桃赤
地雷さん回れ右
桃「、、は?」
赤「、、なんでもねぇよ、」
桃「おい、(胸ぐら」
赤「ゎ、っ…、、」
見ず知らずの人に胸ぐらを掴まれた。
いつもされてるから慣れてるけど。
…心なしか彼の目は、アイツらと違う。
すごく怒っている。人間は腹黒いから。
表と裏が激しく、すぐに人を裏切る。
だから人間は嫌い。
赤「、っやめ、ろ、」
怖い。
すぐに危険を察知し、抵抗した。
だが、怖くて震えることしかできない。
桃「ついてこい。じゃないと殺す。」
赤「、、っ、殺してみろっ、ばか、」
桃「…へぇ、?」
赤「ゎ、っ、、」
乱暴に、車に乗せられた。
おそらく誘拐ってやつだろう。
どうせ殺すならさっさと殺してほしい。
嗚呼、何処かの記事で見たことがある。
その女子高生は、40日間にかけて暴行を続けたんだっけ、
そんなめんどくさいこと、
なんの目的なんだろう。
桃「ちょっとでかいけど、ごめんな、」
言うこと聞かなそうだったから、脅した。
、、俺ごときなんかに、人が殺せるわけないのにな。
俺の大きな服を着せて、傷の手当をした。
桃「さっきはごめんな、」
俺を鬼を見るような顔で睨む。
俺はこの子のを初めて見た時、驚いた。
言葉に出来ない儚さと、助けを求めているかのようなオッドアイの目。
桃「ゆっくり聞かせてよ。」
「なんで線路の真ん中にいたの、」
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