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ティータイム

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ティータイム

1 - Afternoon Tea〈zmem〉

♥

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2024年05月10日

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⚠注意⚠


『ご本人様とは一切関係ありません』


キャラ崩壊・話し方崩壊 注意


四流組です。

(ほのぼの作品です。)


地雷の方、読みたくない方、 苦手な方は

ブラウザバックをして下さい


※詳しい知識は無いです。調べた情報を元に書いたので間違っている所もあります。


それでも良い方だけどうぞ










画像








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔zm視点〕

部屋でのんびりしていると、ドアをノックされる。


zm「どーぞ。」


ガチャリとドアを開け、ノックをした主が顔を出し、俺を呼ぶ。


??「zmさん」


名前を呼ばれ、俺はそれに答える。


zm「ん?どうしたんや?emさん」

em「あー、いえ、別に大した事ではないんですけど、これから一緒にお茶でもどうかと思って。」


声の主は、emだった。emさんとならなんだって楽しいから、お茶を呼ばれるのも大した事である。

返事は勿論YESだ。


zm「あぁ!一緒に飲もうや。あ、お菓子とかはあるんか?」

em「勿論ありますよ。実はなんと私、アフターヌーンティーセットを御用意したんですよ!」

zm「お〜、それって豪華な奴やんな?」

em「そうです!それに合わせて紅茶も用意しときましたんで。 」

zm「それならもうお呼ばれするしかあらへんな!」

em「気に入るといいんですがね。」

zm「ま、いけるやろ。」


俺達はemさんが用意した部屋に行き、中へ入ると各々ソファに座る。

部屋に入った瞬間、ふわっと香る紅茶の芳しい香り。emが選んだ紅茶はどれも美味しいので、今回も期待が出来そうだ。揃えられたお菓子達はスコーンやクッキーなど、おやつ時には定番のお菓子が綺麗に飾られている。


em「本来はサンドイッチやケーキなどを置くんですが、今回は手軽に食べられるクッキーやスコーンなどを用意してみました。」

zm「はぇ〜、そうなんやな。お、このお菓子美味そうやな。」

em「是非食べてみてください。紅茶との相性は抜群ですよ。」

zm「じゃあ、いただくわ。」


お菓子をひとつ手に取り、口に入れる。サクサクとした食感に、ほんのりとバターの香りが広がる。


zm「このクッキーうめぇ!」

em「そうでしょう?私も今まで食べてきたクッキーの中で一番美味しいと思ってて、紅茶と一緒に食べるとバターの香りが広がるのもまたいいんですよねぇ。あ、紅茶も飲んでみてください。」

zm「あ、せやな。」


ニコニコとしながら熱く語るemさんを見ていたら、つい紅茶と一緒に味わうのを忘れていた。

勧められるがまま紅茶を一口飲むと、バターの香りが更に増し、より一層味わい深くなる。クッキーを食べた後に飲んだのもあり、コッテリ感が抜ける。


zm「ぅぉ、この紅茶すげぇ。」

em「今日はストレートティではなくミルクティにしてみたんですよ。茶葉の種類はアッサムっていう種類で、ミルクティにしてもまた美味しいんですよ。」

zm「うん、このお菓子達によくあうな。emさんの言ってた通り、クッキーを食べてからミルクティを飲んだらクッキーからのバターの匂いが増したわ。」

em「でしょう?もう是非zmさんに飲んでもらいたいと思いましてね。一緒に味わうとより美味しく感じれるかなとも思ったんですよ。」

zm「emさんの選ぶ物がどれも美味いからなぁ〜。お菓子共々進みますわぁ〜。」

em「恐縮ですわ。」


そんな会話をしながら、俺は次々にお菓子を平らげる。勿論、emさんに淹れてもらった紅茶を飲みながら。

emさんはemさんで微笑みながら俺の様子を眺めている。

…たまにクッキーを摘みながら。


zm「…emさんはもっとお菓子食わんでええんか?なんか俺ばっかり食ってる様な気ぃするけど。」

em「え?あぁ、私はいいんですよ。今回はzmさんの為に用意したと言っても過言ではないですからね。」

zm「ほーん…あ、emさんはい、あー」

em「ぇ、あー…ん、このフィナンシェ美味しい。」

zm「せやろぉ?んじゃ次こっちはい、あー」

em「あー…ん〜、カヌレも美味しい。」

zm「やろ?ほらほらemさんももっと食え食え〜。」

em「あわわわわ」

zm「www」


さり気なくお菓子を差し出すと俺の持ってる手からそのまま食べるemさんが面白い。気を使ってなのか中々自らお菓子を食べ進めていなかったので無理矢理食べさせる。だが、emさんはそんなにも食べれないので程々の数で終わらせる事にした。

