この作品はいかがでしたか?
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もとは綺麗で純粋な男の子だった。
………………あの日までは。
少し過去の話をしようか。
いつだっただろうね、…確か……
5歳の時かな?…12年前。
俺は家族でデパートに出かけていたんだ。
「よっちゃん、おてて繋いでいないとダメよ?」
「はぁい…」
「世一は偉いなぁ、言うことが聞けて」
「…!うん!よっちゃんえらいこ!!」
「ふふっ、このまま成長していくといいけど」
親と話しながらデパート内を歩いていて、その時は特大セールがあったからか分からないが、親とはぐれてしまった。
「おかあしゃ……?…とーしゃん、?……っ、はぐれちゃった…………うわぁああああ”ん”ッッ!!!!!!よっちゃんがえらいこじゃないからッ…ごめんなさいッッ!!!」
そりゃあ、泣くよ。
5歳なんだし
そしたらスタッフさん?が来てさ、
「ぼく…迷子??」
「…ッえ…?だれ……」
「僕は君を助けるヒーローさ。ねぇ、お父さんとお母さんは?」
「……はぐれちゃったの…」
「そっかぁ、じゃあ探さないとね。…っあ、僕に着いてきて。絶対見つけ出してみせるから。」
「……!!うんっ!」
あの時は馬鹿だった。……1回でもソイツを…その男をいい人だと勘違いしてしまったこと。
……あいつはヒーローなんかじゃない。寧ろ、ヴィランだ。
「おにーさん……ここは…??」
「迷子センターだよ。…ねぇ、ボク。ここなら誰にも見つからないよね?」
「…へ………なんのこt「ボクは可愛いね。お名前なんて言うの?」…よいち……」
「よいちくんかぁ…可愛い名前。顔も可愛いのに名前まで可愛いなんて…世一くんは恵まれてるね。」
「…かわ……い?」
「うん。…世一くんに傷がついたらもっと可愛くなると思うんだ。…ねぇ、僕がこの手で世一くんを汚すって考えたらすっごいゾクゾクしない?」
「はぇ…?……なにいって…」
「まぁ、いいや……君は大人しく俺に犯されとけばいいんだよ。」
「……え?」
ここから先は覚えてない。
多分、暴力振るわれて めちゃくちゃに犯されたんだと思うけど
気づいたら病院でびっくりした。
親は泣きながら俺に謝ってた。
………………全部、俺が悪いのに
小学校に入ると同時に父さんの会社が倒産した。社長のミスだったらしい。
母は主婦だからお金はあまりなかった。
倒産したから、当然、貧乏になった。
給食費や教科書類、教材の費用を払えなくて先生に怒られて。
その所為か分からないけど虐めも日に日にエスカレートしていった。
殺されそうになったことなんて沢山ある
それに気を使って親は俺に甘えさせてくれた
「大丈夫だよ」と言っても
あぁ、なんて暖かい家族に産まれたんだろう
中学時代のいじめは苦痛だった。
とうとう先生にまで虐められ、時にはレイプされ
性奴隷のように扱われた。
当然パシリだってさせられる
リスカもした。ハマってしまいそうで怖いからその時はあまりしていない
でもやっぱり死にたかった
…けど、俺にはサッカーがある
サッカーさえ信じていれば。
ノア様さえ信じていれば大丈夫。
いつか世界一のストライカーになるんだ。
愛されるんだ。
そして現在、『ブルーロックプロジェクト』というものに招待された
人間不信になり、高校はあまり行ってなかったが(行ったとしても保健室登校)このようなプロジェクトに招待されてとても嬉しかった
親は快く応援してくれた。
……ならもう、行くしかない
親はいつもいつも優しく接してくれて、助け合って生きていけたから、恩返しをするチャンス。見逃せない。
…鞄に安定剤や、過呼吸を抑える道具などを入れてドアを開ける
さて、どんな未来が待っているのだろうか。▽
┈┈┈┈┈┈┈┈
▼ Hルート
▽ Bルート
┈┈┈┈┈┈┈┈
▽ T end??
▼Bルート
「ここが…ブルーロック……」
絵心甚八の説明を受け、やって来たのは青い箱のような施設だった。
まず初めに持ち物検査をするらしい
「……え〜っと…………潔世一くん?」
「…ッあ、えと……はい…」
「…緊張しなくて大丈夫よ!これからチームになるメンバーも居るんだし…何かあったら伝えてね。」
──良かった。悪い人じゃなさそう
そう思って持ち物検査をする
「…これは……薬?」
「…は、はい。…その……喘息やパニック障害、呼吸困難とか……に、人間不信なので、起こりやすくて………」
「……うーん…でも、貴方の資料にはそんなこと、書いてなかったわ。」
「………え?」
「ということで没収します。……じゃあ、スーツを渡しますね。…頑張ってください!」
「…………………はい…」
またダメだったな。
やっぱりいい人なんか居ないんだよ、この施設にも
期待しちゃダメだ。
誰かは必ず裏切る
そう胸に誓った
「こ、ここであってるのかな……?」
「…!あれ!?君、一難の潔くんだよね!?」
「ふぉぁッ……え、ッ…いや……そのっ……」
「君のプレー凄くいいよね!…なんだろう……視野が広いって感じ??潔くんと同じチームだったらいいパスくれそう!って思ってた!」
「……っ、あはは……こッ、光栄です……あ、俺着替えますね……」
汗をかいている
お腹痛い
緊張してきた
気持ち悪い
ぐるぐるする
頭痛い
眠たい
足がフラフラする
たくさん人いる
こわい
やだ
だれかたすけて
……人前で着替えたくないな、…
きっと傷だって何個もある
…みんな目逸らしてる今のうちにッ!!
