・

そっぽを向いた

バウロ「空飛ぶ船なら、ワシのを

やろうか?」・ワルサに言った

ワルサ「どうせ、気球にプロペラを

付けただけのモノだろ。」・バウロを

見た

バウロ「なぜ、それを…(慌)!」

ワルサ「さて、そろそろ元の世界に戻せ

。」・ヒミコに言った

ヒミコ「できないわよ。」・ワルサに

答えた

ワルサ「なんだと(驚)!?キサマは、

自ら来たと言ったではないか!!」

ヒミコ「私は、ユウキと一緒に来ただけ

。戻り方は知らないわ。」・ワルサを

軽く、あしらった

ワルサ「くそ!また振り出しか(悔)!

」・左手で自身の顔に触れた

ヒミコ「いいじゃない。この世界を

楽しみましょうよ。」・歩き出した


『しばらくして…』


ワルサ「おい。少し休まないか…。」・

前を歩くヒミコに言った

ヒミコ「重たそうなヨロイを着てるから

、そうなるのよ。」・ワルサを見た

ワルサ「これは、炭素繊維で

作られているのだ。見ために反して

軽いのだぞ(疲)。」

ヒミコ「じゃあ、なんで疲れているのよ

。」・前を向いた

ワルサ「ふた晩も野宿をしていたからに

決まっておろうが!おまけに、休もうと

したら、このバカ犬がだな…。」・

イカリながら、隣のバウロを指した

バウロ「バカ犬とは、なんじゃ!

バカ犬とは(怒)!」・ワルサに言った

ヒミコ「あら?茶屋があるわよ。

ちょっと寄ってかない?」・その方を

指しながら、ワルサたちを見た

バウロ・ワルサ「・・・・・。」


『茶屋で…』


ワルサ「ふぅ。ようやく休める…。」・

長イスに腰かけた

バウロ「ヒミ。この休憩所は?」・

湯呑みを持って、隣のヒミコに訊いた

ヒミコ「ナリトシの、はからいじゃ

ないかしら。あの人。時代劇に一時期、

はまっていたから(笑)。」・バウロに

答えた

バウロ「はっ、はぁ…。」

ワルサ「ナリトシ…。オレに、おかしな

船を売りつけたヤツだ…。」・両手で

自身の顔をおおった

バウロ「・・・・・。」・ワルサを見た

レイア「あの、三色団子です。」・皿に

乗った団子(3本)をヒミコの近くに

置いた

ヒミコ「ありがと。あんたも食べる?

」・お礼を言ったあと、団子をバウロに

ススメた

バウロ「えっ!?いいのか(驚)!?

」・ヒミコを見た

ヒミコ「えぇ。ただし、1本だけよ。」

バウロ「パク。うまい!初めて

食べたわい(喜)!」・団子を食べた

ヒミコ「そう。よかった。ワルサも、

どう?」・その方にも団子をススメた

ワルサ「いらん。」・茶を飲んだ

ヒミコ「じゃあ、私が、もらおうっと

(笑顔)。」・団子をひとクチ食べた

バウロ「ところで、ナリトシとは、

どんな人物なのじゃ?」・ヒミコに

訊いた

ヒミコ「そうねぇ。普段は

アホ(にん)だけど、ここぞという時は

人に戻るわね。」・バウロに答えた

バウロ「ふむ。その弟子が、惑星の

あいだを自由に行き来するか…。」・

両前足を組んで、うつむいた

ヒミコ「ナリトシも、できると思うわよ

。自身を作者とかいってたから(笑)。

」・団子を食べた

バウロの心の声(作者?)・前足を

組んだまま、ヒミコを見た

ワルサ「まったく…。ワープ装置を

使わずに転移だと?ふざけている(怒)

。」・おちょこ、で酒を飲んだ

バウロ「おぬし。さっきと飲むものが

違うようじゃが…。」・ワルサを見た

ワルサ「あんなもので疲れがとれるか!

」・ おちょこ、に酒を入れてグイッと

飲んだ

バウロ「ヒミ。あの飲みものは、

なんじゃ?」・ヒミコを見ながら、

とっくりを指した

ヒミコ「日本酒よ。まぁ、お酒の一種ね

。」バウロに答えた

バウロ「ワルサ!今から飲んでは…

(困)!?」・ワルサを止めようとした

ワルサ「ふん。この程度では酔わん。

」・おちょこ、に酒を入れた

バウロ「しかし…。」

ヒミコ「いいじゃない。飲ませておけば

。」・バウロに言いながら団子を食べた

バウロ「・・・・・。」・ヒミコを

見ている

ワルサ「お前。科学者のハシくれなら、

さっさと、元の世界に戻せ!!」・眼が

据わった状態で、バウロに言った

バウロ「おぬし!酔っておるでわないか

(驚)!!」・ワルサを見た

ヒミコ「これ。お勘定。」・長イスに、

おカネを置いた

レイアの声「ありがとうございます!」

ヒミコ「行くわよ。」・立ち上がって

歩き出した

バウロ「ヒミ!まだワルサが…(困惑)

!」・その方を見た

ワルサ「ぐおー、ぐおー…(寝)!」・

長イスに横たわって、イビキをかいてる


『草原を歩くヒミコたち…』


ヒミコ「そういえば、ワルサが

居ないようだけど…。」・周りを見た

バウロ「ヒミが置いてきたのではないか

。」・うしろを歩きながら言った

ヒミコ「そうだっけ?」・バウロの方を

向いた

バウロ「・・・・・。」

語り手「前方に村が見える。」

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