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〜side北見〜




神様


なんで俺とロウさんのシフトはこんなにも噛み合わないんでしょうか?


もしかして神様も俺に嫉妬してますか?



「‥‥‥‥はぁ」



俺は今月の公休が載っている紙を眺めながらカップラーメンをすする



「織姫と彦星じゃん、俺たち‥‥」


「な、一緒の休みはずっと先だ」


「うぉっ!ロウさん⁈」



声がして横を見ると隣の席に座り頬杖をついて俺を見ていた


綺麗な顔に思わず見惚れてしまう



「見てないで早く食えよ」


「え?ロウさんを?」


「んな訳あるかよ。昼メシ」


「あ、あぁ‥‥そうですね」



何を言ってるんだ俺は‥‥

これじゃただのセクハラオヤジだ



「ロウさんはご飯食べましたか?」


「俺食べたよ。スティックパン」


「それだけ?お腹空きませんか?」


「大丈夫だ。片手間で食べらるし」



仕事人間過ぎて心配になる



「そう言えばこの前言ってた‥‥‥‥ん?‥‥あれ?」


「‥‥どうしました?」



ロウさんが胸ポケットやズボンのポケットを探り出す



「や、無いな‥‥どこか置いたっけ‥‥」


「何か無くしました?」


「俺のメモ帳‥‥しかもペンも無い」


「自分の机の上とかじゃないですかね」


「なんか近頃よく無くなるんだよな‥‥」


「‥‥物忘れですか?」


「なんだ?ジジイって言ったか?」


「言ってないです!言ってるのはロウさんですよ」


「ロウ先輩!!時間になりましたよ?迎えに来ました」




俺たちの会話を割いて喜多見が話しかけてきた


俺は喜多見を見ると小さく頭を下げた


喜多見はまるで気づかなかったかの様にロウの肩を揺らしている



「じゃあまた後でな」


「行ってらっしゃい」



ロウさんは迎えにきた喜多見に引っ張られ、席を立つ



「さっきの続き、早く教えて下さい」


「じゃあ最初から一度やってみるか」




喜多見の言葉の終わりにハートマークが見える気がしてムッとする


しかもアイツさっき俺の事無視したよな?



いや、俺はなんでアイツに嫉妬しなきゃならないんだ


10日間


それだけ我慢すれば喜多見は学校に戻るんだから、それまでの辛抱だ


しかも勉強しに来てるのに、2人の邪魔になるのも嫌だしな




俺は無理矢理自分を納得させた






.

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330

コメント

2

ユーザー

素敵です! 嫉妬しつつも疑い深くならないように自分を諭しててかわいいです!

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