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luv
柔太朗side
もうすぐで体育祭。俺は大好きな勇斗と同じ種目に出る。クラス対抗リレー、俺は勇斗にバトンを渡す。絶対緊張して焦っちゃうなーとか思いながらぼけっと体育の授業を眺めていた。今は台風の目の練習中。その種目にも勇斗は出ていて、足が速いし、なによりリーダーシップがあるから自然とみんな着いてくる。
🤍「やっぱ好きだな」
と小さな声で呟く。そうそう、体育祭にはとあるジンクスがある。体育祭の日の17時ごろに教室で告白したら付き合える、それも永遠に続くというジンクス。当然信じるわけがないけど、もしも勇斗に告白されちゃったら俺、どうなるんだろう笑
嬉しくて泣く?それとも俺もって言って付き合っちゃう?案外拒否反応が出て断る?…いや、それは絶対にない。そんな事を考えている最中、とある人物が話しかけてきた。
💛「よー」
吉田仁人。隣のクラスの人で、ゲーム仲間。体育は隣のクラスと合同でやるからたまに話しかけにきてくれる。
🤍「よっすぃーじゃん。暇なの?」
💛「そ、暇なの」
🤍「へー、よっすぃー種目何出んの?」
💛「大縄」
🤍「あーリズム感あるもんね」
💛「どういう事だよ笑」
🤍「んーそゆこと」
💛「んで、お前は何の種目出んの?」
🤍「…クラス対抗リレー」
💛「え、勇斗と一緒じゃん」
🤍「そう、やばくね?」
よっすぃーには謎の安心感があって、ゲームをしている最中に話しちゃった。俺が勇斗の事が好きなの。びっくりはしてたけど否定はしなかった。そういう所、ほんとに好ち。…好ち、友達として、ね?
🩷「じゅーうたろー?」
🤍「んー?」
🩷「クラス対抗リレー練習するよー」
🤍「はーい、ごめんよっすぃー行ってくる」
💛「うん、行ってらっしゃい」
💛「…はは、やっぱり無理だわ」
仁人side
俺は柔太朗の事が好きだ。みんなに優しくて、頼りになって、あのくしゃっとした笑顔がたまらなく好き。でも、あいつには勝てない。佐野勇斗、柔太朗の幼馴染。イケメンでおまけに愛想もいい。俺はあいつの事大嫌い。絶対に柔太朗の事を幸せにできるのは俺のはずなのに…俺にしなよって言えたらどんなに楽か。
🩷「みんなー!絶対に勝つぞー!」
🤍「待ってまだ練習!笑」
🩷「練習から本気出すんだよ!」
あー幸せそうに笑いやがって。こっちがどんな気持ちでいるかも知らずに。また今日も普通の顔してゲームに誘ってくるんだろうな。苦しい、俺だけの柔太朗にしたい。こんな気持ち、あいつには絶対に知られたくないけど、そう思ってしまう自分が心底気持ち悪い。
💙「仁ちゃーん!!」
💛「おぉ、太智。どうした?」
💙「聞いてや、俺も大縄出る事になったんよ!」
💛「そうなんだ笑」
💙「あれ、仁ちゃんも出るやろ?」
💛「出るよ笑」
💙「一緒に頑張ろな!!」
そういってハグしてくる。ぷぎゅーとか言って満面の笑みでこちらにハグしてくるのは太智しかいない。…暑いから離れて欲しい。
💛「…暑い、」
まぁこれはこれで悪くないか。さっきまでの気持ちが嘘みたいに無くなった。やっぱり太智は凄いな。このハグをいつか幸せと思える日が来たら、嬉しいな。
コメント
1件
読んだよ〜!!第3話もめっちゃエモかった😭💕 柔太朗の勇斗くんへの想いと、仁人の柔太朗への片想い、両方描かれてるのが切なくて胸がぎゅーってなった…!!「俺にしなよ」って言いたくなる気持ち、わかるよ…😢 体育祭の17時ジンクス、めっちゃ気になる!!最後の太智くんとのハグでちょっと和んだのも好きだな〜🌸 続き早く読みたい!!