emさんにお菓子を食べさせると、誘われてからずっと気になっていたことを聞く。


zm「そう言えばemさんさぁ、俺を誘った時にこのセット用意した言うたやん?」

em「えぇ、言いましたね。それがどうかしたんですか?」

zm「いやぁ、もし俺が断ってたらその後どうしてたんかな思て。いや、勿論断る訳は無いんやけどな?」

em「あ〜、zmさんに断られたら保険としてutさんやknさんとかが来てくれる言うてたんで、断られてたら今頃は他の方とお茶してますね。まぁ、あんまり断られるとは思ってないですけどw」

zm「へぇ〜…。なら、ちゃんと断らず来て良かったわ。emさんもそう思うやろ?」

em「そうですね。まぁ、ちゃんと誘った相手に来て貰えるのは嬉しいですね。」


顔を少しだけだが赤くしながら照れ隠しをするかの様にミルクティを飲み見始めるemさん。

こんな姿が見れるから俺は一緒にお茶をする事も欠かさない。

暫くemさんを見ていると、まだ顔がほんのり赤いまま、問いかけてきた。


em「zmさん…?あの、あんまり此方をじっと見ていても何もありませんけど…?」

zm「え、あ、スマンスマン。無意識やったかもしれん。」

em「無意識…。」

zm「あ、じっと見てすまんかった!えーっと、ミルクティおかわり!」

em「…ふっw、わかりました。今淹れますね。」

zm「あ、あぁ、頼んだわ。」


流石にじっと見過ぎたようだ。もう何杯飲んだのかわからないミルクティのおかわりを貰う。丁度空になっていたから話題繋ぎにはもってこいの状態で助かった。

俺のカップを受け取り、そこにミルクティを注いでいくem。相変わらず紅茶を注ぐ所作が美しく、無駄が無い。淹れてる時位は見てもいいだろうと思い、じっとemさんを眺めていた。


em「はい、zmさん。注ぎましたよ。」

zm「お、おぉ、ありがとな!」

em「どういたしまして。」

zm「んー、でももうそろそろお菓子も無くなってまうな。」

em「あら、あんなにあったんに。追加で持ってきましょうか?」

zm「や、ええわ。あとこれ飲み終わったら戻るで。」

em「…そう、ですか…。」


少し寂しそうな顔をするemさんを見て、悪戯心が擽られる。

…ちょっとだけ揶揄ってみるか。


zm「なんやemさん、寂しいんか?」

em「えっ。いや、あの」


動揺したのか、慌てた返答をするem。

寂しいなら寂しいでハッキリ言ってくれてもええんやけどな。俺の為に大層なティーポットまで用意してくれて。そら他の奴呼ぶなら何人か呼ばんと減らんやろな。

そう思いながらまたemさんを揶揄う。


zm「寂しいならなぁ?まだ居て欲しいくらい言えばええねんに。遠慮することあらへんで?それにまだ、ミルクティ残ってるやろ?」

em「…zmさんには敵いませんわ。ちょっとばかしミルクティ作り過ぎてしまった様やしなぁ。まぁ、余った分は温め直して他の人にお裾分けするんで、別に気にせんくてええですけどね。」

zm「ふーん、ならええけどな。」

em「えぇ、ですから最後まで楽しく飲みましょうや。…また、誘えばええですし。」

zm「せやなぁ。ならまた誘ってや!emさんの淹れる紅茶は美味いし、絶対次も誘われたら行くで!」

em「そう言って貰えて嬉しいわ。ありがとうな。zmさん。」

zm「こちらこそお茶誘ってくれてありがとな。」


二人で顔を見合わせ、同時に笑う。

この時間がずっと続けばいいのに。そう思いながらも俺はカップに残ったミルクティを飲み干す。無くなってしまったカップを見て、もうちょっとゆっくりしても良かったかな。など思いながら、片付けを始めることにした。


zm「ん、御馳走さん!」

em「はい、お粗末様でした。では、片付けますね。」

zm「あ、俺も手伝うわ!その方がまだ一緒に話せるし、ええやろ?」

em「そうですね。片付ける早さも二倍になるし、有難いです。」

zm「よっしゃ、じゃあ俺このお菓子乗っけてたやつ持ってくわ!」

em「はい、お願いしますね。」

zm「おう、任せな!」


そうして俺達は、二人だけのアフターヌーンティーを満喫し、部屋を後にしたのだった。

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コメント

2

ユーザー

ぎゃわい"い"・・・

ユーザー

尊い…タヒぬ……( ^ω^ ว)

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