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青拓高校に入学し、1週間経った。
僕はまだ部活を決めていなかったので色々な部活を見て回っていた。
どっちにしろ親に決められるけど。
um「弓道部とかあるんだ…」
僕は中学校の時は弓道部に入っていたのでまた入るのもありだなと思っていた。
南校舎に行くと何やら騒がしかった。
um「何此処…」
「"ゲーム実況部"…?」
騒がしいのも何となく察した。
けれど、僕は吸い込まれるようにゲーム実況部の中を覗いた。
??「ちょッ、おい!w」
??「ざまぁみろ~ww」
??「煩ッ…」
??「お前は黙りすぎなんちゃう?w」
??「ちょっと~!!」
??「難しいっすねこれ…」
可笑しな人ばかりだなぁ…
??「ん?誰、君?」
um「え、?」
ゴーグルをつけた身長が低めの人が僕に近寄ってきた。
??「もしかして、入部希望の子?」
次はピンク髪で女の子みたいな人が僕に聞いてきた。
??「なんや、入部したいんか?」
??「人増えるんか~、楽しみやなぁ!」
オレンジ髪で服に大きく山田と書いてある人と
水色髪のジャージを着た人が近寄ってきた。
um「え、いや…あのッ」
??「困ってんだろ、お前ら」
??「そうっすよ!」
すると、その4人後ろから身長が高い緑髪の人と
恐竜の着ぐるみを被った顔がよく見えない人が喋ってきた。
um「あの、僕、入部希望とかじゃないんで…」
??「そうか…」
「まぁ、入部する気になったら来いよ!俺は」
hr「ゲーム実況部部長の春田明人!よろしくな!」
ym「俺は山田晴太っていうんや!」
km「俺は小室義盟やで!」
tk「柳瀬拓人、」
ky「僕は九十九麗!」
sz「俺は灰塚想っす」
これ、僕も挨拶した方が良いのかな。
um「月城優真です」
ky「じゃあ優真くん!何時でも来てね!」
um「は、はい…」
「それじゃ、僕はこれで…」
ym「優真、少し此処で話してこ~や!」
晴太さんは僕の腕を掴み、そう言った。
km「せやで、せやで~!」
それに便乗し、義盟さんも言った。
um「いや、あの僕家帰って塾とか勉強しなきゃいけないので…」
ky「塾と勉強しなきゃいけないのかぁ、残念…」
hr「じゃあ、またな!」
um「…学年聞いといても良いですか?」
tk「全然良いよ」
hr「俺は2-A!」
ym「2-F」
km「ymと一緒やで」
tk「2-C」
ky「僕は1-E!」
sz「1-Fっす」
um「明人さんその身長で2年生なんだ…((ボソッ」
hr「おい、なんか言ったか?💢」
um「すみません、w」
「それでは…」
sz「また来てくださいね!」
ky「待ってるよ~!」
帰宅中、僕は1回立ち止まった。
um「また、来れるかな…」
僕はそう、ボソリと呟いた。