なんか書きたくなった←そうゆう系多すぎ
「俺が我慢すれば__」
スタート!
俺の弟3人は生まれつき体が弱かった
皆には言ってないけど俺もだ
昔は酷かったけど今も酷い
でも他の弟二人は俺の事を
見向きもしなかった
だけど長男だから我慢しなきゃ
赤「ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…」
黒「!!りうら!」
赤「ハヒュッ_…」
黒「まろ!手伝ってくれ」
青「………」
なんやろ
頭がクラクラする…
黒「ッ……!」ベチンッ!!
青「い”ッ…」
黒「長男なんやからしっかりせぇや!」
長男だから……か
青「あ、ごめんぼーっとしてた」
「りうら大丈夫か?」
赤「う…ん」
青「なら良かったわ」
弟3人が咳ひとつすると駆け寄る
俺が咳をしても
吐いても
倒れても
風邪になったとしても
見向きもしない
いいななんて言葉に出したらいけない
長男だから
黒「はぁ…まろちゃんとせぇよ!」
青「ごめん…」
「りうらは?」
黒「寝た」
青「そうなんやね」
「……」
そして夕ご飯の時間になった
みんな食べ終わった時…
青「ないこ俺前学校で…」
水「ないちゃんあのね!」
ほとけが俺の話を遮る様にないこに喋りかける
「学年ランキング6位になったんだ!」
桃「仏っちはすごいねぇ!」ヨシヨシ…
水「えっへへんッニコッ」
青「ヴッ……!」
俺はトイレに急いだ
青「お”ぇ”ッ……」
急に吐き気がした
青「ゲホッ…」ビチャツ
出てきたのは胃液
青「はぁ”…」
「部屋戻ろ…」バタンッ
俺は後処理を終え部屋に行った
青「ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…」ビチャッビチャッ
出てきたのは血だった
青「うわッ…」
血溜まりが出来た
青「気分転換に外歩くか…」
青「……」
ボールが車道に転がり
子供が走ってった
その時
そこに車が来た
青「!!」
「危ない!」
ドコンッ!
その大きな音と共に意識は無くなった
青「パチッ…」
ここは病院か
やはりメンバーの姿は無い
俺の事なんてどうでもいい
そう思ってると
病室のドアが開いた
青「……?」
母「あの件ありがとうございました!」
轢かれそうになった子供の母だった
青「いえいえ…お子さんは?」
母「無事でしたけど貴方が!」
青「大丈夫ですよ…お気になさらず…」
母「本当にありがとうございましたッ!!」
といい部屋を出ていく
青「……」
あんなに褒められたの初めて
医者によると明日には戻れるって
青「さっさと寝よ…」スヤァ
青「ん……」パチッ
「準備しなきゃ…」ガサゴソ
医者と喋って
家に戻る
ガチャ…
扉を開けたその時だった
ドコッ…!!
青「あッ”く”ッ……」
腹を思いっきり蹴られた
黒「1日どこに行っとったん…」
「子供組は昨日大変やったんよ?」
「やのにお前は…」
青「ッ”…」
吐きそうな血を抑える
桃「……」ドカッ!!
