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セレンディア学園。
それは王家の人間が通うリディル王国の三大名門校の一つである。その学校にはいくつかの派閥や学園三大美女などが存在している。
今から行われるお話はセレンディア学園に通っている一人の少女のおかしなお話である。
第1章「セレナ・クリスタリア」
一人の少女が廊下を歩く度、女生徒の黄色い歓声が鳴り響く。そこにブロンドヘアーの美しい男性が歩み寄る。
「シルヴィア広報」
シリル・アシュリー
リディル王国のハイオーン侯爵家長男であり、セレンディア学園高等科三年生で生徒会副会長を務める者。
「何でしょう?」
「放課後、生徒会の集まりがある。くれぐれも遅れないように。」
「承知致しましたわ。」セレナがそういうと彼は早足にセレナを後にした。
-学園寮にて-
「あ”〜疲れた”〜…」
セレナは口からこれでもかと言うほどのため息を出す。ふと、部屋に置かれている椅子の方を見ると見慣れたそして、ここにいるはずのない人間がいることにセレナは二度見を行う。
「…なぜ、貴方がここに?」
「お久しぶりです、〈白銀の魔女〉セレナ・クリスリア殿」
「…えぇ、お久しぶりです。〈結界の魔術師〉ルイス・ミラー殿」
「後日、〈沈黙の魔女〉殿が第二王子の護衛としてセレンディア学園に潜入します」
「潜入?なぜ?」
「それが国王陛下の命令ですので」
セレナは苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「それで、私に何の御用で?」
「〈白銀の魔女〉殿には〈沈黙の魔女〉殿のお手伝いを頼みます。」
さらに苦渋な顔をする。
「貴方は世界中どこを探しても見つからなかった。精霊王召喚の幅広いお方ですので。」
セレナ・シルヴィア
本名┊セレナ・クリスタリア
彼女は表面上では極普通の学園生活を営んでいるが、実際の顔はリディル王国における魔術師の最高峰七人に与えられる称号。” 七賢人 ”その一人〈白銀の魔女〉はセレナ・クリスタリア本人である。彼女は幼少期から両親に英才教育を受けさせられていた為、得意属性が無く無属性に、故に世界唯一の一つの門から多くの精霊王召喚ができる者である。
「そういう訳で頼みましたよ。」
「…了解致しました」
セレナがそう言い残した後、彼はセレナの部屋を後にし、セレナはこう告げた
「良い暇つぶしが見つかった」
𝙉𝙚𝙭𝙩 . 氷の精霊王 フラウリシェル
-あとがき-
すみません、我慢できずに休憩時間使って作っちゃいました、、、、ノベル書くの、、、、、楽しい