ビービービーッ!
そんな大きな音が部屋に木霊する
「んんッ」
zm「あっ、起きた?」
その時に起きたのはショッピ
その顔を覗き込んでいたのはゾム
「あえ!?」
その事を認識した際、普段なら出さないような声が出た
その様子を笑いながらみてるのは驚かせた張本人である
「驚かせんでくださいよ」
zm「え〜、どうしよっかなぁ」
そんな軽口を叩き合っているが、先程の音、、、インカムから緊急招集がなっていたためすぐにでも出れるよう準備しなければならない
その事をよく分かっているショッピは起こされた事に苛立ちを感じながらも着替えに取り掛かる
そういえば同じタイミングぐらいで寝たはずなのにもう1人が起きていたな
そんな事に気づいたショッピはその疑問をそのまま投げつける
「朝早いんすね」
それに対して、ゾムからの返答
zm「まぁな」
なんとも短い会話で最低限のみの会話
しかし、その事に疑問を感じることはなかった
準備が終わり、すぐに部屋を飛び出した二人
何故わざわざゾムが待っていたかなんて疑問はショッピに持ち合わせていなかった
会議室に着けばゾムさんが扉をノックし、開けた
そこにいるのは総統と、その補佐のみ
zm「遅れて申し訳ありませんでした」
先にゾムが言ったため、ショッピはそれに合わせ頭を下げた
内心で暴言を吐きながら
総統「頭を上げろ」
総統からのありがたい?指示を頂き頭を上げる
ここからが本題だろう
総統「これから至急任務に行ってもらう」
ここからは内容のみを記そう
簡単に言うと
情報が取られちゃったから相手国の機器から消してきて、勿論今すぐ
と言ったもの
なんやねんこのハゲ
思わず出かかった言葉を呑み込むショッピ
伊達に幹部に成り上がっただけある
zm「承りました」
これが、幹部になっての初任務である
国を出て、その国の情報を確認しながら向かう
国名は日常国
期待はしてなかったが建物の構造は愚か、幹部や軍人の情報は一切無い
zm「ホンマブラックやなぁ」
ショッピが思っていた事が聞こえて来て驚き、今回の相方を見る
zm「やって幹部になって2日目やで!?ヤバすぎやろ!」
独り言と思われたが、どうやら話し掛けているらしい
特に覚える情報もないため、暇潰しとして話に乗ることにしたショッピは本心を曝け出す
「一般兵の頃から分かってましたが本当にそうですよね」
「あんなんが総統なんやったらこの国終わってそうなものですけどね」
「ホンマなんやねんあのハゲ」
中々出せない本心だからこそ、ここぞとばかりにつらつらと出てくる出てくる
それに嫌な顔せず、ゾムは笑って見せた
zm「ならさ、ちょっと共犯になってくれや」
この言葉がきっかけだった
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