コメント
6件
初コメ失礼します、!いや、は?神すぎません???
《一線を超えた俺たちはなにを求め生きるのか。》
―注意―
黄桃
桃モブ、黄モブ要素あり
#1 ─後悔─
『すとぷり』としての活動を降りたと同時に、俺は結婚をした。
一般女性と。
そのあとを追うようにるぅとも。
そのままメンバーは、大切な親友として仲良くしていくつもりだったのに、るぅとが好きなのだと気付いてしまった。
その感情を抱いたとき、俺は絶句した。
結婚してまもなくなのに、なぜこんな感情がうまれてしまったのか。
「…結婚すんじゃなかった…ッ、!!」
後悔してもすでに遅し。
キラキラと輝いた指輪は、嫌なほどに美しかった。
『久しぶりに遊びません?』
見慣れたその文の書き方に戸惑う。
[どこ行く?]
とりあえず送ってみるとすぐに返事がきた。
『遊園地とか?』
そーいや、ころんが新しい遊園地出来たから莉犬くんたちと行く、なんて言ってたな。
[いつにする?]
『明日!』
ま、別に用はないしいっか。
[わかった]
『ありがとー!!』
まだ幼さが残る文に思わず微笑む。
それに。
この想いを沈めて会おう、と。
#2─観覧車─
「さとみくーん!!」
「あ、るぅと」
手をふると、太陽と指輪が反射してとても眩しい。
相変わらず綺麗な容姿で息をのむ。
そういやこいつ、イケメンだった。
「えへへ、じゃあ行こっ」
「ちょ、るぅとッ!?」
強引に引かれたけど、手がつながってることに、とくんっと胸がなる。
ああ、お前とそーゆー関係であれば、俺からでも簡単に出来たのに。
「わぁっ、観覧車だって!」
「乗る?」
「いや、またあとで!」
「?そう?」
乗りたいのなら、今からでも乗れるのに…
「5時!さとみくん、5時に乗ろう!」
「お、おう?」
なんでそんなに焦ってるんだ…?
#3─観覧車の秘密とパフェ─
「んわあああ…パフェ!!」
「そんな喜ぶか?(微笑」
「えぇー?だってこれから大変だろうし、気分転換だよ」
“これから”
それは子育てのことだろうか。
やっぱり、こんな…でも、想いを沈めて会うって決めたんだし…
「…おーい、さとみくん?」
「あ…」
「ねぇ、具合悪いの?」
「わるくない…」
「そう…?僕、トイレ行ってくるね」
「あ、うん」
ぼーっとしてたせいで気付かなかったが、美味しそうなパフェがあったのでいただいた。
ん~、あま…
「でさ~、ここの観覧車、5時乗るとお互い結ばれるんだって」
「あ、その話知ってる!結構有名だよね」
5時…?それってまさか…
『5時!さとみくん、5時に乗ろう!』
…まぐれだろ、きっと。
「ただいま~。あっ、さとみくん、ほっぺにクリームついてるよ」
ペロッ…
「?!?!///」
ほ、ほっぺに…ッ!?
《一線を超えた俺たちはなにを求め生きるのか。》
前半編ですっ!
後半編は後日!
あ、えち含みます。♡の数で。
自分がもらいたいなぁ、って想う数を、、 (