コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
桃赤
地雷さん回れ右
何もかも消えてしまえ。
そう思っていた。
彼に出逢うまでは。
赤「、、」
毎日いじめられて、好き勝手殴られて、
母には教育虐待。父には性被害。
もう散々だ。死にたい。
親「よし、じゃあ今日は好きなケーキ選んでいいよ?」
子「やったあ!くりすますだもんね!」
別にその子に恨みがあるわけではない。
だが、そんなことしてもらったことがない。
少し、羨ましくなっただけ。
ゆるしてよ。
赤「親にそんなのしてもらえんの今のうちだよ。」
「べーっ、だ」
ちょっとストレス発散になったかも。
ごめんね。俺は心が汚いから。
ふいに、誰かに腕を掴まれた。
赤「へっ、、」
桃「泣いてんの、気づいてないの」
赤「…は、、」
知らない人に声をかけられて、脅された。
3歳くらいの子には十分すぎるダメージ。
赤「、、るさい。」
そういうと彼は、さっきの子供に近づいてった。
桃「ごめんね、?泣かないで、はい、お菓子。」
子「うぇ、、へへ、ありがとうございます、!」
うわ、物で釣るとかない。
俺は呆れて、家に帰った。
赤「…、、ぁ、」
やっぱり今日にしようか。
俺は踏切を潜り抜け、線路の上に堂々とたった。
赤「…、は、、ッ」
ざまあみろ。モブども。
今までいじめてきたことを墓まで持っていく。
父のことも、母のことも。
全部ぜぇんぶ遺書に書いた。
グイッ
桃「痛いからやめろよ。」
赤「なんで助けたのっ、、泣(胸叩」
正直全然痛くない。
けど、早く泣き止んで話がしたい。
なんで、見ず知らずの子供をおちょくったのか。
なんで、コンビニの生チョコケーキを万引きしようとしたのか。
なんで、線路のど真ん中に立っていたのか。
赤「……、、って、」
桃「、、?」
俺のクリスマスプレゼントになって…、?