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俺はこの世の中に絶望した。どうして良い奴が死ぬのか。どうしてこんなクソ野郎が生きるのか。俺は絶望した。
「なぁゴッド。お前はなんでもできるのか?」
「YES!」
「頼む。こいつらを生き返らせてくれ。」
「誠意が足りませんねぇ。」
俺は土下座をして頼んだ。しかし答えはNOだった。
「愉快ですねー!私がこんなゴミを助けるわけないじゃないですか!あなたは街にあるゴミを拾ってリサイクルしますか?しませんよね?それと同じです!なのに土下座までして!じつに滑稽!愉快愉快!」
俺は思った。こんなゴミに頼んだ自分が馬鹿だったと。力で無理矢理やらせれば良いと。
おれは『 ドッジボール』と同じように無言で殴り続けた。
「まったく。あなたはいつになったら学ぶんですか。私にはノーダメージですよ。」
「俺を殺してでも良いから復活させろ。」
俺は脅し代わりに言った。
「お?!いいましたね!」
神はそう言うと鼓膜が破れそうになるほど大きな声で
「戻れぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええ」
とさけんだ。そうすると穴が開いていたおなかの穴が無くなり、茅野と、健介はスクッと立ち上がった。
「あれ?私死んだはずじゃ。」
「生き返らせたんだ!俺の命を犠牲にして!」
「えっ?」
「バイバイ。」
おれはそう言い残した。
「殺すつもりでしたがいいでしょう。私はYouを殺しませんよ。あなたにはまだまだ滑稽で居てもらいます!それより皆さんクリアおめでとうございます!皆さんの栄光を称えて!旅館を用意しました!ぐっすりお休みになってください!」
「な、なぁ。そんなことよりも原と吉田は?!」
と健介が息を荒らげて聞いた。
「え?彼たちなら君たちが殺したじゃないですか。そこに倒れてますよ。」
振り向くと倒れていたはずのロボットが人間に変わっていた。
「あああああぁ」
と健介は泣き崩れた。こんな健介は初めて見て、少し困惑してしまった。
「なんでそんなに泣くの?健介。」
「こいつらは俺の親友なんだ!ヤンキーの時からずっと仲良くしてくれてた!」
だからあの時あんなに動揺してたんだと思った。その時ゴッドが
「はいはい。そういうのは見飽きました。さっさと旅館に行きますよ」
と言い、俺たちは強制的にワープのような形で連れてこられた