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俺はガープさんと共に店を出た。ガープさんが乗ってきた海軍の船に乗る。あまりにも話がぎゅんぎゅん進みすぎて、正直ついていけてない自分がいる。
いやいや、前向きに考えろ~俺。海軍のキャラに会えるんだ。そう考えればこんな機会滅多にないし、楽しまなきゃ損ってもんだろう。
ガープさんに連れられてやってきたのは、大きな建物の前だった。これが海軍本部基地。俺がしばらくお世話になる場所だ。
「ここで少し待っておれ」
ガープさんはそう言ってどこかへ消えていった。俺は言われた通りにその場で待つことにする。数分後、ガープさんは戻ってきた。戻ってきたガープさんの隣には女性が立っていた。え、おつるさんじゃん…。
おつるさんは俺に視線を向けると、にっこりと微笑みかけてくれる。俺より高いおつるさんは俺を見下ろし、そして頭を撫でる。
「…?」
「私の名前はつる。おつるでいいよ。よろしく」
「ジェイデンです。ジェイデンでも、ジェディでも、好きに呼んでください」
おつるさんと握手をする。
「あんたは客人だけど海軍の仕事も見学するんだろう?」
「はい」
「外出したいときは私やガープ、センゴクの誰かに言っておくれ」
「センゴク…さん……。海軍元帥の……?」
「そう。今は留守にしているからあとで顔を合わせに行こう」
おつるさんの言葉に俺は首を縦に振る。
それからおつるさんとガープさんに空き室を案内された。そこそこ広いシンプルな一人部屋だった。
「い、いいんですか? わざわざ部屋借りて……」
「さっきも言っただろう。あんたは一応客人だからね」
「遠慮せず使え使え!」
「…ありがとうございます。綺麗に使わせてもらいますね」
と、俺は2人に頭を下げた。こうして、俺は海軍本部での生活を始めたのであった。