テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それでは、
どうぞ。
ーーーー
🤍side
💛「柚葉〜!!!」
綺羅が名前を呼んだ瞬間、柚葉はすぐそっちを向いた。
そのまま綺羅が柚葉の腕にぎゅっとくっつく。
💛「へへっ、今日一緒の部屋で寝てもいい?」
🩵「も〜綺羅、くっつきすぎ」
💛「マネージャーさんから聞いたんだけど、明日休みなんでしょ?」
💛「明日さ、美味しいご飯屋さん見つけたから行こうよ!!」
🩵「え〜、、笑。仕方ないなあ。」
そう言いながらも、柚葉は離れない。
……それを遠くから見ていた私は、胸がきゅっと縮んだ。
🤍(また…)
最近ずっとそうだ。
綺羅と柚葉は、気づいたら隣にいて、くっついて、仲良しで。
勿論、分かってる。
綺羅はあざといし、甘えん坊だし、柚葉は優しいから。
だとしても。
🤍(ほんの少しでいいから、私を見てほしい。)
恋人なのは、私なのに。
ーーーー
それからしばらく経った日の夜。
🤍「ねえ、柚葉。」
宿舎の部屋で、私はベットに座ったまま言った。
🤍「最近、綺羅とずっと一緒だよね。」
柚葉は一瞬きょとんとしてから、
🩵「あ、そう?」
🩵「綺羅が甘えてくるからさ〜」
その一言で、胸がぎゅっと苦しくなった。
🤍「、そっか。」
それ以上何も言えなかった。
ーーーー
次の日の夜。
私がベットに座ると、少し遅れて柚葉も隣に来た。
でも、距離はいつもより遠い。
🩵「くれあ?」
🤍「、どうしたの?」
🩵「最近元気ない?」
チョコレート菓子と共に差し出された言葉に私は驚いて、目を見開いた後小さく頷いた。
🤍「柚葉さ、綺羅と居る時楽しそう。」
言葉にした瞬間、胸の奥に溜まってた気持ちが少しだけ揺れた。
柚葉は一瞬黙ってから、私の方を向く。
🩵「それで、?」
その優しい声に、もう隠すことはできなかった。
🤍「……、その、やきもち妬いちゃう。」
言った瞬間、嫌われたらどうしようって、不安になる。
でも___
🩵「ごめん。」
そう言って、柚葉は私の頭を優しく撫でてくれた。
あったかくて、それだけで泣きそうになる。
🩵「気づいてあげられなかった。」
🤍「ううん、大丈夫。」
🩵「そういう時って、大体大丈夫じゃないでしょ?」
🩵「くれあが不安になるくらいなら、綺羅と距離とる。」
🤍「そこまでしなくていい、、」
本音だ。
だって、柚葉が優しいのは知ってるから。
🩵「ううん。くれあが1番だもん。」
柚葉はそう言って、私のおでこにそっとおでこをくっつけた。
近くて息がかかる。
🩵「くれあが1番だからね。」
その一言で、胸の中の不安がすーっと溶けていく。
そのまま、柚葉は私をぎゅっと抱きしめた。
🤍「柚葉…、重い。」
そう言いながらも、本当は離れてほしくなかった。
🩵「やだ、離さない。」
小さく笑って、柚葉はさらに力を込める。
🩵「だって、嫉妬してるくれあ可愛いから。」
🤍「、、ばか。」
そう言いつつ、私の手は柚葉の服をきゅっと掴んでいた。
離されたらまた不安になりそうで。
🩵「ねえ。くれあ」
🤍「うん?」
🩵「ちゃんと好きって言って?」
胸がどきっとして、恥ずかしくて、柚葉の肩に顔を埋める。
🤍「、好き。……大好き。」
声は小さかったけど、ちゃんと本音。
すると柚葉は私の顔を見て、ゆっくり近づいてきた。
一瞬だけ、唇が触れる。
びっくりして顔を上げると、柚葉は照れたように笑う。
心臓がどくんと跳ねる。
🤍「、柚葉。」
🩵「嫌だった?」
私は首を振って、柚葉の服の袖をきゅっと掴んだ。
🩵「私の恋人、可愛すぎ。」
柚葉は照れたように笑う。
そのまま、また抱きしめられて。
ああ、やっぱり。
私の居場所は柚葉の腕の中だ。
2人はそのまま誰にも邪魔されないで夜を過ごした。