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こんちゃ!!
今回も もとぱ!!書いていきます!!
設定は第1話をご覧下さい!!( *´꒳`* )
それでは!!いってらっしゃい(◍ ´꒳` ◍)
昼下がりのスタジオ。
レコーディングを終えて休憩中、元貴はペットボトルの水を口にしながらソファに腰掛けていた。
隣には、何気ない顔をして若井が座っている。
――本当は、ただそれだけでドキドキしていた。
昨日の夜も、今朝も……二人きりの時間を過ごしたばかりだから。
「元貴〜、さっきの歌めっちゃよかった!」
元気よく近づいてきたのは涼ちゃん。
その太陽のようなな笑顔に、元貴は反射的に背筋を伸ばした。
「そ、そう?」
「そうそう!特に最後の所とか、鳥肌たったわ〜!」
涼ちゃんが楽しそうに話す横で、若井は口元を隠して笑いを堪えている。
その仕草に気づいた元貴が、さりげなく足で若井を蹴った。
「いってぇ……何すんだよ元貴。」
「……黙れ。」
「ふふ、なんだよそのやりとり〜。夫婦みたいじゃん!」
涼ちゃんの何気ない一言に、二人は同時に固まった。
「っ……!」
元貴は思わず水を噴き出しそうになり、若井は咳払いでごまかす。
「……な、何言ってんの、涼ちゃん。」
「え?いや、仲良すぎて!冗談冗談!」
涼ちゃんはケラケラと笑って、また機材の方へ戻っていった。
その背中が見えなくなった瞬間、元貴は深く息を吐く。
「……危なっ……!」
「はは、元貴の顔、真っ赤だったぞ?」
「うるさい……!!」
唇を尖らせる元貴を見て、若井は少し身を寄せる。
周囲に誰もいないのを確認してから、耳元にそっと囁いた。
「……でも、夫婦って言葉。俺は嫌いじゃねぇけどな。」
「っ!!」
鼓動が跳ね上がり、思わず若井の腕を小突く元貴。
「バカ言うな……!……ほんとにバレたらどうすんだよ。」
「そのときは……公認ってことでいいんじゃね?」
からかうように笑いながらも、その瞳は真剣で。
元貴は視線をそらしたまま、小さく呟いた。
「……絶対ダメ。……俺たちだけの秘密だから。」
その答えに満足したのか、若井は穏やかに頷き、
ソファの下でこっそりと元貴の指先に自分の指を絡めた。
おかえりなさい!!⸜( * ॑꒳ ॑*)⸝
どうでしたでしょう?
涼ちゃん、ついに登場!!(出番少しだったけど、、)
では!!またね〜( ´ ꒳ ` )ノ