青「カハッ”…」ゴフッ
黒「今は寝とるけど」
「その時にお前は?」
桃「遊んで……」
「何がしたいの?」
遊んでなんかないのに
言葉が詰まる
青「ッ”……」
黒「俺達はお前以外のご飯作ってるからな」
青「分かっ…た」
ふらふらしながら子供組の元へ向かう
青「ごめん…こんな兄が生きててごめんな」
「今は寝とるけど起きたらなんでもしてやるからな」
黒「子供組は?」
青「まだ寝てる」
桃「こんな苦しそうに」
青「いいな…」(小声)
声に出てしまった
黒「…は?」
青「……」
桃「こんなに苦しそうにしてるのに?」
黒「こいつらの気持ちも分からへんのに」
「適当言うな」
桃「子供組起きたらどうするの」
子供組「(起きてるんですけど)」
青「ごめん…」
黒「見損なったわ」バタンッ
青「……」ヨシヨシ
1番苦しそうなりうらの頭を撫でる
青「ごめんなこんな失敗しかしない兄がいきてて」
「……」
「保護者組がご飯作っとるけ」バタンッ
ガチャ
部屋に行く
青「……」
俺はカッターに手を伸ばした
青「みんなに迷惑をかけた分」ザシュッ
「死ねなかった分」ザシュッ
「どうもできてない分」ザシュッ
「何も出来なかった分ッ…」ザクッ…シュー
そうやりカッターを元の場所に戻す
青「俺が死んでも何も変わらない」
包帯を巻く
青「下行くか……」
ガチャ…
青「あれ…」
扉が開かなかった
俺の部屋は内鍵は無く外鍵がある
内部からは開けれない
そうゆう設計
俺は分かってしまった
青「……」
俺ははだしで外に窓から出た
青「……」ダッ…
俺は森の中に行った
お腹がすいたなんかどうでもいい
家に帰っても金もご飯もないから
夜だったため暗かった
ツルッ…
青「ぇ…」
ドシャッ
俺は滑って高さ10mの崖から落ちた
そこで俺の意識は無くなった
一方その頃
黒「……ちっ…」
水「落ち着いて(汗」
白「一応様子見てくる!」
桃「うん…」
だっ……
鍵を開けまろちゃんの部屋に入る
白「……え?」
まろちゃんの姿が見当たらなかった
白「しかもなにこれ血痕?」
血溜まりができてた
桃「初兎?なんかあった」
白「まろちゃんが居ない……」
黒「はぁ!?」
赤「窓…開いてる」
水「……?」
桃「なにこれ日記?」
そこには【俺の1日日記】
と綺麗な文字で書いてあった
黒「見てみるか」
今日は久しぶりに
病院に行った
どうやら、病状が悪化しているらしい
余命は1ヶ月だった
余命で死ぬぐらいなら
自分で死んでしまおう
家族には言えないけど
言ったら迷惑をかけるから
俺の事なんかどうでもいいから
心臓の事はみんな知っていた
だけど子供組の治りかけの病気の方に
行くから
今日は家出をする
水「心臓病……?」
桃「まろの心臓の事忘れてたな」
黒「全部、我慢させとった…」ポロッ
あんまり泣かない悠くんが泣いた
罪悪感がすごいのだろう
赤「……」ポロッ
水「りうちゃん?」
赤「俺の頭を撫でた時見えたんだけど」
「腕の包帯に血が滲んでたッ…」
桃「……!?」
「リスカ……?」
黒「自傷行為……?」ポロポロ
桃「明日の朝探し行こっが…」
赤「わかったッ…」ポロポロ
黒「探し行こか」
水「コクッ…」
僕らはifくんを探した
水「あの青髪の子見てないですか?」
近所「見てないわねぇ」
水「ありがとうございます…」
桃「あの…この子見てないですか?」
通行人「見てないですねぇ」
桃「そうですかありがとうございます…」
黒「if見てないっすか?」
親戚「ifくん?見てないよ?」
黒「ありがとうな…」
白「まろちゃん見とらん?」
友「まろ?見てないなぁ」
白「そうなんやありがとうな」
赤「この子見てない?」
親友「if?見てないなぁ」
赤「ありがとう…」
桃「なんか情報あった?」
赤「いや全然……
水「なんもなかった」
黒「じゃああとは」
白「森…」
黒「探してみるか」
桃「まろー!居たら返事してー!」
白「まろちゃーん!」
水「ないちゃん」グッ
桃「危な、」
水「ちゃんと前見て!」
桃「おけおけ」
黒「?ここだけ葉っぱがない…」
桃「本当じゃん」
白「下行ってみるか」
黒「せやな…」
赤「高さ10mはあるよ……」
桃「さっきほとけっちありがとー!」
水「えっへへんッ!」
黒「……?」
白「人?」
桃「上から落ちたんじゃ…」
「大丈夫ですか!?」
「……!?」
赤「え、嘘……」
黒「は……?」
桃「…ま…ろ?」
水「救急車呼ばなッ…」
白「ここやったら救急車は山道すぎるし車道もないから来れへん」
水「じゃあどうするの!?」
桃「家に連れて帰るか…」
黒「俺がおんぶする…」
「よっこいしょッ」
水「家に早く行こっか」
黒「せやな…」
黒「よいしょッ…」
ドサッ
白「傷口は?」
赤「手当した」
黒「隈も熱もあるし…」
桃「ずっと面倒してくれてたもんね…」ヨシヨシ
青「……」パチッ…
桃「!!まろ!」
青「死ねなかった…((ボソッ…」
水「?」
ダッ…!!
