着いたはいいいけど____
『弔くん!ここさっきも通ったよぉぉぉ泣』
「…なんだこの迷路みたいな地下道は…!!」
絶賛迷子☆
『どうなってんの〜〜もう』
「あー、もう…疲れた。」
弔くんは道に座り込んでしまう。
『もう〜弔くん!立って!』
弔くんはあんまり動き回るのは好きじゃないみたい。
「やだ…疲れた。休む…」
弔くんたちと過ごすようになってから、色々ここ行きたいとか言ってみてるけれど
「疲れるからヤダ。…家じゃダメなの。
凛にずっと触れてられるし。」
と断られる。
私は、本当は色んなところに行きたいんだ____
今度、トガちゃんを誘ってお買い物とか
海とか____
行きたいって話してみようか?____
弔くんは私がどこか行くのを嫌がるけれど____
弔くんへの愚痴を色々考えちゃって
『…運動不足だよ弔くんは』
ボソッと呟いてしまう。
と
「は…?」
やば!
弔くんに聞こえてた!?
恐る恐る弔くんの方を向くと____
「凛…」
そう言ったかと思えば
ガシッ
腕を捕まれ
『えっ!?』
ドンッ
『痛っ!…』
壁に壁ドンをされる____
そして
じっと、私を見つめる弔くん。
『と…弔くん…?』
お…怒ってる?
弔くんを私もじっと見つめる____
と
「ねぇ、凛。なんか俺に不満あんの」
ズイッ
壁に肘ドンされ、顔が近い…///
『近いです弔くん……///』
「いつもの事じゃん…
いい加減慣れろよ」
そう、耳元で囁く____
こしょばくって
『ひゃっ///』
と声をあげれば
「なに、その声」
と
グイッ
と顎をあげられ
チュッ
触れるだけのキスをする____
フウゥ
耳元に息を吹きかけ
「誘ってんの?」
と。
誘ってるのはどっちよ…///
『誘ってなんか…///』
そう、言う。
と
弔くんはまた、不満そうに
「……こんなに顔真っ赤にしてるのに…
何が不満なんだよ」
この際____
「ねぇ、凛」
言ってしまおうか____?
外に出たり、もっと弔くんと出かけたいって____
『弔くん、あのね……』
そう、
口を開いた時だった。
?「おい、そこで何をしている」
コメント
2件
誰かティッシュ持ってないか!鼻血がやべぇ!
最高!! 続き頑張ってください!!