「あのー、そろそろ次の種目に行きたいんですが…?」
司会の人がこちらに向かってそう言った。
あ、やべ…
「そ、颯馬っ!そろそろっ…」
「やーだ。」
僕の首筋に顔を埋めそう言った颯馬
「ぐふっ、お幸せに…」
鼻血を出しながらみんなの元に行ってしまった司会の人。
は、鼻血大丈夫かな…?
「颯馬、ここら辺邪魔だから、戻ろ…?」
すると颯馬が僕をヒョイと僕を持ち上げた。
いわゆる、お姫様抱っこというやつ。
「ちょっ?!おい!颯馬っ!!」
「人目のつかないところ、行こうか」
颯馬はそうにやけながら言った。
い、嫌な予感しかしない…
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