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深くなってて、めちゃくちゃ面白いです!
( '-' )スゥーッ⤴︎シリアスだぜこれは!? どんどん深くなっていく… 争いが起きんのかな、? うわまじで誰にもタヒんでほしくないわ…… ヒスイさんの笑ってる姿がまた見れるように1視聴者として祈っております🙏🙏🙏
対比するモノも初めは同じ
私は昔に感情というものを知ること無く
神への嫁入りをさせられた
深い深い闇の中に身を投げ捨て
村の者達のために命を捧げた
なんともくだらない人生だ
姉の翠巒もそうやって死んでいった
嫁入りの1ヶ月前に子を生んだらしく
私も見たことがあったが
とても綺麗な翡翠の瞳をした赤子だった
翠巒と同じく綺麗な白い雪のような肌を持っていた
泣くこともなく
私的には初めは不気味だなと思った
本来の赤子は大きい声で泣くものだと定着付けているせいかは分からないが
でも姉の翠巒はそれを愛らしく見つめて
”私はこの子に必ず幸せになってほしいんです”
”いつかは私は死んでしまう”
”だから…貴女に頼みたいことがあるんです”
”貴方の手でこのコを愛し”
私は一瞬何を言っているのか分からなくなった
確かに私は姉が好きだ
だが愛も何も知らぬ私に
大事な人の子を育てるなど不可能な話だと思った
でも、翠巒そういう私にこういった
落ち着いたきれいな笑顔で
抱えていた赤子を私の手にそっと乗せ
私の手を握り
大丈夫…
その時
私は初めて感情を覚えた
今までずっと人には触れていたのに
手にある温かな人一人の温度が
これほども温かいのだとは思わず
涙が出た
これが愛なのだと
そして決めた
何としてでも守ってみせねばと……
憂炎「……」
翠巒「……カラン…コロン」
下駄の音は少しずつ闇奥へと近づいていく
鈴の音はピタリと消えた
翠巒「……憂炎…スッ…」
憂炎「ッ…グズッ…ポロポロ…」
翠巒「愛してるわ…ニコ」
憂炎「私も愛しているよッ…トンッ…」
そしてゆっくりと下へと堕ちていった
羽を折られた蝶のように
村の者達はこれで神も収まると大喜びだ
だが私は嫌った
あの時翡翠には翠巒と仲が悪いと嘘をついたが
それはただ私が臆病だっただけ
この村の者も
神という存在にも
憂炎「バサッ!」
もぶ「なんとッ…憂炎様は選ばれたのかッ…?」
憂炎「キラン…」
もぶ「神のご誕生だッッッ!!!!」
炎のように赤い瞳は消えることはない…
憂炎「さぁ…反逆を始めようか…」
ヒスイ「……」
人を愛すことは私にとって息をするのと同じこと
もしかしたら
人を愛すことで今までの罪滅ぼしをしたいだけなのかもしれない
それでも私は人を愛すことをやめたくない
やめてしまえば
私が消え失せていく気がするから
ただ人を愛すことで
rbr「キャッキャッ!」
ヒスイ「フフッw」
何だか落ち着く
夢を見ているように
私の尊敬する叔母様もきっとそうなのだと思った
人を愛すことは
ヒスイ「……クスッw」
でも
私は唯一今後一生愛せない人間が居た
憎くて、大嫌いで
その姿を見るだけで嘔吐しそうな気分になる
でもその正体はわからない
そしてふと鏡を見たときに写った
それは今まで逃げてきた己の見窄らしい姿だ
ヒスイ「はぁ゙…はぁ゙…ギュッ…」
きっと私が愛して消えていった命は
私を憎んでいるだろうとずっと今も思っている
だから私は
今は愛すことをやめた
愛してしまえばどんどん心が締め付けられていく
誰も信じない
誰も許さない
ヒスイ「……幸せなんてもういらない…スタスタ」
そして孤独の女神は歩む
pk「で?」
rd「いやぁ゙…(^ら^;)」
ルネ「チョコン…」
pk「うちの子を泣かせましたね??????????」
rd「違う違うッッ!!俺とルネ付き合ってんのッッ!!!!!!」
pk「んなわけないでしょうがッッッッ!!!!!」
pk「ルネは1000年前に山奥で亡くなってるのを拾ったんだよッッ?!!」
pk「そっから1000年ってどういう神経してんのッッッッ?!」
pk「それもッ!!!ルネはそこから花の精霊としてここにいるのッッッッ!!!!」
rd「……その山奥は…血まみれだったでしょ…?」
pk「そこまで細かくは覚えてませんけどッ…確かにッ…下は芝生が見えない程に真っ赤でしたよッ…」
rd「それ……俺がやった」
pk「はッ…?」
rd「あそこで王国の兵士を全員殺した…」
rd「俺にとっても…あれが初めての殺しだった」
pk「アンタッ…正気で言ってるんですかッ…?」
pk「あそこは元々は世界の三本指に入るほどの最強の王国だったんですよッ?」
pk「そんなのしたらッッッ(((((」
ルネ「……らだ君は悪くないのッ…」
ルネ「私がッ…何年間も我儘を言ってずっとらだ君に会いに行ったのッ…」
ルネ「そんなコトしなければッ…らだ君は人を殺さずに済んだのにッ…ギュッ…」
rd「……ルネは悪くないよ…ナデ」
rd「あれは俺の意思だから…」
pk「……ルネがいいなら…俺はルネに任せる…クル」
ルネ「パア!✨️」
pk「でも!なんかされたらいってね?!俺保護者だから!!!」
rd「ねぇ?失礼すぎない??????」
ルネ「じゃあらだ君!一緒に近くの海っていうのを見に行こ!」
rd「フフッw」
rd「いいよw」
ルネ「~~~?!」
rd「~~~…w」
pk「……ヒスイも…やっぱりあんなふうに…ボソッ」
tn「……」
憂炎「まだ拗ねているのか?」
tn「…あまりにも酷いやり方やッ……」
憂炎「先程も話した通り…これ以外翡翠を救える方法はもうない」
tn「にしてもやッッッ!!!!」
憂炎「ならば…皆の覚悟を無下にしろと言っているようなものだぞ」
tn「ならッッッ!!!!」
憂炎「我々は既に…」
憂炎「とあるたった1人の少女のために…」
tn「でもこれじゃ師匠はッ…!」
憂炎「ヒスイも…覚悟はできているだろうさ…」
憂炎「あの子だって気づいてるはずだ…」
憂炎「己がもうすでに戦場に足を踏み入れていることに…」
tn「ッ…」
憂炎「私だってこんなことはやりたくないさ…でも終わらせなければならない…」
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