すれ違い

注意書きは1話にて

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赤(高1)

白と同クラ

黒が好き

桃と黒と同じ部活

水(高1)

白の恋人

桃と幼馴染

青の弟

白(高1)

赤と同クラ

水の恋人

黒の弟

桃(高2)

赤が好き

青と水と幼馴染

赤と黒と同じ部活

青(高3)

桃が好き

桃と幼馴染

水の兄

黒(高３)

青が好き

赤と桃と同じ部活

白の兄

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赤→黒

水→白

白→水

桃→赤

青→桃

黒→青

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青side

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桃「ねぇ、聞いてる？」

青「聞いてる」

桃「じゃあ、俺なんて言ってた？」

青「りうらがかっこいい」

桃「全然違う」

「話聞いててよ！」

青「毎回聞かされる身にもなって」

桃「それはごめん…だけど…」

青「別にええけどさたまには彼奴以外の話もしたい」

「せっかく2人っきりなんやからさ」

桃「…」

流石の彼でも気づいたか…？

桃「まろ好きな人いないんでしょ？」

「ならりうらの話しか話題ないじゃん」

青「はぁ…」

本当鈍感だな

桃「？」

青「りうらの話ならほとけでいいやん」

桃「まろがいいの！！」

青「何？俺のこと好きなん？」

桃「好きだよ」

青「…へぇー」

「ごめん、トイレ行ってくる」

桃「ん、行ってら」

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青「なんで気づかないかな…」

今まで会ってきた中でずば抜けて鈍感な彼

そんな彼も勿論好きだが

たまに腹が立つ

青「誰にでも好きとか言ってんだろうな」

「本当危なっかしい」

火照った顔を冷やし彼の元へ向かった

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桃「おかえり」

青「ただま」

黒「よっ」

青「なんでアニキがここに？」

桃「俺が誘ったの」

青「そっか」

黒「2人で何の話してたん？」

青「内緒」

黒「教えてくれてもいいやん」

青「俺とないこの秘密やから、な？」

桃「うん」

黒「…そか」

「てかないこ、話したいことってなんや」

桃「あ、そうだった」

黒「忘れてたんかいw」

青「これ俺聞いていいやつ」

桃「いいやつ、むしろ聞いて」

青「わかった」

桃「いふの好きな奴知ってる？ 」

青「は？」

黒「…知らんな」

桃「やっぱり知らないか…」

青「俺に好きな人がいるって誰から聞いた？」

桃「うちのクラスで話題になってたの」

「いふがスマホ見ながらにやにやしてたって」

青「にやにや…？」

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回想(メール)

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桃「まろ〜」

青「ん？どうした」

桃「放課後会える？」

青「またりうらの話？」

桃「今日は違うの」

「今週の日曜一緒に遊ぼって約束したじゃん」

青「あーね」

「メールでも良くね？」

桃「直接話し合って決めたいの」

青「そっか」

桃「とにかく放課後まろの教室行くね」

青「り」

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現実

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あれかあぁぁぁぁ

桃「スマホ見てニヤニヤするって」

「好きな人からLINEきたからかなって」

「俺だったらそうなるから」

黒「なるほどな…」

青「普通そんな考えならないやろ」

桃「なるし…」

黒「で、まろは好きな人誰なん？」

青「まず居ないから」

桃「じゃあ、なんでニヤニヤしてたんだよ！」

青「猫の動画見てたの」

黒「そりゃあ、にやにやするわ」

桃「へぇー」

青「急に興味無くすやん」

桃「まろ、嘘ついてるでしょ」

「ずっと一緒にいるから分かるよ」

こういうのだけ敏感なのやめて欲しい

青「嘘ついてないって」

桃「ほら！今も嘘ついた！」

青「ついてない！！」

黒「帰っていい？」

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次回もお楽しみに