ーーー
何とか着替えられた。
何をしてればいいんだr
「ぶふぉッ!?!?……」
「あ…ワリ、服飛んだ」
「……へ、あっ、いえ…その、気にして無いし…あの、えっと……」
「…?そうか……あ、下、気をつけろ」
「…え?」
「へい、ジーコ…パス……」
「…ねっ、寝てるッ……」
「……なぁ、お前、身長何cm?」
「えぇぁあっ、えっと、、、確か156…」
「……そうか」
「……ッ…はい…」
絶対チビって思われた
もうやだ
逃げたい
消えたい
サッカーしたい
とか考えてたら
絵心さんがモニターに映った。
鬼ごっこをするらしい
……サッカー版の
最初の鬼は300位のひと。
おれは299だから狙われると思う
どうか、誰にも触られませんように
「くっっそ…俺が最初の鬼かよ……
悪いな、潔くん!君狙いだ!」
「潔くん逃げて!!!!」
「っ…え、?あ、はい…?ぼく……その、………全然…狙ってもいいですよ……?」
「「「「「……は??」」」」」
「それを皆さんが望むなら……反論なんてしないし………寧ろ狙って欲しいって感じです、」
「チッ、てめぇ!!!!!正々堂々戦えよ!!!男なんだろ!?!?」
「……あぇ…」
「俺も、そういうのはよくないと思う」
「…あ……」
「なんであの時進んだの?そんなこと言うんだったら行かなくてよかったじゃん」
「………ごめんなさッ……」
「俺らは大事な夢抱えてここに来てんだよ。そんな奴は要らない」
「…ッごめんなさいッ…」
「んな事言うんだったら”邪魔”だ。…”消えろ”よ雑魚」
痛い
「ッッッ!!……ヒューッ、ゴホッカヒュッ…ぉ”えッ…ヒュッゴホゴホッ」
またきわれちゃった僕が出来損ないだから?あんなこと言ったから?なんで言っちゃったんだろうあーどうしようこれからどうしていけばいいかな死にたいなでもサッカーもしたいここならあったかいと思ってたのにやっぱり僕がいたらダメなんだ何もかも失敗しちゃうんだごめんねごめんなさい悪い子でごめんなさい いい子なんかじゃなくてごめんなさい
「!?!?ごめっ、言い過ぎた……」
………あれ?謝ってくれた?僕なんかに?
「スキあり!!!!南無三!!」
「おいてめぇイガグリ!!!!!」
………庇ってくれたのかな
「よろしくおねがいしまーすッ!!」ドンッ
あっ、
「!ッか”は”ッッ、!!!!!!!!!!」(吐血
「!!!潔くん!!!?!?」
「カヒュッ、ゴホッ ハァッ、ヒュッ…う”ぇッ…ハァッ」
苦しい
たすけて
死んじゃう
死ねよ
死ぬしかないのかな
《……お前ら、今すぐ潔から離れろ。こっちでスタッフを手配する。そしてイガグリ、お前のポイントをマイナスにさせてもらう。弱いものいじめをする奴なんかここに要らねぇんだよ。雷市が言ったように正々堂々と戦え。……残ったヤツらはジャンケンをしろ。負けたヤツが脱落だ。》
「そんなの運じゃ……《運で悪いか??》っ!!」
《運が強い奴の方が勝てるんだよ。お前らもわかるだろ??マグレで決まったゴールやパス。…いいですか、ストライカーさん。何事にも運は必要だ。本来40%で入る確率のものを50%にする力。強力な運は己を強くするんだ。運は大切、それもしっかり頭に入れておけ。》
吉良涼介が脱落したらしい。
続きは勿論ハート1000で。
ちゃんとした潔嫌われ愛されです
潔世一
156cm、42kg(栄養不足のため)
甘いものと他人からの愛が好き
いじめが大嫌い
人が怖い、視線が怖い
BLキャラほとんどみんなに嫌われる
潔から皆への心情(?)ーー
氷織⇒優しい。だいすき
黒名⇒可愛い。猫みたい、だいすき
雪宮⇒かっこいい、オシャレ。大好き
七星⇒やさしい友達。好き
カイザー⇒しつこいけど優しい人
ネス⇒優しい人
ノア⇒やさしい人。ノアさま!!!
絵心⇒優しい人
冴⇒…え?あ…えっと…??
ーーー
蜂楽⇒こわい。ごめんなさい。
千切⇒ごめんなさい
國神⇒優しいけど、裏隠してそうでこわい
凪⇒大きいし怖い
御影⇒こわい。ごめんなさい
凛⇒こわい、口悪い
その他⇒こわい。殴らないで。ごめんなさい
それじゃ!!!!
コメント
18件
最高だぁぁぁぁ! 世一君の体重私より軽くi( (殴
初めてノベルで好きになれました!!続き待ってます!
続きみたあああああい