コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「なぁ、トントン。」
「ん、なんや?」
「またこれ、見れるかなぁ」
「笑、当たり前に決まっとるやんけ」
「そりゃそうか!」
彼奴はその日を境にいなくなった。
「なぁ、トン氏」
「なんや?グルさん」
「お前少しは休んだらどうだ?何かを探しているようだが…」
「……大丈夫やで。俺は。それに、待たせてるんや」
「…?」
「なぁ、お狐様」
「なんでしょう。チーノ」
「俺はいつ返してもらえるんですかねぇ?」
「さぁ、いつでしょう。」
これは神隠しにあった少年とその幼馴染の日常の物語