赤「まろ!」
白「えっ…ちょッ、!」
ダッダッダッ…
青「はぁッ……はぁッ……」
「なんでさっき死ねなかったん……」
崖から落ちたがどうやら葉っぱや柔らかい土
のおかげで軽傷だ
青「もう…嫌やッ……」
ポロポロ
その時は
生きている
と
もういっそ
そうとしか考えられなかった
青「死んだら楽になれるのかな…笑顔に生きれるのかな……」
あのビルの上からなら…
俺は高さ20m位の屋上を目指して走った
青「はぁ……はぁ……」
「ここならッ…」
やっと解放されるそう思った
靴と靴下を脱いで
前遊園地に行った時のネックレスを置き
スマホも置いて
真冬の中上着を脱いで
手ぶらで
柵の外に行って
青「さようなら…」
俺は飛んだ
夜空が遠くなっていく
来世はみんなを輝かせる生き物になりたいなぁ
?「い”ッ…」
そう思ってたら痛さが感じなかった
青「りうら……?」
「離せ!」
みんなと距離を置く
青「〇させたくないなら」
「ここで〇んでやる!」
俺は運良くある血痕の着いてる
カッターを出した
青「ッ”…」
自分の腹に向かってカッターを振り上げる
ビュン…
刺さる…そう思ったのに
ガシッ
青「離せッ…!!」
黒「やだ」
青「なんでッ…」
黒「まろは俺達の
青「ッ…うるせぇ!
ボコッ
悠佑を思いっきり全力で殴った
黒「い”ッた”……」
殴った場所は痣になっていた
青「はぁッ…はぁッ…」
今度こそッ…
ビュン
グサッ
青「ゴフッ…」
5cm位の刃はもう俺の腹の中
青「やっと死ねるッ…」バタッ
赤「まろッ…」
水「とりあえず救急車ッ!」
プルルル
水「あっあの!ーーーーー」
「分かりましたありがとうございます…」
黒「どうやった?」
水「すぐに来るって!」
桃「まろもうすぐでつくからね」
青「………」
黒「脈は!?」
桃「弱いけどある…」
白「弱いんか…」
黒「……」
水「……」
ifくんは凄く苦しそうな顔をしていた
どれだけ今まで我慢していたか
辛いほどわかる
桃「待って…すぐに手当てッ…」
黒「どうゆうことや」
「手当はしてるで」
桃「血が止まらないし脈も弱くなってる…」
白「ッ”…バッ」
しょーちゃんはifくんの心臓の
所に耳を当てた
ドクンッ…………ドクンッ……
白「心臓の音も…」
ピーポーピーポー
救「患者は!?」
救2「これは酷い…直ぐに搬送を!」
救「誰か2人ついていけますけど」
黒「ないこ、ほとけ、任せたで…」
桃「分かった」
水「コクッ…」
バタンッ…ブーーン
黒「俺達も行くで!」
赤「おk」
白「わかった」
タッタッタッ!
