室内にタイピング音が響く
何回もハッキングした。
zmさんのプロフィールや子供の頃のこと、
家族構成や此処に来る前のこと…
知りたかったことは…ほとんど見つからなかった
どうして…なんやろ……?
「ut〜〜?shpくんが呼んどるよ?」
「shaそれマジ!?あざっす!!」
「そんなに嬉しいかよ…shpくん愛されとるんか」
「うぇぇあぁ!?」
「なんやd先生やん、びっくりしたぁ…」
「クマ酷いで…?何徹?」
「3」
「…えぐいて、休みな…?」
「……で…何かあったん?」
「……」
黙って…しまった…
何も、何も見つけられてない、って
どう頑張っても…どんな手法でも…
何も、分からなかったって、…
言わなきゃ…、なのに……
視界が暗くなる
d先生がぼやけてくる
思い出したくない記憶が蘇ってくる
『この出来損ないが』
『奴隷として…その行いは…舐めてんのか?』
『もっと、ちゃんと働きなさい』
「ごめん…なさい……、」
「何、も…でき なく…て、ごめ((」
ガシッ
「徹夜してメンタルイカれたんか…?」
「今…お前の前にいるのは…俺やで、?」
「ぇ、?っと、…」
視界が明るくなる
心配そうな顔のd先生が見える
そうだ…
今、は…ワイは奴隷やない…
「d先生、…その…」
「ど、んなに…調べても、見つからなくて…、」
「そっかぁ……あざます。」
「じゃ、俺は…」
「直接、あいつと話をつけてくる」
「ゑ?何言って…」
「そのまんまの意味。俺はあいつと話す」
「隠し事が得意な奴がさ、隠し事を破れないわけ無いやろ?」
「shp、お前は…話してくれたやん」
「その時、ほっとしたやろ、?」
「…!」
「だから、俺は…、zmに話してもらいたい」
「いや、安心して欲しいんや」
d先生の声は、強かった
決意を、もう固めている感じだった
いつもへなへなに見える背中が、
今は、凄く大きく見える
「…w」
「なっ…!?なんやおかしいか…」
「いや、」
「強いなぁって、」
「………www頑張るわ、ありがとな」
d先生は部屋を去っていった
「さてと、…」
「また…調べることが、増えてしもたな…w」
次は誰だろ〜ねー
もう…予想ついてる人、いるんじゃないかな
まぁ…お楽しみということで、w
おつ海苔〜
コメント
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大先生かな?