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#歌詞
結愛
401
シュメール
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お疲れさまです、第7話の後編読み終わりました。 実践演習、本当にハードでしたね…。あの大総統、まさか自らプログラムを仕込んでいたとは。でも「力を目に焼け付けたかった」って言葉に、彼なりの期待と信頼がにじんでいて、なかなか憎めないキャラだなと感じました。 そして最後のセシルのシーン、胸が締め付けられました。「何もできなかった」と涙をこぼす彼に、ダグラスがどう応えるのか…目を背けたあの一瞬に、たくさんの想いが詰まっている気がします。次が気になります!
「なんとか殲滅できたみたい、だな。」
他の班が戦っているさなか、ダグラスの班の模擬ロボットは全滅していた。
「なんだろうな、ほとんど全体攻撃ができたアイザックのおかげ、っつーか。お前、ただのチャラい泣きぼくろ男かと思ってた。」
「僕がチャラ男だと…変な感じするなぁ。」
「おぉ、なかなかいい腕をしているじゃあないか。」
「俺の見てる子の事サ?」
「あぁ、その通りだ。吾輩でも、この新人隊員の実力は大変驚いている。」
「これは大変感謝するサ。」
「どうするか?特別部隊に編入させるかい?」
「特別部隊…まぁ、彼らの好き勝手やらせようと思うサ。」
「おい、まだ……お前ら!!」
さきほどまで他班と戦闘をしていた模擬ロボットが、一斉にダグラス達に向かった。
「サイテーじゃねえか!誰がこんなプログラム仕込んだんだよ!!」
ニクソンが大声で叫んだ。
「その、本当にこれでいいのサ?」
「構わん。彼らの実力を、もっと目に焼け付けたいからなぁ。ハッハッハ。」
ケルヒェンシュタイナー大総統の片手には、簡易模擬ロボット制御端末が握られていた。
「もっと頑張りたまえ、アズヴィンド諸君。」
「チッ、面倒だ。」
ライナルトは左手をポケットにつっこみながらも、銃で応戦した。
「こいつ、何度倒したとしても模擬ロボットの野郎は湧いてきやがる。一体誰が仕込んだプログラムか?」
ライナルトはまた舌打ちをした。
「お、おい見ろよ…エディ班の奴ら、異常に強いんじゃねぇか!?」
「はぁ!?どうして俺達の模擬ロボットが去ってくんだよ!!」
他班の隊員たちがひそひそと話し合っていた。ダグラスは彼らの話を聞いていた。それでも、ダグラスはひたすら迫ってくる模擬ロボットに銃弾を撃ち込んでいく。
「一体どうしたら終わるのよ!!」
マグダレーナは歯を食いしばり、後ろからライフルで援護を続ける。すると、マグダレーナの後ろから、模擬ロボットが迫って来た。それでも、彼女はライフルを構えたままだった。
「マッ、マグダレーナ!!」
ニーナがとっさに叫んだ。
「………フッ。」
すると、後方の模擬ロボットのスクリーンが割れた。マグダレーナの左手には、銃が握られていた。
「何言ってるのよ。準備好きな女をなめるんじゃないね!」
「マグダレーナ…」
ニーナは胸をなでおろした。
「もう少しみたいね…!アイザック、さっきの魔法、ロボに放って!!」
「分かったよ、この魔力が尽きるまで、何度だって焼き尽くしてやるさ。」
7人の巧妙なチームワークによって、ほとんどの模擬ロボットの討伐が進んだ。どの隊員も、彼らの活躍をただ茫然と見ているだけだった―
ようやく実践演習が終わり、ケルヒェンシュタイナー大総統は笑顔で隊員たちの目の前に現れた。
「若い子よ!よくぞやった!吾輩は大変感心させられた!!」
「”感心”だってよ。あんな大総統に…」
「特にアズヴィンド諸君!!吾輩が仕込んだ特別プログラムを難なく成し遂げるとは!特に感激したぞ!ハッハッハ………!!」
「犯人は大総統だったのか…ってどうしてこんな危険な訓練にしたんだよ!」
「諸君の力を、吾輩の目に焼け付けたかったからだよ。ここ長い間、吾輩は様々な隊員達を見た。その中で、諸君。一番を争うほど、素晴らしい戦いぶりであった。」
「それは、ありがとうございます大総統。」
ニーナは深々とお礼をした。
「ほぉ、アルペンハイムの娘か。お前も立派な隊員になったなぁ。」
「それはそれは……えへへ。」
ニーナは照れながらも、もう一度お礼をした。
「これにより、第一回合同実践演習を終了しよう!諸君、これからも期待しているぞ!」
大総統からの話はようやく終わった。ダグラス班は周りからの視線にうんざりしていた。ニクソンは大きくため息をついて、いち早く寮へ帰っていった。ライナルトもポケットにあったタバコを取り出して、火をつけて吸い始めた。マグダレーナとニーナは、エディと会話を始めた。隊員に囲まれているのは、セシルとダグラスだけだった。この中で、セシルはかすかに両手が震えていた。
「ダグラスさん、ここから違う場所に行きましょうか?」
「そうだな。視線が痛いからな。」
2人は他多数の隊員に視線を向けられながら、人目のつかない場所へ移動した。誰もいない陰になった場所で、ようやくセシルの口が動いた。
「ダグラスさん………」
「どうした、セシル。」
涙で目の縁を濡らしたセシルが、小さな声でダグラスに話しかけた。
「その、僕………気づいたことがあるんです。」
「気づいたこと?」
ダグラスは表情を変えずに、セシルの話を聞き続ける。
「今回の実践演習を通して、何も成果がなかったんです。皆と戦っていても、一体模擬ロボットを討伐することができませんでした…」
「何も、できなかった?」
「はい。一体も、模擬ロボットを壊すことができなかったんです。短剣を…頑張って……使っていたんですけれども、どうやら、僕には戦闘の才能がないみたいですね。皆の中で必死に戦っていたことが、少し……恥ずかしく思ってきて…」
セシルの目からは、涙が溢れ出してきた。
「これから、僕は、何を……どうすれば…いいんでしょう………」
「教えてください、ダグラスさん……」
ダグラスは、目を背けた。