黒「ないこ!まろは?」
桃「手術中…」
水「……!!」
手術中のランプが消えた
ガラガラガラ
医者「ペコッ」
「手術は成功致しました」
黒「……!」
医者「しかし目覚める可能性は低いです」
「最近来てないのでいいと思ったのですけどね…」
桃「来てたんですか?」
医者「病気の事で良く来ていました」
赤「病気…」
医者「何度も話しかけたら起きると思います」
水「分かりましたありがとうごさいます」
桃「俺まろが飛び降りたビルの最上階見てくる…」
赤「りうらも…」
桃「じゃあ行こっか」
赤「上空すぎる……」
桃「あそこに何かある!」
赤「えっと…靴とかネックレスとかいっぱいある…」
桃「このネックレス…」
「昔、遊園地に行った時の……」
赤「〇のうと思ったんだろうな……」
桃「財布も……」
そこにも記念品のキーホルダーがあった
まろは俺達が大事だったんだろう
赤「りうら今までッ…ポロッ」
「まろッごめんねッ…ポロポロッ」
白「そういやまろちゃんが1番身体が弱かったな…」
黒「確かにやな…」
桃「1番弱いのがまろ」
水「その次に僕達」
赤「でもッ…なんで…病状がッ…」
白「あの血溜まり…」
桃「吐血したって言うことか」
黒「りうらがやばい時まろボーっとしてたな…」
水「貧血…」
桃「1日空けて帰ってきたとき包帯が…」
黒「そろそろ寒なって来たし戻るか」
ガラガラガラ
赤「………」
桃「まろッ…起きてよッ…」ポロポロ
青「……」
桃「ねぇってばッ…!」
黒「まろッ…目を覚ましてくれッ…」ポロポロ
水「やだよ一生目を覚まさないのは」ポロポロ
赤「今日はもう遅いし帰ろ?」
桃「うん…」
黒「じゃあな…」
翌朝
桃「まろッ…おはよッ…」
青「………」
桃「朝の4時なのに来ちゃったw」
「メンバーみんな心配してるんだよ…?」
青「ハヒュッ…」
桃「……!?」
青「はぁッ…はぁッ…!ハヒュッ…」
桃「とりあえずナースコール!」ポチッ
ガラガラガラ
医「どうしましたか!」
桃「過呼吸になったみたいでッ…」
青「はぁッ…!はぁッ…!」
医「ifさん聞こえますか聞こえたら手を握ってください…」
青「はぁッはぁッ!ゴホッ」
医「ダメだ聞こえていない」
看「目も覚ましていません!」
桃「!?!?」
医「緊急手術を行います!」
ダッダッダッ
医「ないこさんはここで待っていてくださいッ!」
桃「まろをよろしくお願いしますッ…!」
医「分かりました…」
「最善を尽くします
ピコンッ
黒「ないこッ!」
赤「はぁッはぁッ…」
白「何があったんや!」
桃「まろが急に過呼吸になってッ……」
水「なるほどね…」
赤「目は?」
桃「覚ましてない…俺らの声も聞こえてない」
黒「嘘やろ……」
桃「まろがッ…まろがッ…」
黒「大丈夫や医者がなんとかするやろうし」
「まろは強いで?」
桃「そうだよねッ…」
ピコンッ
桃「!!」
黒「まろはッ!」
医「手術は成功しました」
「もう病室に居ますよ」
桃「ありがとうございますッ!」
赤「ないくん行くよ」
ガラガラガラ
桃「……」
案の定目覚めてはいなかった
赤「……」
水「!?ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…」ビチャビチャッ
白「!?いむくん!」
黒「ほとけッ!」
赤「……!!ハヒュッ…」
桃「りうらッ!」
「子供組がやばい」
「今日は家に帰ろう」
黒「コクッ」
ガラガラガラ
バタンッ
青「……」パチッ
うるささで起きた
青「うるさいなぁ…深夜の3時やぞ」
ん?深夜の3時?
なら、病院から出るか…
幸い点滴などは打たれていない
そう思った俺は近くにある私服に着替えて
病院を後にした
黒「おはッ…」
桃「子供組大丈夫だった?」
赤「大丈夫!」
水「元気だよ!」
白「とりあえずマロちゃんのとこ行くか」
黒「せやな
看「あ!ifさんのご家族ですか?」
黒「そうですけど何か…」
看「ifさんがッ!」
「病室から」
桃「……え?」
黒「じゃあ何処に」
看「分かりません…」
赤「俺らが探しますッ!」
看「分かりましたペコッ」
桃「………」コクッ
青「はぁッ…はぁッ…」
ズキッッッッ
青「ぁ”う”…!?」
心臓が痛んだ
ズキッッッッ
青「い”だッ…」
ズキズキと心臓が痛む
青「ッ”…」ガクッバタッ
俺はもう足に力が入らず倒れこんだ
青「誰かッ”…誰かッ”…」
ズキッッッッ
「……」
そこで俺の意識は無くなった
桃「まろー!」
黒「怖ないから出てきー!」
白「まろちゃーん!」
「助け”…てッ”」
赤「!?」ビクッ
水「こっちからifくんの声がッ!」
タッタッダッ
黒「まろッ!」ユサユサ
青「……」
桃「もしかしてッ!」
白「もしかしたらやな」
水「病状が悪化したんだろうな」
赤「取り敢えず救急車呼ぶね!」
「‐‐‐‐‐‐‐‐!____」
「すぐ来るって!」
ピーポーぴーぽー
急「患者は!?」
「これはひどい」
急「すぐに運びます!」
ピーポーピーポー
桃「俺らも行こう」
ダッ!
