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nakamu side
kn「え?しゃけの部屋に行くー?!」
sm「マジで言ってんのか?」
きんときとスマイルに話したら意外な反応が返ってきた。
nk「うん。だから部屋教えて?」
sm「シャークんも何らかの事情で休んでんだろ?」
nk「じゃあなんで、休む連絡がひとつもないわけ?俺らには一つぐらいあっても良くない?」
kn「それは、、、。そうだけど、、、、、。」
多分言いたいことはわかる。
家にしゃけはいない。そう言いたいんだろ?
だって休んでいる理由は、家の事情だもんね。
でも俺は知っている。
これは先週のことだった。
3組担任『はぁ。なんでシャークん来ないんだろうな。』
『寮にいるのはわかっているけど。』
地理担当『学校に来た方が、勉強も捗るし、友達とも会えて一石二鳥だと思いますけどね。』
3組担任『もうそろそろ、部屋に行って聞いてみるか。』
地理担当『その方がいいですよ。きっと。』
職員室でなんて話してるのを聞いたから。
しゃけが部屋にいることはすぐわかった。
そっからこの決断をしたのは早い。
するときんときが、申し訳なさそうに言ってきた。
kn「でも、しゃけ家の事情で休んでるんでしょ?」
「なら行っても意味なくない?」
sm「いや、あいつは居る。」
「この前電気ついてたのをみた。」
、、、思わぬところでフォロー入ったな。
どうやらスマイルはしゃけがいるのを知っているらしい。
あいつもなんだかんだで、しゃけのこと心配してんだな。
kn「まあ、俺は止めないよ?」
「心配だし、親友だもん。」
nk「え?俺は?」
kn「ズッ友だろ?」
nk「あはは。んでしゃけの部屋番号は?」
sm「208号室。」
nk「ありがと。」
kn「行くからには、説得してこいよな!」
nk「わかった。」
そして俺は先生を説得し、合鍵をもらった。
そして今、部屋の前。
うわーーー、目の前に来て緊張してきた。
でも俺はチャイムを押した。
、、、、反応なし。
なら、、、強行突破だ。
俺は鍵穴に合鍵を刺した。
nk「お邪魔します。」
初めてくる、、、!しゃけの部屋、、、、、!
めっちゃしゃけの匂いする、、、、。
そんな少し淫らなことを思いながら
一歩ずつ、歩き出した。
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sha-kun side
待って待って、、!
なんでnakamuがいるの、、、?
俺の部屋に、、、nakamuが、、、、。
少し嬉しいけど、でも少し複雑。
絶対連れ戻しにきたはず、、、。
nakamuのこと全然見なかっただけで辛かったのに。
彼が来てくれただけで、なぜか安心したような気がする。
nk「しゃけ。」
そう俺の名を優しく呼ぶ君。
俺の耳には優しく聞こえすぎていて、思わず涙が溢れそうだった。
でも、、、。
絶対前みたいにはなれない、、、よね。
幻滅されてるよね。
そう馬鹿なことを思っていると、
俺はベッドに押し倒された。
え?え?えぇ!?
頭にはハテナがたくさん浮かんでくる。
nk「ねえ、しゃけ。」
「俺が、どれだけ我慢したと思う?」
、、、え。どういうこと、、、?
何を我慢してたの?
nk「しゃけが来なくなって、俺ずっとつまらなかったんだよ。」
「いつも、いつも。しゃけのことしか考えられなくて。」
「俺がどんだけ寂しかったと思う?」
あ、そうか。
え?でもなんで?
nakamuには好きな人がいるんじゃ、、、?
叶わぬ恋じゃないの?
俺の恋はどうなるの、、、?
そう考え込んでいると、いきなり顔を近づけられて。
チュっととんでもなく甘い、効果音がして。
キスをされたのだと瞬時に理解した。
、、、ぇ?
nakamuって好きな人いるんじゃないの、、、?
俺にこんなことしていいの?
nk「しゃけ。」
「俺、実は、、、、
しゃけのこと好きだったよ。
「気持ち悪いよね、、、。同性を好きになるなんて。」
「振ってくれて構わないから。諦めがつくs、、、」
何かを言いかけた。
多分、振られたいのだろう。
早く諦めたかったのだろう。
だって、彼は泣いていた。
だから、俺はその言葉を遮って声を振り絞った。
sha「、、、君が、、、いい。」
「他の人を好きになるなんて、、、嫌だ。」
「俺だって、なかむの事好きなのに。」
甘党なところ、声が俺とは違って高い声なとこ、いつもみんなを引っ張ってくれるとこ
そして何より笑顔が、、、
どこの誰よりも、、、1番綺麗。
nk「、、、ぇ?ポロッ」
「ほ、んと、う?ポロッ」
「ねえ、、しゃけ、、、。」
彼は涙をこぼしながら、笑顔で言った。
nk「俺と付き合ってくれませんか?」ポロッ
もうなんていうか決めてる。
sha「、、、こちらこそ。」
もしかしたら、めっちゃ甘えることはできないかもしれない。
どこか行こうと、積極的になれないかもしれない。
でも俺は。
俺なりのやり方で。
彼に存分に甘えようと思う。
一応。
声を出したのは、彼が初めてだから。
nk「しゃけ、もっかいしていいw?」
sha「何を?」
nk「キス。」
sha「え。」
nk「まあ、しゃけに否定する権利はありませんから。」
sha「別に、、、。いいけど、、、。」
nk「ありがと〜!」
そしてまた俺たちは。
同時にキスを交わした。
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はいぃぃぃ。団子ですぅ。
昨日は出せなくてすみませんでしたーーーーーー。
スーパー言い訳タイム入ります。
昨日、部活が17時50分に終わりまして、、、、。
そして昨日、塾だったのですよ。
そして帰ってきたのが、、、22時。
急いで書きましたが、間に合わず。
すみませんでしたーーーーー。
話は突然変わりますが、
今回で最終話となります。
一応epilogueは、書くつもりではいますが、、、。
続きって気になりますか?
書いて欲しい方はコメントしてくださると幸いです。
なくても、続ける可能性はありますが(((
そして最後に、[声を出せる僕と出さない君]を見てくださり、ありがとうございます!!!
初投稿なので、正直見てもらえるかが不安でしたが、いろんな方に見てもらえて嬉しいです、、、!
次回「epilogue」
オタノシミニ!
コメント
2件
初コメですっ!めっちゃ好きです((( 続き見たいです()
続き見たいです! めっちゃてぇてぇです……