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___戦争
起こってはならない物。大切なものを沢山失ってしまう物。
🌊「🐒〜……おはよぉ〜……」
🐒「……ん、?あぁ、🌊か……おはよ」
少し下から聞こえてくる眠たげな声。視線を向けると髪に寝癖がつきパジャマのままの🌊がいる。
🐒「お前なあ……せめて着替えれば??」
🌊「んぇ〜…?誰もそんなん気にしないって…」
そんなことを言いながら支給される朝ごはんを受け取りに列に並ぶ。
🐒「…お前、ほんとにわかってんの?」
🌊「…なにがぁ〜…、?」
🐒「…俺たちが明日出兵するってこと。」
そう。俺たちは明日任務のために駆り出される。
自分で言うのもなんだが俺はそこそこいい立場についていると思う。いざと言う時に司令官の代わりに指示できるしある程度安全な場所にたたせてもらえる。…問題は横のやつなんだけど
🌊「わかってるよ〜笑ほら、朝ごはん。俺食べきれないからさ。」
そう言いながら元々少ない朝ごはんをさらに半分にし俺に渡してくる。
成績も良く頭もいい。普通に考えれば指揮官につけるほどの実力があるのに小柄で身軽だからと言う理由で雑務兵になってしまったのになんでそんな余裕でいられるんだろう。
🐒「…お前は、こわくねぇの?」
🌊「おれ〜?んー、あのまま家いても家の手伝いしかしてないからさ笑 お国の役に立てるならって感じかな〜笑」
目の前でヘラヘラしながら喋っているこの男がいついなくなるかわからなくて怖くなってしまう。すぐにふら〜っと消えてしまいそうな感覚が襲ってきてしまう。この気持ちが非国民の考えであると理解しているはずなのに。下の立場の人間にこのような感情を抱いてはいけないと知っているのに。
🐒「…しぬなよ、」
🌊「ん?なんか言った〜?」
無意識に出てきた言葉を悟られないよう雑に話題を逸らす。
だからさ。
これが最後になるなんて覚悟してたはずだったのに。
🐒「…っぉ…い…!!…ぉい…!!しっかりしろ!!!!!」
🐒の声でまた目が覚める。うるさいなぁ〜…笑
そう思いながら俺は今にも泣きそうな🐒の頬を撫でるために左手を伸ばす。
🌊「…お国のために死ねてよかった笑」
🐒「っ、!!!お前はまだ死なねえから!!!」
もお、しっかり死なせてほしいのに笑
前々から自分が🐒に対しての感情は歪だと薄々感じていた。
俺の気持ちは段々歪んできてしまって。上官である🐒にこんな気持ちを抱いてはいけないと知っているから。
🐒はね。頭も良くて身長も高くて。俺とは全部違うんだよね。笑
だからこそ、俺を忘れてさ、幸せになってよ。🐒ならできるよ。
🌊「ん…眠くなってきちゃったなぁ、笑」
🐒「っぁ、」
🌊「おれ、🐒と会えてよかったよ、俺のために勝ってね、?笑」
🌊「…だいすき」
🐒「…は、?」