医「あ、ないこさん!」
桃「まろは!?」
医「ifさんの事なんですけど」
「病気が判明致しました」
白「本当ですか!?」
医「医務室の方で話しましょう」
ガラガラガラ
ストンッ…
黒「病気は……?」
医「1つ目は心臓病、2つ目はバグ病です」
水「バグ病……?」
医「どちらも心臓に関係があります」
「などでドナーが…」
桃「いるんですね…」
医「そうなりますね」
赤「バグ病ってなんですか?」
医「さっきほとけさんも気にかけてましたね」
水「コクッ」
医「バグ病は体にノイズがあって、バグのような音がする病気です」
黒「…悪化すると……」
医「末期には喋れなくなったり」
「消えてしまう可能性もあります」
水「!?!?」
「じゃあ歌えない……」
医「そうなりますね」
「とりあえず今のifさんの状態を見てみましょう」
ガラガラガラ
医「ifさんを見てみてください」
赤「ノイズがかかってる…」
まろの体にはノイズが沢山あって
バグのような音がした
桃「音も……」
医「かなり早くドナーを集めなければ」
「ifさんは末期を迎えてしまいます」
一瞬俺たちの方で集めようと思った
でも
まろちゃんが喋れ無くなるのはやだ
だけどそのせいでリスナーが死んでしまうのもやだ
僕はどうしたらええんや……
どう頭を捻っても分からない
桃「俺達はまろが助かる事を願うしかありません_」
「まろをよろしくお願いしますッ!」
医「わかりましたニコッ」
スタスタ…
白「ないちゃん…」
桃「……」
白「まろちゃんは…」
ないちゃんは真剣な顔をしていた
桃「俺達でどうにかする…」
白「でもそしたら!」
黒「大丈夫や、ないこが言うんやったら」
確かにないちゃんが言うんやったら…
出来るかもやな
白「せやなッニコッ」
ガシャンッ!!
水「しょーちゃん!上!」
ドシャンッ!!
白「ビクビクッぁえ…」
上から電気が落ちてきたのだ
でも僕は平気だ
だけど
目の前には
天井であるコンクリートの
下敷きになっているメンバーの姿があった
白「みんなッ!!」
「嘘やろ……なぁ!」
「とりあえずッ…病院の人に電話…」
ビクビクッ
白「あ…れッ…手が…動かないッ…」
俺は恐ろしさで手が動かなかった
看「大丈夫ですかッ!」
白「……!!」
看「何があったのですか?」
白「ぇ、あ…天井がッ崩れてッ…」
看1「ありがとうございます…」
「すぐに瓦礫をのけて!」
そうすると人が集まってきた
白「俺も加勢せんとッ…!」
俺は無理やり立った
白「とりあえず…」
でも恐ろしかった…
自分がふんだ
瓦礫の
その隙間から
桃色の髪の毛が見えた
白「!!」
ないちゃんだ
すぐにわかって足を退けた
白「ないちゃん!」
必死に瓦礫を退かした
白「ふぅッ…ふぅッ…」
引き篭もりの俺からすると
かなりきつい動きだった
白「ッ…」
ゴトンッ…ガラガラ
上から物音がした
白「ぇ…」
ガタンッ
その大きな音と共に俺の意識は絶えた
赤「ぅあ…?」
あれ、何あったんだっけ
そういえば瓦礫の下敷きになったんだ
ないくんは…
他のみんなは…
ガラガラガラ
医「あ、お目覚めになりました?」
赤「はい…」
医「記憶等は大丈夫ですか?」
赤「大丈夫だと思います」
