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27 - 第27話 最終決戦

2022年06月18日

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「多分爆弾と同じ効果ですよ!」

「そんなことよりここから逃げるぞ!」

とひろゆきが言うと一斉に逃げ出した。この時、中原が御札を使用して、影踏みを無しにしてくれた。

しかし、逃げきれなかった。あいつは『 H』以上のスピードで近づいてきた。そうして健介を撃った。玉は健介の腹に命中した。

「健介!かやの!大丈夫か?!」

しかし返事はなかった。倒れている2人がいるだけだった。

「っく!」

「前へ進め!」

ああ神様、またこの光景です。双六と同じ光景です。あの頃から変われたでしょうか。強くなれたでしょうか。

「進まない!ここで決着を付ける!ひろゆき!俺がこいつのターゲットになるから!そのうちに後ろに回れ!」

「分かった!」

「それじゃあまたここで会おうぜ!」

「早く行け!」

「おう!」

俺はそういい、先程と同じようにひろゆきをぐるっと回らせる作戦にした。

そうして少し避け続けていると、ロボットが急に下に穴を開け、下に降りた。

そこにはひろゆきがいた。

「?!ひろゆき!避けろ!!!!!」

死なないでくれ。その思いしかなかった。

「おっと!リーダー!舐めてもらっちゃ困るぜ!これでも一応キャプテンなんでな!」

「俺も今、そっちに行くから耐えてくれ。」

そうして俺が行こうとした時、誰かに足を掴まれた。後ろを振り向くとかやのだった。

「たかっしー…これを…付けて…」

といい、かやのは俺にドクロのマークが着いた手袋を渡してきた。

「かやの?これは?」

「それを付けて背中をタッチすれば殺せる…。護身用に持ってたんだけど、もう必要ないみたい…。」

「そんなこと言うな!生きろ!俺が戻ってくるまで絶対生きろ!」

「うん…」

「俺と茅野の約束だ!!」

俺とかやのは最後の会話をし、俺は下におりた。

そうするとそこにはひろゆきがロボットに頭を掴まれていた。

「ひろゆき。ありがとう。そこまでして時間を稼いでくれて。でも、もう勝てそうだ。」

俺はそういい、ロボットに近づき、背中を触った。そうするとかなりの音の爆発音を立てて壊れた。壊れた瞬間

「パチパチパチ」と後ろから拍手の音が聞こえた。

「いやー、実にgreat!感動しました!」

「うるせぇ!」

俺はそういい、そこにいたゴッドを除けて、かやのの元へ戻ったが既に手遅れだった。

心音がしていなかった。


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