スタート
〜Re side〜
あ、前回から見てる人はわかるよね。(圧倒的メタ)見てない人のために説明すると、俺ね死にかけてる。
緋翠くんに連れられて最初に緋翠くんと喋った場所に連れて行かれた。
Re「あの、緋翠くん…?頼みって?」
緋翠「んー?」
振り返った緋翠くんの顔はすごいニコニコしてた。でも、今はそれが怖くて仕方ない。何考えてるのか全くわからないから。
ドン(壁(木)ドン)
緋翠「りっくんてイケメンだよね、というか可愛いよね」
Re「そ、そんなことないよ……」
俺は緋翠くんと目合わせたくなくて、全力で目だけ逸らす。顔ごと逸らしたら余計なんかされるかもしれない。でも緋翠くんに顎掴まれた。多分一般的に言う顎クイ。
緋翠「喋ってんだろ。こっち見ろよ」
普通に喋ってるよりも全然低い声で言われて目を合わさざるを得ない。目が怖い。
緋翠「容姿はもちろんだけどそんな謙虚なところも、誰かのために行動してるのも、なんならいまぼくのこと怖がってるのも、可愛いしカッコいい。正真正銘のイケメンだと思うよ。ここまで言ったらわかるよね。ぼくがイケメン好きなのはさっき話した。ねぇ君はさ、りっくんはさ発情しちゃったらどうなるの?すごく絵になると思う。水色の髪だから赤い顔がすごく映えるんじゃないかな」
Re「ひっ…」
押し返したいのに、今すぐ逃げたいのに恐怖からか手に力が入らない。真っ直ぐ立ててる気がしない。下手なホラゲーより怖い。
Re「やだ…離して………」
緋翠「泣いてるの……?」
あ、俺泣いてるんだ。もう怖すぎて感覚わかんないわ。寒気しかしない。ここは診療所から離れてるから、奈々さんどころかかっきーも気づかないと思う。
緋翠「……かわいい…ぼく今イケメン泣かせてる?嘘、こんなに泣いてるのって可愛いの⁉︎こんなにかわいいって思ったの初めて。その顔一生見てたい。やばい泣き顔めっちゃ好きかもしれない…」
Re「いや、怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
緋翠「わかる、怖いよね。大丈夫、特異術使うから痛くないよ。すぐ終わるから。ね、減るもんじゃないし」
Re「そういうことじゃなくて!」
ダメだこいつ話が通じない。どうしたらいいんだろ。
ベル『魔術ってもともとは自分を守るために作られたらしいよ。今は人を傷つけかねないものになってるけど』
Re『いや、興味ない』
ベル『りーちゃんも自分を守るために使いな。何かに巻き込まれないとは限らないし。』
Re『余計なお世話だ』
ベル『この本の続きとって』
Re『自分で動け、後それかなたの』
自分を守るために魔術を……
緋翠「魔術打とうとしてるでしょ。魔術使うの苦手なんだね。そんなとこも可愛いよ。この眼鏡なに?外したらすごいかっこいいのにもったいない、わざわざ伊達眼鏡なんて付けなくていいでしょ」
バキッ
Re「あ……」
こいつ魔素が軽い。風邪で飛んでいきそうなほど。こいつは魔素がどこに飛んでいくかを操作して特異術かけてる。もしかしたら…
緋翠「ぼくの魔素は、すごい軽いの。かつ操作できる。吸い込んだ量が多ければ多いほど、威力が上がる。発動はぼくのタイミングでできる。りっくんの手綱はぼくに握られてるんだよ?諦めてぼくに身を任せてよ。あ、いや、もう強制的にしちゃえばいっか。」
緋翠「特異術・強制はつd
パシッ
Re「わー!ダメダメダメ!」
緋翠「モゴモゴ(手どかして)」
発動されたら何されるかわかんない。奈々さんの診療所にいた人たちより酷いかもしれない。戻せなくなるかもしれない。それだけは絶対避けたい。というかほんとは逃げたいのに離れてても発動できるとかだったらダメだから逃げれない。
緋翠「ぷはっ、どうしてそんなことするの?」
Re「いや、普通嫌だろ!分かれよ変質者!」
あ、口が滑った。まぁいいか、事実だし。()
緋翠「ふーん、じゃあもうしない、それならいい?」
Re「え」
なんか胡散臭い。散々されてきたから信じれなくなってるのかな。
Re「わっわかった…ほんとにしないでy
緋翠「発動」
Re「は⁉︎」
ドサッ
発動された。油断した、手足に力が入らない。立てない。体が熱い。思考が、まわらない。
緋翠「んしょ、顔見せて
※多少の加工okだったから少し加工してます。
緋翠「っ……可愛い、やっぱり顔が歪んで欲に逆らえなくなってるその顔、ほんとに性癖だなぁ。もう、見てるだけじゃやだな。泣かせたい。今の顔で泣いてたらぼくやばいかも…いいかな、いいよね?嫌われるの覚悟でヤるか…」
カチャ
Re「やえて……はなせぇ///」
緋翠「その顔で言われて話すわけないじゃん」
ジャキ
緋翠「⁉︎」
ヒョイッ
Re「っ…///」
緋翠「あ”ーもう台無し、いいところだったのに。なぁおい猫夢」
kanata「僕の大事な人に手出さないで。気持ち悪い」
Re「かな、た………?」
おわり
コメント
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かっかなた"ぁぁぁぁぁあ"あ"あ"ん!!!!!(うるせぇ)