医「なら。良かったです」
赤「他のみんなは…」
医「皆さん命に別状はありませんでした」
赤「良かった…」
医「私は他のところに行かなきゃなので…」
赤「はいありがとうございました、!」
ガラガラガラ
赤「良かったなぁ…」
ガラガラガラ
赤「!?」
青「よっ…りうら大丈夫か…?」
赤「ま…ろ……?」
「身体は…?大丈夫なの…?」
青「まぁな…」
「………」
赤「……?」
「どうしたの?」
青「あ…なんでもないで…」
「りうら…そういえば病気の方は…」
赤「もう完璧に治ったよ!」
青「なら良かったわ…」
赤「まろ…喋り方変わった?」
青「ギクッ…変わってへんで?」
赤「いやいや、なんか電子機器みたいな」
「声してるって!」
青「病気が進んだんやろ」
「お前らには関係ない…」
赤「……」
「まろ…無理してるでしょ…」
青「……」
「しとる訳ないやん」
「俺は戻るからな」
ガラガラガラ
ピーンポーンパーンポーン
放「不審者が出ました」
「直ちに逃げてください」
青「はッ?」
誰を守ったらいいか分からない
全員他の病室だから守るのは不可能
ドタドタ…!
青「あ……」
俺の背後から4人逃げて行くのが分かった
でも1人見当たらかった
青「あれッないこッ…」
俺は歩きだが
まだ完全には治っていない
ガラガラガラ
背後から音がした
振り向くと
ないこの病室に不審者らしきものが
入っていくのを見た
青「ッ…!」
俺は急いで病室に入った
青「ないこッ!」
桃「まろッ…」
不「(ないこの首をつかみあげる)」
桃「ぐぁッ…いきッ”…出来なッ…”」
青「ないこッ!!」
「ッ……」
俺はどうしたらいい
何も分からない
失敗しかない俺が?
人を救う?
そんなの馬鹿な話だ
できるわけが無い
でも見捨てるのも嫌だ…
家族だから
でも近づいたら
また〖邪魔〗とか〖近付かないで〗とか言われるんじゃないのか
恐怖でしか無かった
青「ぁ…ぇ…」
恐怖心で何も出来ない
でも、〇ぬんやったら
楽かもしれん
誰かの為に死ぬ
それは俺の死ぬ時の約束だった
決めていた
だから…
ドカッ!
俺は不審者に一蹴り入れた
不「かはッ…」
青「ないこ逃げろ!」
桃「あ、うん…」
ダッ!
青「ッ……」
カチャ…
俺に銃口が向けられた
青「脅しか?」
不「……違う」
「何か言い残す事はあるか?」
青「さぁね…お前には関係ねぇ」
不審者には本当に関係が無い
俺が最後に言い残したかったのは
〖みんなは嫌いかもしれないけど俺は大好きだったで〗
不「特定の人物だったら俺が行ってやるよ」
青「じゃあ」
「〖みんなは嫌いかもしれないけど俺は大好きだったで〗ってさっきの桃色の髪に伝えてくれ」
不「分かった…それがお前の最後の言葉か」
青「せやで…」
「ほら、早く打ち…俺の心臓ここやで」
俺は毎回痛む場所を指した
バンッ!
青「ッ”……」
まぁ俺タフやし
どうせ死なへんやろ
俺の意識はそこで絶った
桃「はぁッ…はぁッ!」
赤「ないくん!大丈夫だった?」
桃「うん…だけどッ!まろが!」
白「まろちゃんが?」
桃「まだ中にッ…」ポロポロ
水「…!?ifくんがまだ中に…」
黒「それやばくないか?」
バンッ!
そんな時銃声がした
その後に
バンッ!
