俺とブルックの出会いについて、今回は思い出そうと思う
初めての出会いは確か20年前。
俺の記憶の最古と言っても過言では無い。
あのことはずっと覚えている。
5歳の誕生日、ブルックと出会った。
出会った場所は近所の公園だった
きんとき「グスッ、ポロポロ」
1人で夕方、ブランコに乗って泣いていた
????「ねぇ!どおしたの?」
きんとき「ぇ?ポロポロ」
俯いていた俺は視線をあげると俺より少しだけ身長がデカくて、お使いなのかな、と思うような野菜を2・3個持っていた。
????「なんでないてるの?」
ニコッと笑顔でこっちを見てくる
きんとき「おりぇね、、おかあしゃんがおしごとでかえってこなくて、おたんじょうび、おめでとうっていってもらえなかった、、ポロポロ」
????「、そうなんだ!じゃあぼくがおめでとっていう!」
きんとき「ぇ?」
????「いやだった?」
きんとき「、う、ううん、いやじゃない」
????「ねぇねぇ、ぼくとおともだちになろ!」
きんとき「おももだち、?」
????「うん!ぼく、ぶるーくっていうんだ!」
きんとき「おれ、きんとき、」
ブルーク「きんさんよろしくね!」
ニッと笑って手を差し伸べた
きんとき「よろしく」
初めての出会いはそれからだった。
小学生になると、
ブルークは居た。
ブルーク「あっ!」
ブルーク「ねぇねぇ!」
トントンと肩を叩くブルーク
きんとき「ん?」
ブルーク「きんさんでしょ!」
きんとき「……ブルーク、?」
ブルーク「そう!ブルークだよ!」
きんとき「ひさしぶりだね」
ブルーク「うん!きんさんまたあえてうれしいな〜!」
小学校では6年間
ずっと同じクラスだった。
中学生になって、ブルークと同じクラスにまたなった
ブルーク「よろしくね!きんさん!ニコッ」
きんとき「よろしくねニコッ」
ブルークはクラスで明るい方、、いわゆる陽キャで、俺はその反対、クラスで大人しい方、陰キャだった。
それでも、ブルークは毎日話しかけてくれて、毎日一緒に帰ろって誘ってくれた。
高校はブルックが同じところに入った。
ブルーク「滑り込み合格ぅ☆」
と言ってピースをするブルック。
きんとき「授業ついていけなくても知らないからね?w」
と、軽くイタズラを言った。
ブルーク「僕天才だからついていけるよ」
なんて、バカ話をしたりした。
高校では俺にモテ期…と言うやつが来たみたいで沢山告白された。
でも全部振った。
ブルーク「なんで全部振っちゃうのさ〜、」
きんとき「だって……、」
裏でたまたま聞いてしまった。
『ブルークの方無理だったからきんときの方告るわ〜笑』
って言ってる人、
『きんときカッコイイし』
顔だけの人
『なんとなくよ笑』
なんとなくの人……
俺のことを好きにはなってくれてないんだ。
俺の中身なんて見てくれてないんだ。
それに、俺は高校生になって気づいたけれど
中学生のときからブルックのことが好きだったんだ。
それから、俺はずっと片思いをしている。
なんで、俺、好きな人と世界から消えようなんて言ったんだろう。
なんで、俺、告白ちゃんとしなかったんだろう。
思い返せば沢山の反省点。
今すぐにでも君にあって謝って、
今の気持ちを素直に伝えたいよ。
コメント
3件
うわぁー好きだわ、