僕はシュンタ。
僕は中学の入学式の時に、僕の
双子のような存在。
好きな物も嫌いなものもほとんど同じ
で、顔も似ている。けど別の人間、
「シンタ」と出会った。
あれから3年後、いや2年後かな、?
僕たちは、 無事に3年生を迎えた。
あの頃から変わったところ、、、
んー、、変わったところと言えば
色々あるだろう。
だけど、この数ある中から、
決定的に変わってしまったところなら
1つある。
それは、
「僕がシンタに好意を寄せている」
ということだ。
普通の人なら、
「同性なのに?」や「気持ち悪い」
など 思うだろう。
僕だって思う。
なんで好きになってしまったのだろう。
こんな恋、叶うはずなんてないのに。
ってね、
でも僕は、好きになったんだ。
いや、好きになってしまったんだ。
こんな叶わない恋なんて、
諦めてしまえばいい。そう、
諦めてしまえばいいんだ。
このまま諦めれたら、どれほど楽だろう
頭ではそう思っても、
心はそう簡単に言うことを
聞いてくれない。
分かってる。分かってるんだ。
好きになっちゃダメだって。
おかしいって。
こんな恋、諦めなきゃって。
そんなこと、僕が1番分かってる。
でも、そう頭で強く思っても、
心の奥ではやっぱり、
シンタを求めている自分がいる。
そんな自分がいることに、
嫌気がさしてくる。
だから思った。
僕は、重症だと。
だから僕は諦めた。
”この恋を諦めるのを”
とは思ったもののこのまま
一生諦めないのはさすがに辛いので、
この1年だけ。
この1年だけは諦めない。
そして、卒業で好きなことを伝えて、
盛大に振られよう。
そして、きっぱり諦めよう。
そしたら今後会うこともないし、
気まずくはならないだろう。
こんな逃げるような真似して
申し訳ない。
けど、告白して、そのまま気まずくなる のは、なるべく避けたい。
そうなったら、確実に僕の心が
壊れるからだ。
これはただの自分勝手に過ぎないけど、
どうか許して欲しい。
1年経ったら、キッパリ諦めるから。
だから、この1年だけでも、どうか
好きでいさせて、、
これは、
男の子を好きになってしまった。
__1人の少年の恋の物語__
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