銃声がもう一度した
俺の病室の窓に血がビチャッと着いていた
その後も何度もなって
その度に付着している血の色は濃くなっていた
桃「……」ポロポロ
恐怖心で自分の口を抑える
赤「まろッ…」
そんな時入口から不審者が出てきた
不「おいッ”…!ピンク髪!」
桃「え…俺?」
不「青髪の奴から」
「〖みんなは嫌いかもしれないけど俺は大好きだったで〗だってよ」
警「早く来い!」
不「……ニコッ」
スタスタ…
ブーーン
桃「俺…今までッ…」ポロポロ
黒「俺、まろのとこ行ってくる」
水「あ、僕もッ…!」
黒「じゃあ、俺とほとけで言ってくるわ」
赤「コクッ…」
白「分かった…」
桃「分かったッ…」
スタスタ…
黒「……」
血がたらぁと病室から出てくるのが見えた
黒「あそこか…」
水「……」
黒「ほとけは俺の後ろに…」
「精神ダメージを受ける」
水「分かった…」
黒「行くでッ…」
ガラガラガラ
黒「やっぱりかッ…」
そこには血だらけのまろがいた
水「ifくんッ!」
ほとけがまろの手を掴んだ
その時
ボトッ…
黒「は…?」
まろの腕は切り落とされていた
水「嘘だッ!嘘だッ!」
喉も撃たれていて
心臓も撃たれて
黒「とりあえずッ…」
「ナースコールッ!」
ポチッ
ナースコールの音が響き渡った
看「どうしました!?」
全ての看護師が集まった
看「これはッ…」
看「すぐに手術を行います!」
ピコンッ
水「……」ブルブルブル
黒「……」
まだほとけには早かったかもな
黒「ほとけ、まろはタフやけ大丈夫やで」
水「だけどッ…それでもッ…」
黒「……大丈夫…」
ピコンッ
黒「あ、まろは……」
医「手術は成功しました」
「輸血の方と融合、等を行いました」
「でも、喉の方がまだ…」
黒「…いや、大丈夫です…ありがとうございます…」
医「もう病室に戻ってると思いますよ」
「目も覚めているかと」
水「ありがとうございます…」
黒「ほとけ行くぞ」
水「うん…」
ガラガラガラ
黒「ぁ、まろ……」
青「……」ニコッ
カキカキ…
〖アニキとほとけは大丈夫?〗
黒「俺らは大丈夫やでニコッ」
〖なら良かったわ〗
水「……」ニコッ
〖そういえば、俺はもう後は長くないんよ…〗
黒「え…?」
〖手紙に余命1ヶ月って書いてたやろ?〗
水「じゃあもう後…」
〖2週間を切ってんねん〗
黒「それをどうにかする方法は…」
〖心臓を変えるそれしかない〗
水「そんなッ…」
〖退院出来るのが今日から2週間後なんよ〗
黒「じゃあ…もう…」
〖でも、ドナーになってくれる人さえ見つければ大丈夫やで〗
水「見つからなかったら…」
〖もう死ぬ〗
黒「……」
「絶対に探してまろを救ってやるからなッ!」
〖たくましいわ…〗
水「そろそろ面会の時間も出し」
黒「あいつら待たせとるからな」
「じゃあな…」
ガラガラガラ
バタンッ
桃「あ、兄貴達…」
「まろは…」
黒「申し訳にくいんやけど…」
「余命が後2週間切っとるらしい」
桃「!?」
赤「じゃあ、早くドナーを見つけないと」
黒「死んでまう」
白「そんなッ…」
桃「絶対まろを救うぞ!」
白「おん!」
黒「せやな」
水「そうだね!」
赤「頑張ろう!」
数十日後
〖どう?見つかりそう?〗
桃「いや全然…」
〖そうなんやね〗
ガラガラガラ
医「皆さんご報告が有ります」
「ドナーの方見つけました」
黒「!!本当ですか!?」
医「なので今から心臓移植手術を始めます」
ピコンッ
桃「お医者さん!まろは!」
医「無事です…」ニコッ
「手術成功致しました」
白「本当ですか!?」
黒「良かった…」
医「もう退院できるので外にいます」
「喉の方も治ったのでしゃべれると思います」
桃「うちのまろをありがとうございました」
医「いえいえ、務めですから」
白「早く行こうやー!」
黒「じゃあ行こかッ!」
桃「!!まろ!」
ダッ…!
青「…!!」
ダッ…
フラッ
パシッ
ギュゥッ
青「おわッ…!」
桃「良かった…本当に良かった…」
「ごめんなさいッ…」
青「……」
今までの事か
青「全然もう大丈夫やでニコッ」
白「まろちゃーん!」
ギュッ
黒「良かった……」フラッ…
赤「うわっ…」(支える)
水「兄貴が倒れたー!」
桃「今までの疲労でしょ…」
白「なんだかんだずっとそばにいたの」
「悠くんやからな」
赤「兄貴はりうらが連れて帰るわ…」
桃「りうらきゅん!俺は!?」
赤「ないくんキモイ…論外…」
桃「うぇぇん…フラれた」
青「今のはないこがキモイな」
桃「まろまでー…」
黒「帰ろか…」
全「うん!」
ガチャ…
桃「うわぁ…皆が暴れ回った痕跡…」
青「ぐっちゃぐちゃやん…」
「俺は自分の部屋片付けてくる…」
スタスタ…
ガチャ…
青「生臭っ…」
「何日放置してんねん…」
「後でファ〇リーズ買っとかなやなぁ…」
パチッ…(カッターが目に入る)
リスカ…
青「……」ブンブンブンッ
ガタンッバンッ!(引き出しの中にカッターを入れる)
青「よしッ!」
「俺もなかなか暴れ回ってんなぁ…」
「あれここにあった集合写真どこ置いたっけな…」
ガサゴソ…
青「あった!落ちてた!」
コトッ…
青「あ…日記…」
「………」
ガタンッバンッ!(カッターと同じ場所に直す)
「えっと付箋で…」
〖注意物〗
ペタッ
青「よし!終わった!」
「もどーろ!」
トテトテ…
ガチャ
青「そっちはどんな感じー?」
桃「終わったよー」
ぐぅぅぅ…
青「………」
「お腹減った…」
「冷蔵庫…」
黒「料理なら作るで!?」
青「そういや、兄貴の料理うまい美味い」
「言ってるけど食べた事なかったな」
黒「それやったら作るわ!」
「まろなんか食べたい?」
青「俺は…」
「……」
「兄貴の料理で1番評判がいいやつ!」
水「って事はハンバーグ!?」
「やったー!」
赤「兄貴のハンバーグ美味しいんだよ!」
桃「寿司よりうまい」
白「悠くんの料理は三ツ星レストランよりも美味いですからなぁ…」
青「そうなんやねー」
ジュージュー
数分後
黒「出来たでー!」
コトッコトッコトッコトッコトッコトッ
水「美味しそー!」
青「美味そう…」
全「いただきます!」
青「……」
クルッ(横見る
水「うまー!」パクパクパク
青「……」パクッ
「………!」
黒「どう……?」
青「美味しい…」
黒「良かったぁ…!」
青「……」パクパクパク
赤「めっちゃ食べるじゃん…」モグモグ
黒「りうらにポテト揚げたらこれやで」
赤「ポテトは美味しいもん」
青「……?そのポテトってなんなん?」
赤「え!?ポテト知らないの!?」
「人生の8損してる!」
黒「まぁ簡単に言うとじゃがいも切って揚げたやつやな」
青「へー…」
桃「まろって買い出し行く時ポテト頼まれないの?」
青「頼まれるけどどんなものかは分からんかった」
桃「なるほどねぇ…」
白「……」ニコニコ
黒「…w初兎が仏になっとる」
水「仏って僕の事!?」
黒「違う違う…」
水「ならいいやぁ…」
青「……」ニコッ
水「ifくんも仏化してる」
黒「ほんまやw」
青「……」ニコニコ
桃「我に返ってこーい」
青「www」
おかえりなさい!
ここは物語の中じゃないからね!?
1万文字超えた( ᐛ )
こうやって頑張ったやつに関しては伸びないんだよなぁ…
雑なやつは伸びるけど
悲しい…
久しぶりの投稿やない!?
まぁ興奮は抑えて
いいねとコメントよろしくお願いいたします!
それじゃあねー!
コメント
5件
あ、危なかった…… 家族全員いるリビングで泣くとこだった…